発達障害と将棋

不登校の子供が増えているとよく聞きます。近くに新規の住宅街があり、小学校がマンモス校になっているようですが、不登校者で1クラス分くらいいるらしい。無理して学校へ行く必要はないと私は、思いますが親御さんも悩むことは多いでしょう。

私の長男は、療育にいっていますが、小学校も1クラスで先生が良く目をかけてくれています。幼稚園の先生との申し送りでは、将棋大会で優勝して新聞にのりましたとそこまで報告を受けていたらしい。細かいが本当にありがたいと思う。
マンモス校では、おそらくついていくのが難しかっただろう。
休み時間も移動で先生も細かい指示が行き届かず、行動が遅い子供はアップアップだそうだ。

かくいう私も、身に覚えがあるのですが、小学生の時、先生の話を聞いても次に何をして良いかわからなかったり、忘れ物がおおかったり、何か抜けることが多かった。療育の先生から息子の話を聞くと、あれこれは何か思い当たる節があるなと(苦笑)
次男はちなみにあまり、そうではないらしい。おそらく療育にはいかないと思う。妻に似たのか。

話を将棋に戻しますが、長男はその分、集中すると凄いところがあった。幼稚園年中から将棋を教えましたが、気が付いたら将棋大会に出場できるようになった。言葉の発達もやや遅め、頭の回転が速いわけでもない。
しかし、将棋はさせる。字も読めないので、将棋の駒を覚えるのもきっとたいへんだったと思う。駒の動きを覚えるのもとても大変だったはず。
ただ、毎日少しずついろんな練習をしました。まわり将棋や将棋崩しから始まり、将棋の駒でレースをしたり。
私も、プロの先生の将棋の教え方講座を受けたりしました。
将棋ドリルはとても役にたちました。
中倉先生ありがとうございました。

もちろん、プロになるようなもっとすごい子はたくさんいるのですが、私にとっては、驚きというか息子と二人で歩んできた人生そのものです。
ちなみに次男は年中さんになりましたが、将棋をするかはわかりません。本人に無理やりやらせたくはないのです。
ただ、長男のようには難しいなと感じています。とても不思議です。

今は、子どもの将棋クラブにもいくつか行っているので、将棋が強い子を見る機会もありますが、強い子は頭がいいしなんでもできる子が多い。学校をきいたら有名なところに行ってる。
その中で、ちょっとかわってる子が強かったりする。うちの子はそうだろうな。

あまり、親が子どもの将棋に口を出すのは良くないといわれる。他の習い事でもそう。たしかにそう感じることも多いです。つい言いすぎることも多いです。私自身が、発達障害全開(笑)

でも、妻曰くお父さんと将棋をするのが楽しいらしい。
これからも二人ででこぼこ道を進んでいこうと思う。




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