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私と「新たな出会い -ボーカル編-」の話。

「バンドメンバー募集記事を拝見いたしました。まだ募集されていますか?」

私が彼からのメッセージを受け取ったのは、今から8ヶ月ほど前のこと。

ドラマー Yunの加入が決まり、
引き続き、残りのメンバー募集に取り組んでいた頃だった。


希望条件や、こちらが確認したいであろう項目が
綺麗にまとめられたメッセージ。

メンバー募集を進める中で、
いろいろなバンドマンさん達とやり取りをさせてもらってきたけれど

ここまで読みやすく整理されている文章は初めてだった。

きっと仕事も丁寧な方なんだろうなあ。
そんな印象を持ちながら、

そこから何回かメッセージのやり取りを重ねた。


話しを聞くと、私と同い年でありながら
ご自身でバンドの立ち上げもされている、と。

“ゼロからバンドを立ち上げたい!”という目標に向けて動いている私にとっては、先輩である。

これは是非ともお話を聞いてみたい。

早速Zoomを使用して、直接お話をさせていただく運びとなった。


「はじめましてー!」

と、いつもの流れで始まる顔合わせのZoom。

同い年ということもあってか、
話しやすい雰囲気の中でいろいろな話を聞くことができたんだけど

ご自身でバンド立ち上げに成功されているのも納得の人柄で。


是非ともYunに紹介してみたい。


直感でそう思ったんだよね。なんか二人ともお酒強そうな気がするし。


そう。
もう私は一人ではない訳で
Yunとも相性の良いメンバーさんを探したいところ。


そこで、後日Zoom飲みを企画することに。


時は2021年5月上旬。
東京は3回目の”お家にいてくださいね期間”の真っ最中である。


私たちはZoomの画面上で再び顔を合わせた。


ここで繰り出されるのは、
双方を紹介する立場の私が、緊張しすぎ問題。

しっかりしてくれ、自分。って感じだけど
ここで光ったのが、彼のコミュニケーション能力。

上手く空気を読んで、自分から話をしてくれたり
話しを振ってくれたり。


バンドの立ち上げができる人と、上手く前に進めない人の差は
ここか?こういうところなのか...!

( ゚Д゚)

なんてことを思いながら
Zoom飲みは無事に(?)時間の延長を重ね
私たちはスタジオに入って、音を合わせることになった。



が、しかし。



世の中が落ち着かない。

一向にスタジオに入る日にちを決められない。

む む む。


私の”バンドやりたい!”は試練続きである。何故。Why。



そして時は流れて約6ヶ月後。



私たちはスタジオで、やっとこさの
”はじめましてー!”をして


結果、一緒にバンドを組めることになった。

これは2021年11月下旬の出来事。

いやはや、良く半年も待ってくれたよね。

ここは素直に言いたい。


! あ り が と う !  ※心の中で大声


そんな彼の名は、ナカ氏。

パートはボーカル。

新たなご縁があった、今年の秋の話。

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