かなめけ // 福祉人財の採用と教育のお手伝い

福祉サービスの質を高めるためには、 ・良い人材の採用 ・職員の教育 これが大事だと思い…

かなめけ // 福祉人財の採用と教育のお手伝い

福祉サービスの質を高めるためには、 ・良い人材の採用 ・職員の教育 これが大事だと思います。 これまで採用・教育をやってきて、 上手くいった方法等を 皆様にお伝えしたいと考えています。 詳しい自己紹介は 「はじめまして2」をご覧ください。 では、よろしくお願いいたします。

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  • 福祉はサービス業

    皆さん知っていましたか? 福祉は「サービス業」なんですよ。 福祉の仕事をしている方はこのことを知っていた方がいいですよ。 ちなみに、 自分の施設・事業所の1ヵ月の利用料をご存じですか? 知らない方は、 上司に聞いてみてください。 上司が知らなかったら、施設長に聞いてみましょう。 驚くとともに、 気づきがあると思いますよ。

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はじめまして2

新装開店します。 自己紹介埼玉県のとある社会福祉法人の事務局で 勤務している42歳2児のパパ。 仕事内容は、 人事・労務・請求・財務・施設保守修繕・法人運営… 支援員以外の仕事、全部と言ってもいいかもしれません(笑) プライベートで成年後見人もしています。 前職の仕事 新卒で眼鏡屋入社。1年目から新卒採用を担当。 採用の仕事が楽しくなり、転職。 パチスロメーカーの人事部に入社。※パチスロ未経験(笑) 中途採用を経験。 リーマンショックでリストラ…(笑) 中途半端な経歴

    • 『採用』は『営業』です

      まず、 採用について 知っていただきたいことがあります。 それは… 『採用』は『営業』なんです。 営業は戦いです。 ただ、待っているだけでは応募者は来なくて、 不戦敗。負け戦。 これは絶対に 肝に銘じておいてください。 では、最初に なぜ『営業』なのか? これについてお話していきたいと思います。 営業なので、 お客様の立場で考えてみましょう。 「入りにくいお店」 例えば、洋服を買いに来ました。 ショッピングモールです。 では、みなさんはショッピング

      • 決定権は利用者様

        「意思決定支援」 利用者様への支援をするにあたって、 とても大事な軸になるものですね。 「決定権は利用者様」 とも言えると思います。 私たちはお客様の立場になった時、 店員さんに購入を決定されたことがありますか? 店員さんにいろいろと説明されて、 お薦めされたとしても、 最後どうするか決定するのは、私たちお客様だと思います。 一方、 利用料をいただいている利用者様に対して、 日常のさりげないところでこんなことありませんか? ・「~してください。」 という職員からの

        • 向上はゴールではない

          利用者様の できることが増える スキルが上がる スピードが上がる などなど… 利用者様の行動に良い変化や向上が見られると、 職員としても嬉しいですよね。 職員のやりがいの1つだと思います。 ここで1つ確認したいことがあります。 その良い変化や向上によって、 利用者様の生活の質が上がりますか? 利用者様の幸福感は上がりますか? 一見、良い変化や向上はプラスに見えますが、 それは利用者様にとってメリットがなければ意味がありません。 私たちで考えてみると、 ラロトンガ語が

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        • 福祉はサービス業
          20本

        記事

          福祉の仕事は給料が安い?

          『福祉の仕事は給料が安い』 このイメージはまだまだ強いと思います。 また、 実際に働いている職員さんの中でも そう感じている人は多いと思います。 では、福祉の仕事はなぜ給料が安いのでしょうか? 理由は大きくは2つあると思います。 給料が安くなってしまう理由 その① 『施設の収入が増えないから』 施設・事業所の収入は利用者様の人数で決まります。 定員数も決まっているため、 それ以上の収入を見込めません。 つまり、 毎年決まった収入なので、 昇給等で人件費が年々上が

          虐待が起こる前に…

          ちょっと前ですが、 去年の暮れに北海道の施設で虐待がありました… 施設のホームページを見たら、 素敵な「基本理念」がありました。 でも、 実際は真逆の行動… そもそも、 自分が働いている法人・企業の基本理念を知っている人は どのくらいいるのでしょうか。 それを意識しながら支援をしている人は どのくらいいるのでしょうか。 法人理念や経営方針などを覚えましょう。 とよく言われますが、 実際には覚えている人は少ないと思います。 覚えるのもちょっと難しいし、 支援中に意識

          個別支援計画書1枚の金額☞☞☞約90万円

          タイトル通り、 個別支援計画書1枚の金額、約90万円です。 ※入所施設区分6の方の場合 いくら位だと思っていましたか? そもそも考えたこともない方がほとんどだと思います。 でも、 実はお金で価値を表すことができるんです。 個別支援計画書は作るとお金をもらえるのではなく、 作成しないと減算されます。 ※減算とは、適正なサービスを提供していないという理由で、  収入を減らされてしまうこと。 個別支援計画書を 3か月間作成されないと30%マイナス 6か月間作成されないと5

