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#39【これから先生になるあなたへ】不登校生徒への進路助言

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、学校以外の学びの場にもアンテナを張って、情報収集をしておこう!」
です。


教職9年目、職場では中堅と言われますが、まだまだ若手の気持ちでいたい《たまちゃん》です😄

【これから先生になるあなたへ】では、教育実習生や若手の先生に向けて、お伝えできることをまとめていきたいと考えています。

学校以外の学びの場

今までは、「学校に行くのが当たり前」という風潮でした。
インターネットが普及する前は、学校以外の選択肢を知る術もあまりなかったのだと思います。

最近では、「フリースクール」などの学校以外の学びの場について認知されるようになってきていますが、それでもまだこういった情報を知らない保護者もいます。

ダディ@最先端技術×子育てさんの記事を引用させていただきました。

今の中学生の保護者(30代後半〜40代)は学校に行くのが当たり前の世代だったと思いますので、「学校に行かない自分の子どもは・・・」となってしまうのではないでしょうか?


不登校の人数


実際の不登校生徒数はどれくらいなのかを調べてみました。

文部科学省から、令和2年度(年度当初休校していた年)の調査が出されていました。
長い資料なので、ここでは不登校児童生徒数について見ていきますが、結論として、

令和2年度は、小中学校合わせ約19万人の児童生徒が不登校になっている。
令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要(文部科学省)

これだけの児童生徒が不登校となっている現状がわかりました。

様々な理由があって不登校という形になっているのだと思います。
しかし、人数が多いことに変わりはありません。
ぜひ、不登校児童生徒にも適切な学びの場を提供(情報提供)できると良いかもしれません。

どれくらい行っているのか

正式な情報はないものの、いくつかのインターネットサイトを見てみると、だいたいの人数が見えてきました。

フリースクールなどの、学校以外の学びの場に行っている児童生徒は、約4,000人。

19万人もいる不登校児童生徒に対して、フリースクールなどに通っている児童生徒は全体の2%ということになります。


・情報としてフリースクールなどの民間団体や民間
 施設などがあることを知らない
・フリースクールというものに不信感がある
・費用面で難しい部分がある

など、様々な理由が背景として考えられます。


学校でできること


中学校の先生としては生徒が学校に来てくれると嬉しいですが、生徒にとっては中学校が全てではありません。

先生としては、フリースクールといったものもあることを情報としてつかんでおくと、面談の際などに活用できるかもしれません。


大切なことは生徒が学べる場にいること。
それを忘れずに生徒へ対応したいものです。


アドバイス(まとめ)

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、学校以外の学びの場にもアンテナを張って、情報収集をしておこう!」
です。

学校にいる生徒への学びの提供はもちろんですが、不登校児童生徒へのアプローチも情報としてもっておけると良いかと思います。


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