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言語力も筋トレと一緒。場数と質のかけ合わせで伸ばしていける。

皆さん、おはようございます。Gentle です。
とうとう、更新の時間が空いてしまい5日ぶりの投稿となりました。

予定を沢山入れこんで充実した日々を送っていたものの、こうして自身のルーティーンを疎かにしてしまう結果につながりました。自分の決めたことなので他の誰かに迷惑をかけているわけではありません。ただ自分自身に対して、ちゃんと改善していこうねと伝えておくべきかなと思いましたので、伝えます。



「これからもひたむきに文章書いていこうぜ!」

いや、ほんとに文章を書くって物凄く重要なことなんですよ。やっぱり。
この間ほぼ2週間毎日note記事を投稿しましたけど、体感の域を出ない前提ですが、その期間の私の言語化能力が格段に上がっていた気がしたんですよね。それは書くだけではなくて話し言葉も例外ではありません。次々に論理的な発言内容が浮かび上がって来るイメージです。「なんかやっぱり毎日書くことで、脳も筋肉と同じで鍛えられるよなあ」なんて考えるようになりました。

「脳も筋肉と一緒」

実はこれを最も感じさせたのが新卒1年目の頃でした。当時私は物凄く悩んでいたことがありました。それは、「論理的に伝える」という能力の欠如でした。上司や役員からは、Gentle君の言っていることはよくわからない。支離滅裂的だ。なんて言われてかなり落ち込んでいました。落ち込んでいたというのはある意味、裏返しとして過信していたという意味になるのですが、私は早稲田卒だったのでそれなりに自分の能力が高いと過信していたのは正直なところでした。ただ社会に飛び出てみれば、全く歯が立たなかったのです。営業活動に勤しむ社会人n年目の先輩・上司・役員は、日々「言語・非言語能力」を使いまくって、とにかく脳をめちゃくちゃ動かしまくっていたのです。新卒ペーペーの頃の私とは比較にならん程、彼らは脳を使いまくっていたのです。そしてそこから少し経ってから、私は或る本と出会うことができました。その出会いを機に脳も筋肉と同様に鍛えることができるということに気が付きました。

「0秒思考トレーニングから仕事のパフォーマンスが変わり始めた」

東大卒・マッキンゼー・スタンフォード修士上級過程終了という、泊がつきまくりの赤羽先生が書かれた、以下の本、ご存知な方も多いと思います。

このトレーニングは、A4用紙を用意して、左上にタイトル(質問や自分の想いなど)を書き、その下に具体的に思っていることを箇条書きで書きまくっていく訓練です。ただひたすら書く訓練です。当時は私も一見なんの意味があるのだろうかと思う思考訓練でした。しかしとにかくやってみるかと、試しに半年程継続してみました。そして数ヶ月が立ち始めてから、こうした気づきに至ったのです。「これはある意味筋トレと同じだ。どんどん筋肉がつくのと一緒で、どんどん思考のスピードが早くなっているぞ」と。

そこから私は書いて書いて書きまくりました。A4用紙1枚につき、1分の制限をかけ、この作業を10枚分やります。つまり10分間かきまくりました。これを毎朝やっていく訓練を行いました。

やっていく中で、なぜ思考スピードが上がったのかについても考えてみました。おそらく時間制限があるなかで、とにかくたくさん箇条書きでアウトプットする訓練なので、これを日々積み重ねていくと自ずと日々の意思決定や発言スピードが高まってきたのだと思います。シンプル・ショート・ストレート(3S)な回答を癖づけられたのだと思います。

この訓練を約2年くらい、ほぼ毎日(コロナになったとか以外)やってみました。その結果として一年目で悩んでいたことも解決されました。上司から言っていることがわからないとか、ロジカルじゃないとかの指摘はほとんどなくなりました。

なので私の脳はゼロ秒思考訓練を取り入れてから、或る意味、脳にはある種の瞬発力がつきました。瞬時にアウトプットを出す、3Sの回答をする、という能力がついてきたのです。

しかし、実はまだまだこれだけでは満足な仕事(人の役に立つ)をすることできません。なのでそれ以降もさらに、新たな脳のトレーニング方法を模索していったのです。

「深い思考ができるようになりたい。」

一方で上述したように、まだまだ仕事においては脳の力が最大限活かしきれていないと感じる場面が多々ありました。そこで1つ着眼した脳力として「深く考える力」を身に着けようと考えたのです。

私の考える深く考える力とは何かというと、
「目的を達成するために必要となる情報を全体像から詳細まで仕分けていく力」と定義したいと思います。

例えば「美味しいアンパンを焼きたい」という目的があったときに、

浅い思考
・アンパンに必要な材料を知っている
・各材料の適した用量を知っている

深い思考
・アンパンに必要な材料を知っている
・各材料の適した用量を知っている
・アンパンづくり専門家が知る隠し調味料を知っている
・アンパンづくりのよくある失敗例を知っている
・アンパンづくりに適した室温を知っている etc…

まあ要するに「目的を達成するために、どれだけ大事なことを全体から細かいところまで抑えているか」ということです。

あるきっかけで事業の企画や営業企画なんかも任せていただくようになってから、私はいつもこの深く思考する力欠如に悩まされることがありました。(そして今もずっと訓練しつづけています)だからこそ、また鍛えていく必要があるなと感じ始めたのです。

「深い思考力も場数を踏んでいき、鍛えることができる」


ゼロ秒思考と同じように深い思考力を手にするには、「深く思考する場数」を踏む必要があると考えました。何のテーマでもいいので、1つテーマを決めて、とにかく全体像から詳細まで仕分けていく作業をしていこうと決めたのです。

そこで思いついた手法としてやってみたのが「ラジオ配信」と「記事作成」でした。

ラジオ配信については、実はすでに200回くらいやっています。(最近は記事執筆に比重を乗せているのでお休み中ですが。)この活動は、上述したように1つトークテーマを決めて15分程、とにかく深く掘り下げて語っていくという訓練のために行っていました。

ご興味あれば是非。

そして「記事作成」。つまり現在行っているnoteの更新です。

記事の作成というのは、面白いものでラジオ配信と違い、かなりロジカル力が求められるという特徴があると思いました。理由は文章を書く場合、脳からアウトプットした情報を、同時に視覚で正確かどうかを客観視することができます。(この点ラジオは客観視することができないので、意外と論理は単に気づきづらいとおもいました。客観聴が同時にうまく出来れば話はべつですが)なので、文章を書いたらすぐに論理の破綻や語句の使い方を目でチェックすることができます。

なので私の体感としてはラジオ配信するよりも文章でアウトプットするほうが、相対的に論理的且つ正確に深い思考の訓練ができている気がしています。

また文章はこうして執筆しているときも、上記に記した文章と、それ以降に書いていく文章とのつながりを常に意識しながら書いていくことができます。それゆえに、「全体像~詳細の内容まで」を一貫して掘り下げていきやすい表現技法であると感じています。

なのでこれからも、私自身の深い思考力を鍛えていくために文章を書く習慣を常に保っていきたいわけです。理想は文章を毎日毎日書いていき、ラジオの配信も毎日毎日更新していくという状況をつくることです。毎日やるように努める姿勢があれば必然的に成長していくと思いますので。

おそらくそれができるようになれば、かなり自分の言語能力も鍛えることができるのではないかなと考えています。筋トレと一緒で、週一のトレーニングに行く人よりも週5で行く人のほうがはるかにマッチョになれるわけですから。やはり継続していくことは重要であると言わざるを得ません。

というわけで今回は以上となります。


それでは、また明日。

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