#思い出
わたしが思うに、例えばあれはナンバーガールの衝撃
人は、これまで得てきた知識のどこにも当てはまらないものを見たとき、それをどう表現する生き物なのでしょうか。
これまで、わたしの人生において色々な「きっかけ」となってくれたアーティストを1組ずつ、エッセイとしてnoteに書いてきました。思っていた以上に「わたしの人生、大体音楽で語れてしまうんだな」ということがわかってきて、わたしの人生における音楽の存在の大きさに改めて気づいたし、当時の自分の思いを
世界一仲が悪い兄弟へ、愛と感謝と期待をこめて
1962年10月5日、The Beatlesが「Love Me Do」でデビューしてから、もう58年が経ちます。そこからThe Rolling Stones、The Whoなどイギリス出身のロックバンドが次々とブレイクして〈ブリティッシュ・インヴェイジョン〉という言葉が生まれるまでになり、まさにイギリスはロックミュージックの中心地となりました。その後もLed Zeppelin、Queen、Pink
もっとみるMr.Childrenが紡ぐ5分間の物語に、不登校時代をそっと支えてもらっていた話
「歌は3分間のドラマ」と、どこかで聞いたことがあります。
聞いたのは小学校低学年の頃。2000年代にテレビを賑わせていたJ-POPというと、1曲5分程度の長さがほとんどです。当時のわたしは「いや、3分って1曲分でも足りなくない?」と疑問に感じ、それがずっと頭の片隅に引っかかっていました。
わたしの両親は、わたしに自分たちが聴く音楽を聴かせる人たちではなかったので、幼い頃に聴いたポップスといえばテ
人生の半分以上好きなバンドのライブに、わたしは一生行くことができない
一生好き、と自信を持って言えるアーティストはいますか。
わたしにもいます。
では、そのアーティストの新譜の発表を待ちどおしく思ったり、ライブや生配信を何ヶ月も前から楽しみに待って、観たりした経験はありますか。
わたしにはありません。
わたしが一生好きと言えるバンド・THEE MICHELLE GUN ELEPHANTは、わたしが彼らを知った5年前に解散していたからです。
さらにそこから1