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とにかく岡山は本当に奥が深いんです!!! #17岡山県「えびめし」

栄養士さんのアドバイス付きレシピとともに、
ご当地料理を楽しむ「お家で作る!ご当地の味★栄養士おすすめ料理」。
第17弾は、岡山県
「お腰につけたき~びだんご、ひっとつ~私にくださいな♪」 
「桃太郎伝説」が日本遺産に認定された岡山県から、きびだんご・・・ではなく、
岡山のローカルフード「えびめし」をご紹介します。

こんにちは。グリーンハウスnote編集部のLVGsです。
今回は、管理栄養士の中川 牧子さんに、「えびめし」のレシピとそれにまつわる栄養のお話を伺いました!

栄養士さんの写真 (3)

【プロフィール】
中川 牧子  なかがわ まきこ 
グリーンハウスグループ グリーンホスピタリティフードマネジメント株式会社
中途採用にて入社。現在は倉敷市にある自動車メーカーの社員寮食堂の運営を管理しています。
発酵食スペシャリスト“醸しにすと”を取得し『発酵食イベント』を実施。
楽しんで健康になれるメニューやイベントを日々考案しています!

>>今回のレシピを紹介しようと思った理由を教えてください。
私は倉敷に住んで、約15年になりますが、以前は大阪にいました。最初に岡山に来たとき、えびめし屋さんのチェーン店がたくさんあり「なんやなんや」と。それで、どんなもんかと食べてみたら、これが、ほんのり甘く、独特の香ばしさがあり、後引くおいしさだったことから、今回ご紹介に至りました。

◇「えびめし」レシピ

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>>調理ポイント
しっとりしたチャーハンなイメージで作ります。最後、ソースを入れたら早く仕上げしないと焦げますので、ご注意を!
見た目は真っ黒ですが意外と濃くなく、レシピでは錦糸玉子ですが、オムライス風に卵で包んでもマイルドになりお子様でもおいしく食べられます。フライパン1つで簡単に作れるのでお試しください!

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>>岡山だけに、やっぱり桃の節句には!
3月3日、桃の節句に営業所のイベントメニューとして提供してみました!
えびめしにカニクリームコロッケとエビフライ、コンソメスープ、岡山銘菓の調布(カステラ生地で求肥を包んだ和菓子)です。とても好評でした~♪

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◇低カロリー・高たんぱくなエビ

>>エビから得られる栄養
エビには体を作るのに必要なたんぱく質や、赤血球の生成を助け、貧血予防に役立つビタミンB12が含まれます。
そして、エビの赤色は“アスタキサンチン”といわれる色素成分で、抗酸化作用や美白効果が期待できます。また、エビの殻には、日本人が不足しがちなカルシウムが含まれています。干しエビを料理に振りかけたり、殻ごと唐揚げにして食べることで手軽に取ることができます。

>>一日に必要なカルシウム
日本人の食事摂取基準(2020年版)では、カルシウムの一日の推奨量を18~29歳男性で800㎎、30~74歳男性で750㎎、75歳以上の男性で700㎎、18~74歳女性で650㎎、75歳以上の女性で600㎎としています。
カルシウムを取るなら、最も吸収率の高い「牛乳」がおすすめです。牛乳一杯(200ml)でカルシウム約200㎎が含まれます。
但し、牛乳からの実際の吸収率は50%程度、その他の食品では20~30%となるため、牛乳のほか、小魚や野菜、回想、豆類などさまざまな食品と合わせて効果的に取りたいところです。
例えば干しエビでは、概ね小さじ1/2杯で約210㎎です。

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>>日本人はカルシウム不足?!
カルシウム不足が、骨や歯を弱くするのはご存知かと思いますが、逆に過剰摂取すると、高カルシウム血症や高カルシウム尿症、鉄や亜鉛の吸収障害、便秘などの健康被害を招き、またエビの食べ過ぎはプリン体の取り過ぎになります。
とはいえ、日本人はカルシウム不足といわれていますので、いろんな食材から効果的にバランスよく取っていきたいですね。

>>最後に、この記事を読んでくださっている皆さまへ一言お願いします!
岡山は水島コンビナートのキレイな夜景や、倉敷の連島レンコン、さわらの刺身、黄ニラ、ホルモンうどんなどの食、それに、瀬戸大橋近くの児島というところは“デニム”が有名ですが、青い中華まん“デニムまん”なるものも・・・載せきれないほど、たくさんの魅力があり、とにかく岡山は本当に奥が深いんです!!!

グリータスファミリーしめ用 (4)[96]

他にもたくさんレシピや運動情報など掲載しています。
ぜひ日々の健康維持のヒントに、見てみてください!

次回のご当地料理もお楽しみに!

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