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【オルタナティブ学童】何気ない日常にも、学びの機会はたくさんある

こんにちは!
2025年4月から今までの学童の常識を覆すオルタナティブ学童クラブを立ち上げようと思っている藤森です。

私の18年間の保育園・児童館・学童クラブ勤務で培った児童健全育成理論、
そして目指している理想の学童クラブについて綴っていこうと思います。

起業までの道程もストーリー形式で綴っていくつもりです!

最後までお付き合い頂けたら嬉しいです!


何気ない日常にも、学びの機会はたくさんある

日曜日
長男・次男はいつものようにバスケの練習、母は次男の引率。
長女は部活が休みでのんびりしています。

私はというと
月曜日の起業相談に向け
この一週間でインプットした内容やメモした内容を整理するなど
パソコンに向かって結構真面目に(笑)仕事をしておりました。

そんな私のところに長女が来て
「欲しい本があるんだけど、一緒に本屋に行ってくれないかな?」
というお願いが。

今の私は
仕事は日中でも早朝でも深夜でも
やりたい時にできて、休憩したい時には休憩できるため
「欲しい本があるの? いいよ~! 」
と即決。

なぜって…
中学3年生の娘が父親と二人で出かける機会など滅多にないでしょうから。

ということで
午前中で仕事を切り上げ、午後は長女の伴走支援です。
ん? 子どもの伴走支援は仕事かなぁ?
仕事を切り上げて仕事(プライベートですが仕事モードです)。
まさにWork as Life(仕事もプライベートもごちゃまぜ)…。


娘は
ミニバスで東京都1位を目指すアスリートだったのですが
中学1年の部活動中に十字靱帯断裂(リハビリ8か月)
そして復帰後約4か月で都大会まで進みますが
試合中の接触事故で再度十字靱帯断裂…
現在は2度目のリハビリ生活を送っています。
なので中学ではほぼマネージャー。

結構ショッキングな出来事でしたが
ショックを引きずっていても良いことは何一つありません。
サクッと視点を切り替えます。

長女は読書も好きだったので
「リハビリ期間も長いし、本をたくさん読んだらいいんじゃない?」
と声をかけておきました。
※人生は「本」「人」「旅」。本が読めることは素晴らしい能力。

結果として彼女は最近の子にしては読書量も多く
先月は
「学校のビブリオバトルで優勝したよ!」
という報告と
実際どの本をどのように紹介したのかも丁寧に教えてくれました。

運動神経抜群女子としてそれなりに知られていただけに
中学生活の約半分がリハビリで終わってしまうのは残念ですが
「まぁ、読書も好きだし」
「歌うたうのも好きだし」

ポジティブに中学校生活を送ってくれているのは本当にありがたいです。
※スラムダンクの三井寿みたいにグレなくて良かった(笑)


自転車でまず向かったのは近所のBookOff

武蔵野市に行く途中にあるので行きやすいのと
全て新刊で買われると経済的に厳しいのでまずは中古本から(笑)。

長女に2,000円を渡し
「金額内であれば何冊買っても良し。制限時間は約30分。会計は自分で。」
と伝えて一旦別行動。

10分ほどして声をかけるとすでに5冊ほど選んだ様子…
なぜこの本を選んだのかを熱く説明してくれました。

中3女子は扱いが非常に難しいので(笑)
地雷を踏まないよう、コメントには細心の注意を払いながら対応…
仕事で鍛えたコミュニケーションスキルはプライベートでも役に立ちます。

さすが
好奇心旺盛な中高生年代だけあって
読みたい本の話をしている時のイキイキ感は素晴らしい…。

中古本をまとめ買いしたあとは
普通の書店に行って、どうしても買いたい!という本を探します。
上限金額の設定はとりあえずなし。

ただし…
会計以外は基本的に自分の力で何とかすること。

選んでいる最中の長女のつぶやきはこんな感じ
「同じ本でも大きい本と小さい本がある。ないのもある。大きいの高い。」

「本の探し方がわからない…。あいうえお順?作家?出版社?」

「店員さんに声かけようか…。店員少なくない?どうしよう…。」

「BookOffよりめちゃ高い…。どれをあきらめる?ダメもとで頼む?」

「来月買おうと思うんだけど、もしかしてそれまでに売り切れてなくなっている可能性ある?」

うん、軽くテンパってます(笑)。
現実社会でもがく人生経験の少ない中学生女子。
そして
必要最小限のアドバイスをしながら娘の決断を待つ私。

30分ほどかけて選書した3冊を手に
なぜこの本が欲しいのか簡単に説明する長女。

無事購入…買い物終了です。
お疲れ様でした!

本屋に行って本を買うだけでも
本棚の分類方法から考える整理整頓のポイント
・古い本でもなぜ高い? 著作物の再販制度
なぜ店員が少なくなったのか?
・隣にあったCDショップが潰れたのはなぜか?

など、雑談の中で色々な話をしました。

何気ない日常にも、学びの機会はたくさんある

それを実感した貴重な休日でした。

それにしても
娘の欲しい本が多すぎる(笑)…

好きな作家の新刊だったり
友達のおススメだったり
推しのおススメだったり…

「早く本屋からでないともっと買いたくなってしまうから出よう!」
と言っていました(笑)。

自分が中学生だった頃とは情報量が比べ物にならないくらい増えているのをリアルに感じます。
子どもたちは、自らお金を稼げないのに欲望は次から次へと湧いてくる…。
中学生年代が苦労する気持ちが少しだけ理解できた気がしました。


人生は何が起こるかわからない

小学校3年生の時は、毎日体育館でドリブルしていた女の子が
今では文学少女になっています(まだバスケ部ですが…)。

もし
親も子どももバスケ一筋だったら
こんなに楽しい中学校生活を過ごせてはいなかったでしょう。

前向きな思考をする習慣を身に付けることは
知識をたくさん詰め込むことよりよっぽど大事。

早い段階でこれに気が付くことができたのは本当にラッキーでした。

我が家の子どもたちも皆
現実的楽観主義レジリエンス高めに育っているようで一安心です。

さて
4月も残りわずか…
離職票などがまだ届かないので(汗)予定が組めず苦労しておりますが
今週も起業の準備を進めながら
新しいつながり作りを進めていこうと思います!


オルタナティブ学童&こどもの居場所事業は
家庭や学校、塾や習いごととはちょっと違う「人間力を身に付ける場所」

2025年4月開所予定!

オルタナティブ学童「ピカイチ(仮)」
「託児」がメインだった今までの学童に、非認知能力を伸ばす多彩な取組みを導入し、これからの時代を生き抜く子ども達をのびのびと、健やかに、逞しく育てます!

子どもの居場所「こどものスタバ(仮)」
非認知能力を伸ばす 伴走型支援ができる 優秀なスタッフたちが運営する「こどもの自立をサポートするハイスペックな遊び場&イベントスペース」です。

この人たちなんだか面白そう…と思った方!
私もそんな人たちとつながりたいなぁ~と思った方!
私にも何かできるかも…と思った方!
是非ともつながりを作っていきましょう!

コメントお待ちしております!
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!

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