見出し画像

【前編】弘前さくらまつりを"もっと"楽しむためのTips(2024/4/22訪問)

投稿:013
【記事の要約】
青森県弘前市で開催された「弘前さくらまつり」に行ってきました!
一生に一度は見ておきたい、桜の祭典をより楽しんでいただくために
実際に現地に足を運んだ体験をまとめました。
皆さんの参考になれば嬉しいです。

この記事のポイントは以下のとおりです。
・東京から弘前までの効率的な移動方法
・高額かつ宿泊不可能になりがちなホテル予約のコツ
・弘前市到着後、弘前公園までのお得な移動方法
・弘前公園の有料エリアを「無料」で楽しむコツ

ボートやグルメについては別の記事でご紹介します


「弘前さくらまつり」とは?

弘前さくらまつりは4月中旬から5月上旬にかけて
青森県弘前市にある弘前公園を中心に開催されます。
見どころは何といっても空を覆うほどに咲き誇る桜の多さ。
その数なんと約2600本、52品種というボリュームです。
詳しくは公式ホームページ(リンク先)をご覧ください。

弘前市までの移動方法(東京発)

本記事では東京からの出発を前提として記載しています。

今回は夜行バスを利用して、
上野駅近くのバス停から弘前まで一晩かけて移動しました。

上野発「パンダ号」は4列シート。途中数回のトイレ休憩も挟む

仕事を終えてから上野駅に移動し、夕食を済ませて20:30発のバスに乗車。
乗務員さんの津軽訛りからすでに弘前を感じます。
夜行バスは片道8000円/人で、当時の車内はほぼ満席でした。
予約はインターネットででき、座席指定も可能です(早めの予約を)。

移動手段には好みがあると思いますが、
個人的には夜行バスが1番満足度の高い選択肢ではないかと考えています。
理由は主に3つ。
1.新幹線や飛行機よりもリーズナブル
2.一泊分のホテル代がうく(仕事終わりでも移動できる)
3.弘前まで直行できる

特に「3.弘前まで直行できる」はメリットが大きいです。
新幹線の場合、新青森駅まで行ってから移動しなければいけませんし、
飛行機で移動しても空港から弘前までの移動で骨が折れます。
(青森市での観光を抱き合わせにするなど、移動を上手く旅程に組み込めれば問題ありません。今回は弘前がメインの目的地でした)

ホテルはあえて場所を離して予約する

もう1つの課題として「近隣のホテルを予約できない問題」があります。
(日帰りする方は読み飛ばしてください)
この時期の弘前の宿泊施設は宿泊費がとにかく高いです!
「何でこんなに高いの!?」って言いたくなるぐらい高い!
そうこうしているうちに値段が問題ではなく、
もはや宿泊できる施設がない状況に頭を抱えることになりかねません。
早期に予約して、できるだけ思い通りの宿泊ができるといいのですが、
休みが取れるかどうか直前までわからないという方は、
青森市内など候補地の範囲を少し広げてみてはいかがでしょうか?

予算によりますが、ビジネスホテルをはじめ手頃な宿泊先が見つかるはず。
今回は2人で1万円程度の部屋を予約できました。
弘前での時間を長く楽しみたいので宿泊を検討されている方は
弘前から"少し"離れたエリアを探してみることをおすすめします!

ちなみに今回は在来線で弘前駅から青森駅まで移動しましたが、
外国人観光客の方が非常に多く、車両はすし詰め状態でした。

弘前公園までのおすすめ移動法

さて、話を夜行バス下車の時刻に戻しましょう。
弘前バスターミナル(夜行バスの停車場)に到着する時刻は、
大体早朝の5時半過ぎになります。
ダウンコートなしでは歩けないほどの寒さに耐え、
弘前駅のバスターミナル(弘前公園行きのバスの発着場所)に向かいます。
ローカルバスの始発までには時間があるため、
早朝でも営業している飲食店に避難することをおすすめします。

歩いて弘前公園まで行くこともできますが、
個人的にはローカルバスの利用がおすすめです。
この期間、弘前公園近辺を巡る一部のバスは片道100円になり、
普段よりお得に乗車することができます。
すでに始発の公園方面に向かうバスには列ができていました。

バスの案内看板の向こうに、弘前公園方面行きの始発バスが見える

広い公園を歩き回るのに大きな荷物を預けられると楽ですよね。
弘前駅の屋外には大型ロッカー(700円)、
駅構内に入って向かって右手に中型ロッカー(400円)があります。
中型ロッカーの場所が少しわかりにくいので入口付近を探してください。

早朝の弘前公園を楽しむ

夜景も有名なさくらまつりですが、個人的なおすすめの時間は早朝です。

なぜなら、期間や時間帯によりますが、
弘前城の天守閣がある有料エリアに無料で入場できてしまうからです!
(何時までが無料開放時間かは公式サイト等での確認をおすすめします)

天守閣周辺の見所は、ボリューム満点の満開の桜と、遠くに見える岩木山。
「津軽富士」とも呼ばれる岩木山の美しいフォルムと
桜の温かい色彩が青空に映えます。
訪れた時はまだ8時前後でしたが、すでに多数の花見客がいました。
しかし、時間の経過とともに花見客の人数は増えていきますので、
比較的空いている早朝の時間帯に他の有名なスポットにも足を運ぶと、
人混みのない写真を撮ったり、ゆったりと桜を愛でながら
楽しめるのではないでしょうか?

弘前城天守と岩木山、桜を一望できる

注意が必要なのは天候です。
晴れていれば日光のおかげで冷えた空気に耐えることもできますが、
雨天の場合や風が強い時は辛い時間を過ごすことになるかもしれません。
こればかりは運としか言いようがないです。

また、桜の開花時期も直前まで読めない部分があります。
満開になったらすぐ散ってしまうし、
だからと言って無理に仕事を休んでも現地まで辿り着く足を確保できない。
これも運の要素が絡んでくるかもしれません。
特に遠方から足を運ぶとなると仕方ないですよね。

実は私自身、弘前さくらまつりは今回で2回目の訪問です。
7年前、1回目の訪問時はまさに上述した通りで、
天気予報に反して一気に気温が上昇した日が過ぎた後、
すでに散りかけた4月下旬の桜と花筏をみた記憶が蘇ってきます。

今回の記事(前編)はここでおしまいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
後編として、弘前さくらまつりの期間に楽しめるアクティビティや
グルメについての記事
も掲載しました。
さくらまつりに行かれる際の参考になれば幸いです。

免責事項
本記事に掲載された内容(リンクやバナーなどで移動したサイトで提供される情報、サービス等を含む)によって生じた損害等の一切の責任を負いかねます。ご了承ください。
また、本記事のコンテンツ・情報について、
できる限り正確な情報を提供するように努めていますが、
正確性や安全性を保証するものではありません。

この記事が参加している募集

旅の準備

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?