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松本杏奈さんの本で【夢をつかむ力】と虚偽レビューに騙されないリテラシーを学ぼうの話

※トップ画はスタンフォード大学、留学ジャーナルのサイトより。

☆松本杏奈さん

松本杏奈さんをご存じでしょうか?
2021年3月に徳島県の私立高校を卒業、そしてなんとアメリカの超名門スタンフォード大学に合格して同年9月に進学しためっちゃ凄い方です✨

今年の4月下旬に自伝、『夢をつかむ力』(KADKKAWA)が出版されました。(以下「本書」と表記します)

🔖ピンクは松本杏奈さんのアイデンティティーカラーだそうです。
初めて美容院で髪をピンクにしたときのエピソードも語られていておススメ!🎀元気になれます!😊💕

私は日頃から、イザというときに海外で活躍できるスキルを身につけようと呼びかけています。
まさにそれを実践された方で、尊敬です✨
この記事では、皆さんに「読んでみたい!」と思わせるようにレビューを書いてみたいと思います。

☆アメリカの大学入試

本書にもあるように、アメリカの大学入試はかなり日本と異なります。
日本だと「テスト一発勝負」というイメージがまだまだ強いと思います。
(実際には推薦・AOなどかつてよりは多様化していますが、まだまだ偏差値序列のイメージは根強くありますよね。)

アメリカの大学入試では、(本書21・22ページ等より)
(✅は必須、🍃は希望者のみ)
全米統一大学進学適性試験(SATもしくはACT)
英語力試験
受賞歴
課外活動
学校の成績
推薦状
エッセイ(各大学から数本ずつ求められる小論文)
🍃追加提出物(絵画作品のポートフォリオ、楽器演奏の録音、演劇の動画等)
🍃外部推薦状(学校の先生以外の人からの推薦状)
🍃学校によっては面接実施

以上が「総合評価」されて合否が決まります。
日本のような「合格最低点」みたいな概念はないので、模試でA判定とかB判定みたいな文化は基本的にありません。

むしろ日本だと「就活」に近いでしょうか。
入試当日だけでなく、それまでの取り組みとか人生全体、及びそれをいかにプレゼンできるが問われます。
⚠️尤も、日本の就活は私から見てかなり歪んで見えますが😝

松本杏奈さん曰く、「大学の校風と受験生の人間性との相性」、つまり「マッチング」もとても重要なのだとか。
なんだか恋愛みたいですね💦💕
人によっては、日本の一般入試のほうがスキという方もいると思います。
でも偏差値至上主義にかねてから疑問を抱いていて、かつ日本の学校において「問題児」だった松本杏奈さんは、アメリカの大学にチャレンジする意義を見い出すのでした。

☆夢をつかむ力とは?

高校2年4月の時点で「英検2級」くらいの英語力しかなかった松本杏奈さん。
そんな彼女がどうして「夢をつかむ」ことができたのか。
私なりに本書を読んで、3点を取り上げてご紹介してみたいと思います。

情報収集力

出身高校からアメリカの大学に進学した例はなかったという松本杏奈さん。
とにかくネット等を駆使して徹底的に情報を集めます。
その結果、理系分野のトップの人物が集まり、超一流の講師から学ぶことのできる「アジアサイエンスキャンプ」に参加できました。
この経験がとても大きかったようです。

それと、「超お金持ちでなければアメリカの大学は無理」という定説めいた偏見に抗い、例えば各種の奨学金や公費で参加できるイベント等を積極的に発見し活用していきます。

やってもみない、調べもしないで「無理」と諦めず、徹底的に情報を集めて不可能を可能にする術を探していく。
松本杏奈さんの情熱と行動力、そして情報収集力は凄いと思いました。

情熱は人を動かす

土地柄や校風もあるのか、「アメリカの大学なんて絶対に無理」と最初は学校の先生や級友たちに呆れられ、「反対」どころか「阻止」されたと語る松本杏奈さん。

しかし、あるできごとをきっかけに(感動シーンの一つなのでぜひ本書でお楽しみください!✨)高2時の副担任が理解を示してくれるようになり、それを皮切りに高3の担任や他の先生、そして級友などが少しずつ味方してくれるようになります。
また、各種イベントへの参加等を通して、「戦友」だと思える仲間も全国各地にできていきます。

「あなたは、人を味方につけるのが上手いから。みんなが応援したくなってしまう」
とは高3時の担任の言葉。(本書88ページ)
松本杏奈さんの人間性、そして信念や情熱が人を動かすのでしょう。
私も本書を読んで、応援したいという気持ちがいっそう増しましたし、私自身もそうありたいと思いました。

社会問題として捉える視点

スタンフォード大学合格を果たし本書を書いている今、松本杏奈さんはこう回想しています。(87ページ)
「今思い返せば、私の挑戦を阻止しようとしたあらゆる大人たちは悪くなかったと思う。社会が彼らにそう振る舞わせていたのだ。」

そして別の場所(183ページ)でこうも言っています。
「これは彼らの問題ではない。社会問題なのだ。」

至言です。
何事かを真剣に究めようと努力したからこそたどり着ける境地だと思います。

私など、挑戦する人を(無意識に)叩き潰し冷笑系を気取る人たちに辟易することが多いですけれども、松本杏奈さんは
「世の中は、想像している以上に努力する若者に対して寛容である。」
と仰います。(96ページ)

罪を憎んで人を憎まず…とはちょっと違うかもしれませんが、わかり合えないバカばかりと嘆き過ぎるのもたまには仕方ないけれど、諦めずに情報収集して信念と情熱をもってやるべきことをやっていれば存外希望はある、と信じて私も頑張ろうと思いました。
そして自分自身、努力する人に寛容な大人で在りたいと切に願います。

☆おわりに

他にも、具体的な英語修得法やモチベーション維持の工夫、タイムマネジメントについてなど具体的な心構えやノウハウがたくさん詰まっています。
実際にスタンフォード大学の入試で提出したエッセイの一部も、英語と日本語訳で紹介されています。
ラストのほうで、スタンフォード大学の先生とのオンライン面接に挑むくだりとか(もちろん全篇英語トーク!)、泣けました
😭

自信を持ってお薦めしたい1冊です。
私は皆さんにも海外に興味を持ってほしいですが、海外進学だけでなくあらゆる「夢をつかむ」ことにもたくさん応用できると思います。

誹謗中傷ダメ、絶対! 

