GUJO ROBOT CLUB(郡上ロボットクラブ)

地域の科学好きな子、ロボット好きな子に、ものづくりと科学技術の楽しさを伝えるため、小中…

GUJO ROBOT CLUB(郡上ロボットクラブ)

地域の科学好きな子、ロボット好きな子に、ものづくりと科学技術の楽しさを伝えるため、小中学生が工作やプログラミングに挑戦する教室を開催しています。2017年より岐阜県郡上市で活動を開始しました。このページではクラブ外のイベントレポートや取り組みなどを紹介していきます。

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最近の記事

m5stackを使った小型サッカーロボット

ボールを探して、つかんで、キックできるロボットです。 A robot that can find, grab and kick a ball. 目的2023年の9月にm5stackを使った製作物ならなんでも出せるコンテストがありました。参加賞が、m5stampというマイコンと、自分の提出した写真付きTシャツという事で、ちょうど作っていたものがあり参加しました。これがそちらのページです。 https://protopedia.net/prototype/4512 ですがこのペ

    • ロボカップジュニア交流会@郡上 レポート

       2023年10月8日(日)郡上八幡青少年センターにて、ロボカップジュニア サッカー部門の交流会が開催されました。  午前は選手による技術紹介、午後は初心者から上級者までの混合チームによるビッグフィールドでの交流戦が行われました。  ロボカップジュニアに取り組む小学4年生から高校生まで、26名が参加しました。郡上市の選手だけでなく、岐阜市や、滋賀からも経験者が交流に駆けつけてくれ、内容としても非常にレベルの高い交流会になりました。  技術紹介では、10名の選手が最近の取り組

      • 最近のテレビゲームはファミコン時代のゲームとどう違うのか。

        私はもうすでに子供ではないですが、今でも、子どもの心でゲームを楽しんでいます。そうすると大人の矛盾にすごく気づくことがたくさんあります。でも、それが大人の「常識」であったりします。 今回は、子どもの心をもって、子どもにはできない大人の言論術で論理的に子ども側の主張をしたいと思います。 実はゲームの進化は社会の進化と似ています。 私の子どもの頃のゲームは、基本は一本道に敷かれたレールの上を進むもの。最終的なゴールも「竜王を倒したらクリア」という風に決まっている。もし2つの

        • ロボカップジュニア・岐阜ブロック大会2023 サッカーライトウェイト 開催レポート

          2023年1月9日(月・祝)岐阜県郡上市にある郡上八幡青少年センターにて、ロボカップジュニア・岐阜ブロック大会2023のサッカーライトウェイトリーグが開催されました。 岐阜県内の地区大会より推薦された16チーム37名が参加しました。この大会は、自分でロボットを制作し、搭載したマイコンにプログラムを書き込んだ2台のロボットでサッカー競技を行い、ロボット製作の技術力を競い合うものです。自動で赤外線を発行するボールを追いかけるようにプログラミングされたロボットたちは、相手のゴール

        m5stackを使った小型サッカーロボット

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          3本
        • SEVEN SEEDS
          2本

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          ロボットの外装の製作過程のメモ

          ロボット用の外装を製作したのでその製作過程を残しておきたいと思います。 使用したもの 3DCAD 3Dプリンタ サーフェイサー アクリル絵の具 トップコート(マニュキュア) 設計まずは3DCADにてロボットに載せる外装の形状を設計しました。 エクスポート3Dプリンターで出力できるようにデータをstl形式で出力します。 製造データを3Dプリンタで出力します。光沢のあるフィラメントを使ったので変わった色(銅色)になっていますが気にしないでください。 仮組みです

          ロボットの外装の製作過程のメモ

          ロボカップアジアパシフィック2021あいち(ジュニア部門サッカー)レポート

          2021年11月25日から29日に開催されていたロボカップアジアパシフィック2021あいちにボランティアスタッフとして参加してきました。(競技は28まで、29日はシンポジウム)選手とともに活動を見守ってきましたので、参加に至るまでの経緯も含めてレポートしたいと思います。 大会の概要長い名前ですが、ロボカップとして、公式の世界大会とは別にアジアで行われる国際大会のことです。毎年日本で行われるわけではなく、今年は日本ということで数年前から楽しみにしていました。とはいっても今回は

          ロボカップアジアパシフィック2021あいち(ジュニア部門サッカー)レポート

          後編・オリジナルアイテムの作り方 ~マインクラフト統合版(PC)~

          前回の記事 前回は、オリジナルアイテムの追加方法を解説しました。今回は追加アイテムのアイコンもオリジナルのものに変更したいと思います。 使用するのはWindows10版統合版マインクラフト。バージョンはv1.17.34です。 今度はresource_pack(リソースパック)が必要です。アイコンはリソースパックのほうに入っているからです。つまりオリジナルアイコンのアイテムを追加するためには、前回のビヘイビアーパックとリソースパックの二つが必要になるわけです。 こちらも

