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【速報版】石垣のりこ議員の発言に関する緊急アピール

※この記事は、内容自体は全文無料で読めます。どういうことかは、最後に趣旨説明を致しますので、安心してこのままご覧ください。では、始めます。

☆本記事作成の理由

石垣のりこ議員(立憲民主)のツイートが炎上している件で、ネトウヨや自公政権の支持者が何を言おうがどうでもよいのですが、何人かのご病気を患っていらっしゃる当事者の方が、件の発言を強く非難しているのを拝見致しました。

当事者やその周囲の方々が議員の発言により深く傷ついた、ということは重く受け止めるべきであると思います。

その上で、そのような方々の受けた傷や苦痛を少しでも緩和できればと考え、急ぎ執筆をしているしだいです。

☆事実経過の確認

✅8/28 15:53 石垣のりこ議員が以下のツイートを発信。

(以下、このツイート内容を「本発言」と表記します)

✅同日22:21 石垣のりこ議員がTwitterで以下のペーパーを発信。

石垣のりこ議員の見解

✅同日23:54~ 石垣のりこ議員が謝罪ツイートを3連投。

3つあるので、全文を私のほうでまとめて引用します。

「先ほど福山幹事長より「”大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物”という表現は、不可抗力である疾病に対して使う言葉として不適切である」とご指摘を頂きました。確かにこの箇所の表現に、疾病やそのリスクを抱え仕事をする人々に対する配慮が足りなかったと反省しお詫びします。」

「立憲民主党は綱領で「私たちは、一人ひとりがかけがえのない個人として尊重され、多様性を認めつつ互いに支え合い、すべての人に居場所がある『共に生きる社会』をつくります」と掲げています。」

「この綱領のもと、私も党の一員として、「身体的特性や疾病で、本人の就労意思が阻害されない、強くたおやかな社会」「全ての差別を克服する社会」を構築するため、今後も引き続き職務に邁進して参ります。」

✅今日8/29になり、立憲民主党宮城県連合や枝野幸男党首のアカウントなどでも謝罪のツイートあり。

事実の経過は以上です。

☆本発言の対象(目的語)について

本発言は、前段と後段に分けて考えられると思います。

まず前段ですが、

「総理といえども「働く人」。健康を理由とした辞職は当然の権利。回復をお祈り致します。」

この部分は、安倍総理個人について言及していることは明らかです。

続いて後段ですが、

「が、「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」を総理総裁に担ぎ続けてきた自民党の「選任責任」は厳しく問われるべきです。その責任を問い政治空白を生じさせないためにも早期の国会開会を求めます」

この部分の目的語は、「自民党(の、持病のある人間に対し何の配慮も対策も講じていない態勢)」であると解釈するのが自然な読解だと私は思います。

前段と後段とでは、対象(目的語)が異なっていることにご留意ください。

第一印象としては、安倍総理個人や、病気そのもの、ましてやご病気を患う方全般を指して言っているという風には私には読めなかったということを白状しておきます。

※「危機管理能力のない人物」の部分からは、石垣のりこ議員の安倍総理個人に対して抱いているマイナスイメージを読み取れます。また、症状の発生は「癖」ではないので、字面としてはこの部分は不適切ですが、この点については後述します。

☆個人の病気ではなく党という組織の在り方を問題にしている

私の読解・解釈が誤りでなかったことは、石垣のりこ議員が後になって出したペーパーによっても裏づけられています。

私のほうで要約すると、過去に病気で任期途中で辞任した人物を再度総理に担ぎ上げ、約8年間で度々、特に最近は総理の健康問題が取り沙汰されていたにもかかわらず、党として何の配慮も対策も講じてこなかった、その結果、よりにもよってコロナ対策待ったなしの状況下で、再び同じ病気により任期途中での辞任に至ってしまった、このことについて政府・与党の組織責任を問うている内容だと思います。

繰り返しになりますが、私はやはり、病気そのものやご病気を患う方全般を中傷・差別する意図は感じません。

☆真摯な謝罪

本発言から8時間後、石垣のりこ議員は3つのツイートに分けて謝罪と今後の決意を述べています。

私は、この謝罪は真摯なものであると評価できると思います。

自民・公明・維新が謝罪する際の定型文は、「誤解を与えたならばお詫びする」というものです。これは、謝罪しているようでまったく謝罪していないものですね。ホントは発言には問題ない、お前らが勝手に誤解したんだ、と聴き手に責任転嫁しているだけです。

ですが石垣のりこ議員の謝罪はそうではありません。

「疾病やそのリスクを抱え仕事をする人々に対する配慮が足りなかったと反省しお詫びします。」

聴き手の誤解にするのではなく、正面から自らの非を認め謝罪しています。

謝罪のきっかけが幹事長注意である点を問題視するご意見も散見されるようですが、私は、改心するきっかけがどのようなものであっても、本人が真摯に反省し謝罪しているのであれば、謝罪の価値を大きく減退させるものではないと思料致します。

本発言からわずか8時間で謝罪ツイートを出している点も評価できると思います。

☆言葉は全体の文脈などを踏まえて解釈するべき

言葉というものはそれ自体だけでなく、前後の文脈や、その人物がどのような状況でその言葉を発したのか、その人物が平素どのような発言や行動をしているのか、などの全体を踏まえて解釈するべきだと私は思います。

