nyanky

INFJ (ILI)の思想と考察

nyanky

INFJ (ILI)の思想と考察

最近の記事

ENFJ(EIE)について

ENFJ(ソシオニクスEIE)友達について、ILI(私)との関係性も含めてソシオニクス理論に沿って検証してみた。 EIEの特徴と私との関係性 表面的には、私は問題に積極的で外向に見えるし、彼女は人とのコミュニケーションに積極的で外向に見える。人に対して積極的なのか、問いに対して積極的なのか‥私達の違いはここにあり、いずれにしても好奇心は外に向いている事は共通してる。 私達の関係は、ネトフリ『ウェンズデー』の中のウェンズデーとイーニッドに似ているので、作品を紹介しながら語

    • 「自分は正しい」という思い込み

      人生は航海によく喩えられる。 「自分が正しい」と思い込んでいる(先入観の強い)人は、自分が乗る船を知らないものだ。 自分の船を知らないとなぜ生きづらいか、何に囚われているのか、について考えてみた。 知らないことを知ろうとしない 「私は正しい」が前提にあると、知らないことを知ろうとしない。それは人生の航海を進めるリスクでしかないと私は思う。 船の構造を知らずに「自分は立派な船だ」と信じ込み、操縦も知らずに大海を目指していると豪語する。しかし、実際は高波にすぐ飲み込まれ、

      • ソシオニクスNi

        時間軸を信頼する人が少ないせいか、ソシオニクスNiには非常に誤解が多いように思う。 主導要素は、誰もが自然に信頼するもので他の人より細やかなグラデーションを認識するものではないか、と私は思っている。 時間軸の世界観 ソシオニクスの情報要素に沿って、時間軸の世界を説明していこうと思う。 「自分の人生が将来どのように発展していくか」の具体的な計画を常に頭の中に描いて起きたがる とあるけれど、これは目先の試験結果や進学先、就職の心配というよりも、もっと長い目で見た「人生の

        • 距離感と自己認識

          関係ってとても難しい。 だって相手は他人だから何を考えてるか分からないし、自分のことが好きかどうかもよく分からない。でも互いに気を遣い、時には喧嘩をして関係は構築されていくもので、あなたを通して自分を知り自分を通してあなたを知る、信頼関係にはこれを繰り返すことが大切なんだろうと思う。 Xで興味深いツイートがあった。 下の内容に「とんでもないモンスター」とあり、引用もコメントも見方や意見が分かれている。 彼女の何がモンスターと言われるのか、 A相談者、B指摘した人、C送迎して

        ENFJ(EIE)について

          空に手を伸ばす理由

          先週末、山に登った。 登ったと言っても車とケーブルカーを使ったから自分で登った距離なんて大したことはないんだけど、頂上からの景色は素晴らしかった✨⛰️ 景色を眺めて何を思うかは人それぞれ違う。 空に手を伸ばす理由も、空に何を思い描くのかも違う。 空と頂上と私のバランス 空を山の上から見るか下から見るかどちらが好きかと聞かれれば、私は「下から」と答える。 私は上か下か自分はどちらにいるのか感覚的な混乱がよくあるから。 山が下で空が上なのか、空に立っていて私の頭の上に山があ

          空に手を伸ばす理由

          気付きについて

          INFPちゃんの話。 週末、『まわりの人から慕われている自分』について『人を「尊重」しているつもりが、実は自分勝手に自由を求めているだけだった自分』に気付いた、と教えてくれた。 「INFPちゃんは優しい」と色んな人に言われるけれど、それは誰のための「優しさ」だったのか?という深い問いに対する彼女の答えだ。 私はその気付きに心を打たれ、 「自身の優しさの矛盾に気付いたこと」を互いに喜び合えた。 自分勝手な自分に気付いた自分は、客観的に自分を俯瞰できた証拠かなと✨ 成長の方

          気付きについて

          自己矛盾

          人間は矛盾した生き物。 シーソーのように意識と無意識、2つの世界でちょうど良いバランスを取り続けるのが、私の時間軸の在り方。 相反するものを統合し、矛盾を取り除こうと自然に働いている。 矛盾の中に自分を置く人は、物事や人の言動矛盾に気がつくのが早いかもしれない。 どの部分の矛盾を鋭く捉えるかは、TiとNiで認識する場所は違うと思うが、私の場合は、目に見えない構造の矛盾や欠陥を見抜くのは早い方だ。 人は、考えてもどうにもならない問いの壁に突き当たると「仕方がない」「〇〇が悪

          自己矛盾

          推測と問題解決

          人間関係のトラブルは後を絶たない。 対応しながら、因果関係を把握すれば今後の動き方や問題との向き合い方が見えてくるのではと私は考えてる。 子ども同士の喧嘩の場合、いじめがある可能性がある時、親の対応は難しい。 子どもには親が後ろに控えていて、子ども同士のトラブルも、親の責任でそれぞれ問題にどう対応するかで決まると思うし、親の道徳感覚にも左右される。 そして、関係する人間が増えるほど、背景から考慮する事も増える。 親の立場、子の立場になってどう考えるのか、行動の心理背景や意図

