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【中学受験の伴走をするすべてのパパ・ママへ】この秋おすすめの受験本特集!

こんにちは!光文社文芸編集部です。

少しずつ涼しくなり、だんだんと秋めいてきましたね。
受験生やそのご家族のみなさんは、受験シーズンの到来に向けて大忙しの日々を過ごされていることと思います。

一方、受験前の秋は”勝負の夏”が終わり、受験が迫って焦る反面、中だるみしやすい時期ともいわれています。

今回は、そんな受験前の秋に中学受験を控えるみなさまに是非読んでもらいたい!そんな4冊の受験本を紹介します。

中学受験を迎えるすべての方、大注目です!


『翼の翼』 朝比奈あすか

あらすじ

過熱する親の心情を余すところなく描いた、凄まじき家族小説。
専業主婦、有泉円佳の息子、翼は、小学二年生。興味本位で進学塾の全国テストを受け、中学受験に挑戦することになる。最大手の進学塾「エイチ」に入った翼は、男子四天王といわれる難関校を狙う。中高一貫校を受験した経験のある夫真治と、それを導いた義父母。中学受験にまったく縁のなかった円佳が、塾に、ライバルに、保護者達に振り回され、世間の噂に、家族に、そして自分自身のプライドに絡め取られていくーー。

光文社公式サイト

こんな方に届けたい!

1冊目にご紹介するのは、朝比奈あすかさん『翼の翼』。
一人息子、翼の中学受験を通して変化していく家族の様子がリアルに描かれたこの小説。
上を求めて「もっともっと」と自身の受験のために変わりゆく両親を見て、苦悩する翼の姿に、大人たちはこどもが持つ「翼」をどう守るべきか深く考えさせられます。
最後に家族はどんな決断を下すのか。どんな希望を見出すのか。
受験期の子どもとの向き合い方に後悔したくない。
そんな大人の必読書です

【その他各種通販サイトリンク】
楽天ブックス『翼の翼』
紀伊國屋書店ウェブストア『翼の翼』
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『なぜ中学受験するのか?』 おおたとしまさ

あらすじ・概要

延々とくり返されてきた中学受験の是非論に、気鋭の教育ジャーナリストがファイナルアンサー‼ 私立中高一貫校の六年間で得られるものは何か……、中学受験勉強の約三年間で得られるものは何か……。著者曰く「そもそも中学受験にメリットもデメリットもない。むしろ中学受験で得られるもののうち、何をメリットと感じ、何をデメリットと感じるかにそのひとの教育観、幸福観、人生観などの価値観が表れる」ただし「中学受験はやり方次第で良薬にも毒にもなる」とも。中学受験を良薬にする方法とはこれいかに……。膨大な取材経験を背景に、ときに歴史を遡り、ときに海外にまで視野を広げ、さまざまなジャンルの参考文献にふれながら、中学受験をする意味とそこから得られるものの正体を、壮大なスケールで描き出す。

本の目次
はじめに
第 一 章  12歳でやるか15歳でやるか 〜中高一貫教育の意味
第 二 章 シラバスよりハビトゥス 〜私学に通う意味
第 三 章  バットを持つか鉛筆を持つか 〜塾で学ぶ意味
第 四 章 偏差値よりも生きる指針 〜親子で取り組む意味
おわりに

光文社 公式サイト

こんな方に届けたい!

二冊目にご紹介するのは、新書『なぜ中学受験するのか?』。
いい学校とは何か・いい教育とは何かをテーマに教育現場のリアルを描き続ける、教育ジャーナリストおおたとしまさ氏が中学受験の意味に迫った渾身の一冊です。
志望校に合格するためだけではなく、親子の人間的な成長の機会としての中学受験の在り方が論じられています。
果たして中学受験に意味はあるのか?と迷ったときに、是非手に取っていただきたい一冊です!

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『竜になれ、馬になれ』 尾崎英子

あらすじ

小学校六年生で将棋部の玻璃は、小児脱毛症になり、二学期からウィッグを着けて登校している。友達にバレないか不安を抱える日々の中、将棋を指せるカフェを見つけた。店主で元女流棋士の夕子さんと過ごす時間で、ハルは次第に心を落ち着かせるようになっていく。
大人になりつつある少女が、悩んだり迷ったりする姿を爽やかに描く成長物語。

光文社 公式サイト

こんな方に届けたい!

三冊目にご紹介するのは尾崎英子さんの『竜になれ、馬になれ』。
SAPIXをはじめ、大手進学塾の模試などで使用されている、問題頻出小説!
幼いながらに孤独と懸命に向き合う少女の、等身大の姿が魅力的です。
自分なりの生きる速度を見つけていく主人公の葛藤は、中学受験を控える受験生にもきっと勇気を与えるはずです。
中学受験の国語対策をしながら楽しめる物語をお探しの方は、ぜひ本作を!

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『君とパパの片道列車』最難関校を目指した父子の中学受験日記 灘中までの道

あらすじ

「帰りは毎日、パパに迎えに来てもらって一緒に帰りたい」
「わかった。絶対に迎えに行く。ふたりでがんばって通おう」
関西の最難関、灘中を目指す息子。新小4から塾通いを始め、小5からは灘コースのある遠い校舎まで片道1時間の遠距離通塾がスタート。帰りは必ず仕事終わりのパパが塾まで迎えに行き、電車の中で復習をする日々。最難関への受験勉強は過酷を極め、何度も訪れるピンチを切り抜ける家族。ついに迎えた入試本番、そして合格発表――
働き方を改め息子の心身のサポートに徹するパパと、パパとの信頼関係の中でぐんぐん成長していく息子の姿に感涙必至。
中学受験をとおして絆を深めた家族の、苦しくも幸せな受験日記。

光文社 公式サイト

こんな方に届けたい!

四冊目のご紹介は、”中受@2022年組、Twitterアカウントフォロワー数No.1!合格発表ツイート閲覧数100万越”を誇る、灘中までの道さんの中学受験ドキュメント『君とパパの片道列車』!
中学受験の根底には子どもへの愛情がある、そんな気持ちを思い出させてくれると話題の作品です。
懸命に息子に寄り添うパパと、愛情を感じ取り、大好きなパパの期待に応えようと奮闘する息子の日々に強く心を揺さぶられます。
ママももちろんですが、中学受験生のお子さんがいるパパたちに是非読んでいただきたい一冊です!

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受験本大集合!!

中学受験についてもっと知りたいときには、是非本日ご紹介した4冊の中から、気になる本を手に取ってみてください!


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