石垣のりこ議員本人や福山幹事長、その他立憲幹部も既に認めているように、確かに「大事な時に体を壊す癖」という言葉の使い方には適切でない点がありました。

しかしです。

自公政権と、石垣のりこ議員。ご病気のある方、障害をお持ちの方のために、本気で奔走し尽力し、社会問題として捉えて解決しようとしているのはどちらでしょうか。

「潰瘍性大腸炎」という難病を患っている人物がトップであった(ある)割には、障害年金受給者を減らそうとしたり、Go toという人類史上最悪な愚策によってコロナを拡大させて罹患者や医療従事者を痛めつけたりする、病人や障害者、社会的な弱者に冷たい政権ですよね。

かたや石垣のりこ議員や所属政党である立憲民主党は、平素からご病気のある方、障害をお持ちの方、社会的弱者のために尽力してくれていると私は思います。

また、このようなツイートの存在も判断材料の一つとすべきかと存じます。

☆適切な落としどころは?

難病を患う当事者の方が、本発言がどうしても許し難いということを理由として、石垣のりこ議員の落選運動をするのはもちろん自由です。

しかしながら、議員辞職を求めるハッシュタグがトレンド入りしているようですが、議員は犯罪などの重大事がない限りは選挙で有権者の審判を仰ぐのが本来的であると思うので、本発言だけ、しかも既に趣旨説明や謝罪もしているものだけを理由に直ちに辞職を要求するのはいささかやり過ぎではないかと思料します。自民党の逮捕された3議員は辞職しないでいまだに歳費を得ていることとの均衡も考慮すべきでしょう。

以上の状況を鑑みた場合、私は、「深く傷つきました」ということを石垣のりこ議員本人や立憲民主党に伝え、深い反省を促すとともに、よりいっそうの、ご病気のある方、障害をお持ちの方、社会的弱者のためへの尽力を求めるのがお互いにとって良いやり方ではないかと思います。

一度の失言で辞職を要求し、謝罪も反省もやり直しも認めないような社会は、非常にギスギスしていて生きずらい社会だと思いますがいかがでしょうか。

☆その他の斟酌すべき事情

私は、安倍総理の病気を仮病と決めつけることはしませんが、その説明内容に不可解な点や矛盾点がとても多いことは指摘できると考えます。

安倍総理は8/28の会見で、辞任を決断した原因が持病の潰瘍性大腸炎の再発であるとして、その経緯をこのように説明しています。

「本年6月の定期健診で再発の兆候が見られると指摘を受けました。その後も薬を使いながら、全力で職務に当たってまいりましたが、先月中頃から、体調に異変が生じ、体力をかなり消耗する状況となりました。そして、8月上旬には潰瘍性大腸炎の再発が確認されました」

しかし安倍総理は、6月には「再発の兆候が見られると指摘」「投薬」などの状況下であったにもかかわらず、会食を何度も重ねてご馳走三昧を繰り返しています。

6月会食

7月会食

私は潰瘍性大腸炎について深くは存じ上げませんが、このような難病の罹患者がこんな豪勢で脂っこい食事を何度も楽しむのは一般的なことなのでしょうか。

※寛解期なら何を食べても特に問題はない、というご意見もあるようですが、寛解しているのならば辞任する必要はあるのか、という新たな疑問が生じます。

他にも、「病気で正しい政治判断ができない」と自ら語っておきながら、首相の代理は立てず次の首相が決まるまでは続投し、議員としての辞職もしないとのことで、最後の最後まで言ってることが支離滅裂であるとの誹りは免れ得ないのではないでしょうか。

長くなるのでこれ以上は書きませんが、ご興味のある方は外部サイト「リテラ」の記事をご覧ください。

狼少年、の話はご存じですね。公文書偽造などの嘘に嘘を塗り重ねてきた人物が、病気を理由に突然辞職しようとしたら、仮病を疑われても同情の余地はない、と考えてしまう私は冷たい人間でしょうか。私は、安倍総理の体調よりも、政権による悪政に苦しむ多くの人々にこそ同情します。

このような事情に照らせば、石垣のりこ議員の「大事な時に体を壊す癖」という部分は、「大事なときに病気を言い訳にして、すべてを投げ出して逃げる癖」と解釈するならば、強ち間違ってもいないように私には思えるのです。

☆まとめ

以上です。私は、石垣のりこ議員は既に十分に反省していると評価し、今後のますますのご活躍と、日本から「自己責任」という言葉が消滅し、社会的連帯を重視した思いやりのある社会、社会的弱者だけでなく誰にとっても生きやすい社会が一日も早く実現することを祈念します。

この記事は政治を扱っていますが珍しくコメント欄を開放します。建設的で理性的なコメント、私との議論ややり取りを通して互いに止揚(アウフヘーベン)できるようなコメントを期待します。(すべてにお返事することはお約束できません。また不適切なコメントと判断したものは削除させていただきます。ご了承の上でコメントをお願いします🙇‍♀️)

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