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Smile

本当の笑顔を求めて

双極性障害とADHD、PTSDのフラッシュバックに苦しむ日々の中で、私は自分の感情や経験を表現するための手段としてアートに取り組んでいます。この作品「本当の笑顔を求めて」は、その一つです。

このシンプルなイラストには、黄色の背景に黒い目と口で描かれたスマイリーフェイスが描かれています。そしてその横には「I don't need a Fake Smile, Please show Me a Genuine Smile.」と書かれています。このメッセージは、私が日々感じている孤独や苦しみの中で、本物の関わりや感情を求めていることを表しています。

双極性障害は、気分の浮き沈みが激しく、エネルギーや活動レベルが急激に変わる病気です。時には気分が高揚し、何でもできるように感じることもありますが、その後には深い抑うつ状態が訪れます。このサイクルは予測不可能であり、私の日常生活に大きな影響を及ぼします。

ADHDもまた、私の生活において大きな挑戦です。注意力の欠如や過活動、衝動性などが特徴で、これが私の仕事や人間関係に支障をきたすことがあります。特に集中力を保つことが難しく、計画を立てて実行するのが困難です。

さらに、PTSDのフラッシュバックは、過去のトラウマティックな出来事が突然蘇る現象です。これにより、心が過去の痛みに引き戻され、現在の現実から切り離されたように感じることがあります。フラッシュバックは予期せずに訪れ、私の心と体に大きなストレスを与えます。

このような精神疾患に対処する中で、私にとってアートは救いとなる手段です。アートを通じて、自分の内なる感情を外に出し、他者に理解してもらうことができます。また、アート制作自体が癒しのプロセスであり、私の心を落ち着かせてくれるのです。

「本当の笑顔を求めて」のメッセージには、偽りの笑顔ではなく、本物の感情と繋がりを求める私の強い願いが込められています。多くの人々が日常の中で感じる孤独や疎外感を、このシンプルなイラストを通じて共有したいと思っています。私たちは本物の関係を築き、本当の笑顔を見せ合うことで、心の痛みを和らげることができると信じています。

このブログを通じて、同じような経験を持つ方々が少しでも共感し、励まされることを願っています。私のアートが、誰かの心に届き、少しでも光をもたらすことができれば、それが私にとって何よりの喜びです。

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