          個別支援計画書1枚の金額☞☞☞約90万円

          「お客様」の立場で考える

          私たちは「お客様」のプロです。 長年「お客様」として生きてきました。 ということは、 私たちは「お客様」の立場で考えられる。 と言えると思います。 「利用者様」は「お客様」です。 利用料を払っていただいていますからね。 ということは、 私たちは「利用者様」の立場でも考えられる。 と言えると思います。 こうされたら嬉しいな。 これをしてもらえたら助かるな。 こういうことをされたら嫌だな。 この対応はクレームだな。 という感覚があると思います。 この感覚を取り入れなが

          『~してあげる』➡『~させていただく』

          「支援してあげる」 ではなく、 「支援させていただく」 ほとんどの方が賛同できると思います。 でも、 無意識に「支援してあげる」 という感覚になっている方はいませんか? 着替えさせてあげる 汚物処理してあげる 食べさせてあげる 入浴介助してあげる どこかに連れて行ってあげる という感じになっていませんか? 私たちのプライベートにおいても 何かできない方に対して 「~してあげる」は普通の事だと思います。 悪いことでもありません。 むしろ、何かしてあげることは良いことだと

          『~してあげる』➡『~させていただく』

          支援員は利用者様の代弁者

          私たちは利用者様の代弁者です。 支援員は 利用者様の声にならない想い・気持ち・考えを理解し、 それに応える仕事だと思います。 サービス業の中で 美容師さん・アパレル店員さんは 私たちの完全に伝えられない・ 完全に表現できないイメージを理解し、 理想の形・それ以上の物を提供してくれます。 それと同じだと思います。 理解してもらえた時・ 自分でも気が付かなかった一面を発見してもらった時の嬉しさや感動。 きっと利用者様も一緒だと思います。 提供するものは違いますが、 お

          幸せにする仕事

          サービス業は「人を幸せにする仕事」 「福祉」も「サービス業」なので、 「利用者様を幸せにする仕事」 さらに言うと… 「福祉」という言葉は、 「幸せ」や「ゆたかさ」を意味します。 「福」→しあわせ(幸福) 「祉」→さいわい(幸い) 英語だと『welfare』 『well』→よく、十分に 『fare』→生きる、暮らしていく この二つの言葉を合わせて作った造語。 「福祉」は、 サービス業の中でも「幸せ」に特化した仕事。 では、 利用者様の「幸せ」ってなんでしょう? 幸せに

          ダメです。

          「ダメです。」 意外と言ってしまう言葉ではないでしょうか。 でも、 私たちがお客様の時に言われない言葉。 もし言われたら、 イラっとしてしまう言葉。 また、 上司や尊敬している方にも言わない言葉。 つまり、 「ダメです。」はお客様に言ってはいけない言葉。 ということは、 利用者様にも言ってはいけない言葉。 では、どうしたらいいでしょうか。 私たちがお客様だった場合、 店員さんはどう対応するでしょうか? まずは、 「ダメであること」→「できないこと」 だと思う

          生活介護>ディズニーランド

          生活介護の利用料 と ディズニーランド 1DAYパスポート 金額が高いのは、生活介護です。 ○料金  生活介護:約10,000~13,000円  ※日割り計算にて算出  ディズニーランド:8,400~9,400円  USJ:8,400~8,900円 ○営業時間  生活介護:6~8時間  ディズニーランド:12時間  USJ:10~12時間 ○顧客満足度指数(全業種)  生活介護:?  ディズニーランド:総合順位4位  USJ:総合順位9位  ※ちなみに1位は宝塚歌劇団

          クレームがない

          支援員の皆さんは、 今まで、利用者様からクレームを何件もらったことがありますか? 0件の人も多いのではないでしょうか? 他のサービス業と違い、 福祉サービスはクレームが少ないです。 理由はいくつかあると思いますが、 大きい理由は2つかなと。 1つは、 知的に障がいのある方は意思を表現するのが難しいため。 利用者様は嫌な思いをしても、 なかなか訴えることができません。 私たちが良かれと思ってやったことが、 利用者様からしたら、迷惑なこともあると思います。 でも、 私た

          お金が見えない

          皆さんは仕事中にお金を見たことがありますか? 私が支援員の時、 週一回程度しか現金を見ることはありませんでした。 利用者様のお小遣いとか ちょっとした買い物程度… 施設にレジがあるわけがなく、 利用者様・保護者様はお会計をしません。 利用料のほとんどが すべてが見えないところで処理されています。 これでは、 支援者は利用者様からお金を頂いている感覚を持てないですよね。 そして、 「利用者様」は「お客様」という感覚も持てないですよね。 でも、こればかりはどうするこ

          利用者様は私たちより経済を動かしている

          ご存知でしょうか? 福祉の仕事をしている私たちよりも利用者様の方が経済を動かしています。 少し考えると納得できると思います。 私たちの年収以上に、利用料を支払っているから。 (福祉の平均年収で考えると…) 入所施設を利用している区分6の方は 年間で約600万円お金を使っています。 生活介護なら約330万円 グループホームなら約360万円 2つ併用なら約690万円お金を使っています。 それ以外にもお金を使っていると思うので、 私たちの年収以上にお金を使っています。

          利用者様は私たちより経済を動かしている