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勝率100%の職務経歴書(テンプレ付き)【GAFA内定が語る】

社会人経験6年目の若輩者Georgeです。
外資IT業界にてキャリアを積んでいます。

今回は
「職務経歴書って何書けばいいの?」
と悩んでいるあなたへ
この記事をお届けします。

書類審査 通過率 100% !!!

以下は筆者の転職の、
各マイルストーン通過数を
グラフ化したものです。

  • 応募総数:14

  • 書類審査通過数 :14

ご覧の通り、
書類審査の勝率は100%

どのようにしてこの100%を達成したのが
その方法をステップを追って説明します。


職務経歴書を知る

まずは職務経歴書について理解しましょう。

▼職務経歴書とは?

職務経歴書は、過去の仕事の内容や実績、
そして仕事を通じて培ってきた知識・スキルを
具体的に採用担当者に伝えるための書類です。

通常A4用紙1~2枚程度で、
どんな仕事をしてきて、
どんなスキルを持っているかを
詳細に記入できます。

Doda「職務経歴書とは」

そうなんです!
職務経歴書は採用担当者へ
アピールするための資料です。

事実を並べるだけではいけません。
じゃあ何が必要なのでしょうか?

▼職務経歴書の内容は?

職務経歴書には、
応募先企業が求めている人物像に合わせて
記載する内容を調整する必要があります。

採用情報に書かれている
「求める資格」「業務内容」
などから判断します。
実際の業務につながるキャリアを書くことで、
企業にとって有益な人材であることを
アピールできるはずです。

Doda「職務経歴書とは」

職務経歴書は
求められる人物像にマッチするかを
採用担当が判断するための資料です。

読み手が評価する情報を
提供しなければなりません。


まずは敵を知る(事前リサーチ)

目的を理解したところで、
それでは実践編に進みましょう。

しかし
いきなり書き始めてはいけません。

ゴール(書類審査突破)から逆算し
企業側が何を評価し、
どんな事を知りたいかを
把握しましょう。

事前リサーチについては
また別の機会で
時間をかけて説明します。


職務経歴書を書く

企業、職種、職位、募集要項など
事前リサーチを完了し
先方の期待値を把握したら、
いよいよ書き始めます。

▼アジェンダ
 1. 全体構成を把握する
  
なぜこの順番で説明する?
 2. 各構成要素を理解する
  
どのような情報を書き込む?
 3. 魅せ方をマスターする
  
どうしたらより伝わる?


1. 全体構成を把握する

▼全体構成のポイント
 ✅ 他者評価×定性的情報で
   読み手の関心を自分に向けることが最優先

職務経歴書の全体構成として重要なのは、
自分の伝えたいことの前に
相手が知りたいことを優先する点です。

筆者の職務経歴書の構成を
一枚にまとめました。

志望動機や自己PRを
序盤に持ってくる人も多いと思います。

しかしあなたが読み手の立場だと
興味や関心を持っていない段階で
ダラダラと自分語りを始められても
響かない、
むしろ逆効果だと思いませんか?

まずは読み手が知りたい情報、
実績などの定量的な評価で
読み手の気持ちを
こちらに向かせましょう。

▼筆者が作成した必勝テンプレ


2. 各構成要素を理解する

▼各構成要素のポイント
 ✅ 読み手の4つの不を一つずつ払拭する

全体構成と順序を理解した上で、
各構成要素でどのようなアピールを意識し
どのような内容を記載するか
深堀りしていきましょう。

こちらについても
筆者の記載内容とアピールポイントを
一枚にまとめました。

全ての情報は
必ず意図がなければいけません。
過去の実績や表彰、資格などについても、
なぜ書くのか、何を伝えたいのか
明確な意図を持ちましょう。
(関連性のない資格やスキルは削除してもOK)


特に職務経歴(案件詳細)で
事実を単純に並べている人が見受けられます。
ここは企業理解に裏付けされたプレゼンです。
事前リサーチを基にしっかり練り上げましょう。

▼筆者が作成した必勝テンプレ


3. 魅せ方をマスターする

▼魅せ方のポイント
 ✅シンプルかつ効果的な文章で
   重要なことを明確に伝える

全体の骨組みを構成し、
各要素の詳細を書き込めたと思います。
最後はディテールを修正していきます。

▼魅せ方の基本(言葉使い)
 1. ですます調に語尾統一
 2. 数字と固有名詞でメリハリ
 3. 同じ単語(特に動詞)の繰返しは避ける

社会人なら当たり前ですが、
文章の一貫性は
読み手に安心と信頼を与えます。

また数字や%などを適宜記述することで、
パット見でも
情報の伝達速度や印象が変わります。

▼魅せ方の基本(体裁)
 1. 可能な限り箇条書き
 2. 行をまたぐ長文は控える
 3. 不自然な余白や改行は控える

意外と手を抜いてしまう
(息切れしてしまう)のが、
文章全体のビジュアルです。

どんな情報も
読まれなければ意味がありません。

おすすめは
実際にプリントアウトして
自分の目で最終確認しましょう。


✅ 読み手の気持ちをイメージ

転職希望者を理解し
質問点を整理するために
各面接官が限られた業務時間を割いて
職務経歴書を読みこみます。

しかし皆様は職務経歴書の
読み手について考えたことがあるでしょうか?

筆者の仮説をベースに、
採用ステップに則して
各面接官の狙いについて理解し
職務経歴書の訴求点を把握しましょう。

  1. 書類審査&一次面接→人事採用担当

    1. KPI:採用人数Up

    2. 狙い:部長や執行役にウケる母数を増やす

    3. ✅ 募集要項や人物像を網羅し減点を防ぐ

  2. 二次面接→担当部門 部長

    1. KPI:担当部門 売上up

    2. 狙い:現場業務を回せる人材確保

    3. ✅ 案件詳細で課題解決力と協業力を訴求

  3. 最終面接→担当部門 執行役 / 社長

    1. KPI:売上Up / 収益Up / 企業信頼Up 

    2. 狙い:ビジネスをグロースできる人材獲得

    3. ✅ 大規模案件やCxOとの実績を訴求

このように、
各面接官毎にKPIや採用活動の狙いは異なります。

だからこそ職務経歴書は
全ての読み手の狙いを外さず
かつ完結で解りやすい情報を
提供しなければならないのです。


まとめ

本日は
転職を成功させるために重要な
職務経歴のポイント
ご紹介いたしました。

信頼するエージェントや先輩に
アドバイスをもらったり、
転職面接を重ねて微調整を加えたり
常にブラッシュアップを心掛けましょう。

次回は
事前リサーチについてについて
投稿いたします。

ご精読誠にありがとうございました。

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