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ロボカップジュニア交流会@郡上 レポート

 2023年10月8日(日)郡上八幡青少年センターにて、ロボカップジュニア サッカー部門の交流会が開催されました。
 午前は選手による技術紹介、午後は初心者から上級者までの混合チームによるビッグフィールドでの交流戦が行われました。
 ロボカップジュニアに取り組む小学4年生から高校生まで、26名が参加しました。郡上市の選手だけでなく、岐阜市や、滋賀からも経験者が交流に駆けつけてくれ、内容としても非常にレベルの高い交流会になりました。

 技術紹介では、10名の選手が最近の取り組み内容を紹介してくれました。3Dプリンターで部品の製作に挑戦している内容や、今年からマイコンをより本格的なものに変えた等、選手のリアルな体験からくる報告がとても参考になりました。技術面だけでなく、製作の取り組み方や、道具(3Dプリンタ)の使い方、情報の調べ方の紹介もあったのは、非常に興味深かったです。

最近の取り組んだ成果や、技術情報を紹介してもらいました

 聞く人にメリットがあるのはもちろんですが、発表者にもプレゼンの経験を積めるというメリットがあります。人前で話すことで、もっとこうしたほうが良かった、次はこうしよう、というアイデアも出てきます。発表は何度も経験しておくと、本当に必要なプレゼンの際に絶対役に立つと思います。

ロボットの紹介には人だかりができます

 昼食の後、6~7名の上級者から初心者までをランダムに割り当てた4チームによる、ビッグフィールドの対戦が行われました。条件として同じ地区の選手やチームメイト、同じレベルの選手があえて別のチームになるように設定しました。
 ビッグフィールドは、通常フィールドを2つ分を組み合わせ約2倍の大きさにしたもので、5vs5の10台が入っても競技ができる広さです。

公式フィールド2枚を組み合わせたビッグフィールドです。

 やはり上級者のロボットは強く、初心者のロボットはなかなか追いつかなかったり、遠くのボールをみつけられなかったりするので、初心者は自分で1ゴールを決める!ことを目標にがんばりました。
 こういった交流会では、チームの勝利よりも、先輩のロボットの動きが身近で見られることや、自分のロボットが目的の動きができていたかを確認し、今後の試合に役立てることが重要だと思っています。

スーパーチームは世代間の交流があるのもいいところです

全部で6試合が行われましたが、調整中や故障のため出られない試合がある選手も多かったと思います。大会では故障してしまって試合に出られない状況になると順位は下がってしまうので、大会までにしっかり調整を進めてください。

ロボット解体ショー

他地区の有力選手も来てくれたおかげで、レベルも高く、非常に有意義な買いになりました。またやりたいと思うので、次も皆さんぜひ来てください。

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