          後編・オリジナルアイテムの作り方 ~マインクラフト統合版(PC)~

          前編・オリジナルアイテムの作り方 ~マインクラフト統合版(PC)~

          マイクラでオリジナルアイテムを作ります。ネットで情報検索してやっとできました。いろいろ情報は分散してましたので、個人的なまとめをします。 使用するのはWindows10版統合版マインクラフト。バージョンはv1.17.34です。情報が古くなると変わる可能性はあります。 まずはbehavior_pack(ビヘイビアーパック)があると楽ですので作成します。これについては長くなりますし、作成方法は解説サイトがたくさんあるのでそちらを確認してください。面倒という人は以下のテストパッ

          前編・オリジナルアイテムの作り方 ~マインクラフト統合版(PC)~

          マイ村運動会 レポート

          夏休みに自分たちの村を自分たちで作る「マイ村キャンプ」を開催したNPO法人SEVEN SEEDSが、また新しいイベントを行いました。それが「マイ村運動会」です。 非常に面白いイベントとなりましたのでレポートします。 はじまりそもそもこれは、夏休みのキャンプを終えた子供たちがオンラインで交流を継続し、今度集まって何をする、という話をするところから始まります。 「今年は緊急事態宣言で小学校の運動会が中止になっちゃった。」 「私も・・・」 「残念だよね。」 「じゃあさ、

          マイ村キャンプ レポート

          郡上ロボットクラブはセブンシーズの主催するマイ村キャンプを応援しています。 大人から与えられた範囲で物事をこなすのではなく、自らの力で進む子どもたちを育てる。これはロボットクラブの狙いとする精神と同じだからです。 マイ村キャンプはセブンシーズが主催するキャンプイベントです。セブンシーズは今年(2021年)の4月に結成されたばかり。今回、第1回のキャンプが終了しました。 キャンプと言うと、自主性を大事にすると言っているキャンプだとしても、当日集まった仲間たちと基本は大人の用意

          マイ村キャンプ レポート

          郡上ロボットクラブのポリシー

          小学生高学年から中学生向けに、土曜日に、ロボコンにチャレンジするためのロボット製作をするクラブを開催しています。 大事にしているのは、学ぶことではなく、楽しむことです。 興味が先、やりたいことが先、だから知りたい=学ぶ、という順序を間違えないようにしています。 また、やったことが失敗しても絶対に否定しません。なるほど、そうなったか、次はどうしようか?と言います。失敗は次のアクションの動機付けになります。 全員を一定のレベルまで引き上げようとしないように、子供の背中を押し過

          郡上ロボットクラブのポリシー

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          スマートフォンのバッテリーのお話

          スマートフォンのバッテリーってみたことあります? 携帯電話のころはバッテリーが取り外せるのは常識だったのですが、スマートフォンになって、最近は外せないものの方が多くなってしまいました。そのバッテリーを交換してみたお話です。 スマホの中身、楽しいです。

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          CO2レーザーカッターBeamoを購入してみました。

          (動画内の字幕ボタンで、修正済みの字幕出せます) 今使っている3.5Wの半導体レーザーでは時間がかかりすぎて効率が悪かったので、思い切って30WのCO2レーザーカッターを購入してみました。 小型のレーザーカッターが最近いろいろでてきていますが、やはりCO2レーザーの出力の高さは安心です。 届くまでは不安でしたが、結果的に出荷状態もよく、なかなか良い製品だと思いました。 今後活用ししていきたいと思います。 購入元のFLUXーJapanのページはこちら https://flux-japan.jp/

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          ロボカップジュニア 岐阜ブロック サッカーライトウェイト オンライン交流会

          ロボカップジュニアは19歳以下が参加できるロボットコンテストで、日本の各地域の活動は、スポーツクラブのように、地域のボランティアによって地道に続けられていることが多いです。 知名度はないですが、その分、それにのめりこんだ子供たちの目的は純粋に技術に向かい、毎年大会ではかなりレベルの高い競技が繰り広げられています。 そんな彼らにとっての年に一度の岐阜の県大会にあたる岐阜ブロック大会が、コロナウィルスの影響で延期になってしまいました。その代わりとして、その日に持ち寄ってもらう

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          ロボカップジュニア 郡上ノード大会を開催しました

          令和2年12月26日にロボカップジュニア郡上ノード大会を開催しました。この大会は一年間の子どもたちのロボットクラブでの活動の成果発表の場として開催しています。 コロナウィルス感染が拡大しており、中止も検討しましたが参加者が限定されており、十分な対策を行えばリスクは大きくないと判断しました。 ロボカップジュニアのロボットコンテストはSTEAM教育とかアクティブラーニングとか、そういった言葉がないころから自然にそれらを行っていました。何かものを製作するということは、STEAM

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          小学校の本来の姿と過去のイメージ

          大阪市立大空小学校元校長先生の木村泰子先生の本。 「ふつうの子」なんて、どこにもいない を読みました。 とってもよかった。子育てに悩んでいる人は是非読んでほしい本です。 紹介されている大人と子供のやり取りの中に本音の会話が見える。 こんな本音で話のできる先生には僕は出会えなかった。 学生時代は周りの顔色をうかがいながら誰かが決めたルールを探してそれを守ることばかりを気にしていた覚えがある。小さい頃から自分の考えよりも誰かが決めたルールを守ることが大事と教え込まれていたし、

          小学校の本来の姿と過去のイメージ