          推測と問題解決

          我慢について

          日本では、苦難に耐え忍ぶストイックな意味で「我慢」が使われ、一見悪い意味ではなさそうだけど、我慢は少ない方が精神は、より健全で安定するのではと私は思う。 今回は「我慢」について掘り下げてみる。 我慢とは何か 耐え忍ぶこと。こらえること。 我慢の「我」は自我の我。「我慢」の「慢」は慢心の慢。つまり「自我に基づく慢心」の意味で 自分に執着することで起こる、 自分を高く見て他を軽視する思い上がりの心のひとつ。 我慢=我意を張る、 強情の意味 我慢を沢山抱える人は、なぜそ

          我慢について

          「察して」の心理背景

          先日、「察してほしい」の欲求の背後にどういう心理が隠れているかをツイートした。 反応は様々だけど、これについてさらに深く掘り下げる必要がありそうだと感じてnoteに綴る事にした。 自分の問題に気付くというより「なぜそこに問題があるか」の自分の背景には触れず、開き直る人もいたことに驚いたからだ。 なぜ他人の問題に口を出すのか疑問に思う人も‥ 世の中には色んな人がいる。 自覚と問題意識のなさ、関係性の希薄化。 先行きも現実も自分の事すらよく見えていない。 だから、なぜ

          「察して」の心理背景

          内なる宇宙と次元

          私の頭の中の宇宙について、書いていこうと思う。 天体観測をするように、私の頭の中には星と星の繋がりと、歴史から未来に続く時間の流れがある。 宇宙の構造は織物のように複雑に織られ、重なり合い全体の繋がりを表していて、星の一生は生命の一生でもあり、片道列車に乗るように同じ方向に流れていく。 限りある命、死を避けることはできない。 内なる宇宙は、私に輝きも見せるが同時に絶望も見せつける。 私はいつも絶望に耐えられるだろうか。 でも、絶望があるから星は輝くのかもしれない。 輝きと

          内なる宇宙と次元

          F iとFeの違い

          心理機能F iとFeは、どう違うのか🤔 感情の方向の違いや認識についてまとめてみました。 F i(内向的感情)F iは魂、本心と私は考えていて、深い自分の感情と相手の感情を尊重するように働きます。 F iが考える他者は横に並ぶ、私とあなた。 私も大切、あなたも大切。 私の好きなもの、あなたの好きなもの。 そこに否定もなく、ただお互いそれぞれに大切にするものがあるという世界観。 自分の本心に忠実で嘘を嫌う人が当てはまる。 この「嘘を嫌う」には2つ意味があって、Fiは自分

          F iとFeの違い

          SJの心理背景とISTJ(ソシオニクス別)

          ISTJのSiは個人的な経験則に基づいていて、それによって実行力が変わるのかと私は考える。 Siの中でも「何に重きを置くか」はソシオニクスでさらに価値観を詳細に分析する事ができると考えていて‥そこからMBTIのSiも紐解いていけたらと良いなと考えてます。 Siってなんだろう‥🤔 ※SiのみはMBTI のSiで、ソシオニクスSiについてはソシオSiと記入します (SJの心理背景について) SJは価値観の背景が集団意識に根付いている。 おそらくこれが思考起点(前提)にあり

          SJの心理背景とISTJ(ソシオニクス別)

          世界観を問う44問

          44の質問に答えてみました。 質問のチョイスは価値観が分かれる良い指標になると感じたし、答えていて楽しかったです。 問1.<科学>科学に何を期待しますか?あるいは、何も期待しませんか?科学によって人類が発展したり謎が解明されることを望みますか?もしくは、科学の進歩が人類に不幸をもたらすだろうと考えますか? 科学は思考の中にある宇宙の証明だと考えてる。 大昔、科学はなくても人間は動物と自然の繋がりを信じ暮らしていた。 人間の知能は発達し、物質的豊かさ、知識を求め、より良い暮

          世界観を問う44問

          「タイタニック」ローズの心の自由とは

          週末、タイタニックを映画館で鑑賞してきた。 (※ネタバレ含みます) ジャックは「僕たちは自由だ」と彼女に本心のままに生きれば良いと熱心に訴えていたのが印象的だった。 「私はジャックにあらゆる面で救われた」と老年のローズは振り返る。 タイタニックでの事だけでなく、その後の人生において彼女が心のままに生きること、それを決して諦めてはいけないという大切な事に気付かせてくれたんだろう。 だから、ローズの心の中で彼は永遠に生き続ける。 彼女はジャックと出会い、生きる目的に気が付けたん

          「タイタニック」ローズの心の自由とは

          INFJの私の現実

          アイデンティティの確立のために「目立ちたい」「私ってこうだよ」の表面的にアピールするような過程があるのかなと思っていて、校則を破ってピアスを開けて自慢してみたり、先生にわざと反抗したり、バカをやって目立ってみたり。 反抗期と重なるのかな。 でも親との関係や環境から自分を制限する人、 自分を出すことが許されない人、傷ついて自分を出せない人‥大人になるまで自分が確立できない人は沢山いる。 みんな根本に「私を認めてほしい」という願いがある。 アイデンティティの確立の過程で、しっかり

          INFJの私の現実