そんな松本杏奈さんですが、5月に入りTwitterアカウントを削除してしまいました。
Amazonレビューに超長文で松本杏奈さんを貶める内容の記事が載り、それを真に受けた人々が心無い言葉を大量にぶつけたようです。
(以下、「本レビュー」と表記します)

その本レビューはとても酷い内容でした。
虚偽の事実をさも本当っぽく見せるように書き、その虚偽に基づいた悪意と決めつけで松本杏奈さんだけでなく、スタンフォード大学やアメリカの大学に進学すること自体をも貶める内容です。
しかも、スクショしようとすると10枚以上にも及ぶ超長文。
内容と長さと相まってめっちゃキモイです。

当初は本レビューに反論することも考えましたが、およそまともに取り合うに足りるレベルの内容でないのでやめます。
っていうかもはや書籍のレビューですらない、ただの誹謗中傷です。
私が言いたいことは、蘭丸さんとご友人の方がこちらの動画でほぼ仰ってくれていますので興味のある方はぜひご覧ください。
(⚠️松本杏奈さんと面識がある?(知り合いの知り合い?)
スタンフォード大学の受験経験もあるので次々と本レビューの嘘が暴かれていきます。)

情報リテラシーを持て!

…まあ「情報リテラシー」とかいう以前の問題で、そもそも松本杏奈さんを叩いてる人たちは本書を読んでないです。
断言できます。読んでいれば、本レビューが虚偽、あるいは信憑性に極めて乏しいこと(≒松本杏奈さんの本書の内容に嘘がないこと)などすぐに見抜けるからです。

もし本書を読んだ上でそれでも本レビュー内容に一目置くとか、本書内容には再現性がまったくないとか本気で思うのであれば、申し訳ないですがそれは「想像力」「共感力」「応用力」「読解力」などのいずれか、あるいはいずれもがやや欠けていると言わざるを得ないです。
自分の人生や、夢をつかむのに活かせるヒントは本書にたくさん書かれています。

っていうか、例えば「エジソンの伝記」を読んで、「これを読んでも私には1000件もの発明はできない、再現性がない」「エジソンは環境に恵まれていただけだ」「発明なんてそんなに難しくない」とかいちいちクレーム言うヤツの意見を真っ当だと思わないでしょう。
エジソンの生涯から何かを学んで、活かせる部分を活かしたり、あるいは活かせなくともその生き様を知ってテンション上げたりとか、伝記ってそういうものだと思います。
勉強法や心構えも同じです。万人に完全に通用する勉強法なんてありません。
あくまでも「松本杏奈さんはこの方法で成功した」ということです。
そこから何を学び取り、どう応用するかは読者次第です。

どうしても何か言いたいのなら、とりあえず本レビューを鵜呑みにしないでまず自分で本書を全部読んでからモノを言いましょう。
もちろん好き・嫌いはありますし、読んだ上で健全に批判する自由もありますが、それは仲間内とか自身のブログ・ツイート等ですればよいのであって、本人にわざわざリプしたりはやり過ぎです。
モラル違反なだけでなく、態様によっては犯罪や民事上の不法行為になります。
中立を気取って炎上原因を解説したりするのも私には「いじめへの加担」に見えます。

希望

本レビューへの反論をやめたもう一つの理由は、わざわざそんなことをしなくても本書の内容から、松本杏奈さんはたぶん大丈夫だと思えたからです。
「人間の汚さを見て絶望も味わったけれども、やがて人間の美しさや希望に気がついた」と語る松本杏奈さん。(183・184ページ、アヤによる要約)
一時は深く傷つけられても、「それは社会問題のせい」であり「希望もある」ことは体験済みな松本杏奈さんです。
きっとスタンフォード大学でないとできない経験や勉強をたくさんして、パワーアップしてまた発信してくれると信じます。
(⚠️発信の場がTwitterである必要はまったくないと思います。)

…だからっていい大人が、スタンフォード大学に合格できて喜んでいる、そして少しでも後輩の役に立てればと行動する18歳の女の子をよってたかって叩いてんじゃねーぞコラ💢命に関わることもあるんだぞ!💢💢💢

最後に、私が好きなこちらの画像を貼っておきます。
クソリプばかり見えても、その200倍くらいモノ言わぬ支持者・ファンの方がいて共感・応援してくれているものです。
発信者たる者、常にこのことを忘れずに意識したいと思います。

「この絵は理科的におかしい!」というコメントは求めてません😝

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本書「はじめに」で「美しい世界を作りたい」と語る松本杏奈さん。
私も、「ジェンダー平等×ハートフル×ピースフル」な世界を作りたいと公言して今日までやってきました。
松本杏奈さんの為した偉業に比べれば私のやっていることなど大したことはないでしょうが、せめて同じベクトルは向いていたいと思います。
「挑戦することが当たり前の、主体的に行動することが当たり前」(本書183ページ)で、挑戦する人を叩くのではなくそれを支え合うのが当たり前の世の中を作っていきたいですね。
またねー!
💕


🎀もう一度だけリンク貼っておきます!


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