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【後編】弘前さくらまつりを"もっと"楽しむためのTips(2024/4/22訪問)

投稿:014
【記事の要約】
青森県弘前市で開催された「弘前さくらまつり」に行ってきました!
【前編】の記事では東京から弘前への移動方法、宿泊、弘前公園への移動とお得な散策のTipsをご提供しました。
さて、【後編】はアクティビティとグルメ、旅行の思い出がテーマ。
皆さんの参考になれば嬉しいです。

この記事のポイントは以下のとおりです。
・おすすめのエリアとアクティビティ
・アップルパイの食べ比べを楽しめる場所
・弘前公園の桜が美しい理由
・美味!さくらまつり期間限定のお菓子


おすすめのエリア「西濠」とボート

西濠は桜のトンネルで有名なエリアです。
朱塗りの春陽橋から濠沿いの桜並木を眺めるのも乙ですよ。
晴れていればボートでこぎ出してみるのもおすすめ!
レンタル料は1000円。先着順で1時間ほど借りられます。
だいたい11時頃から混み合うと係の方が教えてくれました。

国内外から訪れる観光客は多く、ボート利用の行列ができることも

花吹雪や花筏の状態は訪れたタイミング次第ですが、
花筏で埋め尽くされた濠の水面を進んでいくと、
ボートの航跡が太い描線のように見えて美しいです。
コントロールを失って水面付近の枝に突進しないように注意。
ちなみに、ボートで春陽橋をくぐることもできるし、
低いアングルから桜のトンネルを楽しめられるのも醍醐味です。

満開の桜の下、ボートが花筏を通った跡が残る

他にも行ってみてよかった場所として、
三の丸東門周辺や三の丸追手門の濠もおすすめです。

アップルパイの食べ比べ

弘前と言えばりんご。
郵便ポストの上にりんごのオブジェが乗っていたり、
至る所でりんごをモチーフにしたものを見かけます。
りんごが有名なだけあって、アップルパイの種類も豊富!

今回は「藤田記念庭園」の敷地内にある、
「大正浪漫喫茶室」でアップルパイを食べ比べしました。
「藤田記念庭園」は基本的に入場料がかかりますが、
「大正浪漫喫茶室」など、入口付近のカフェを利用するだけなら
庭園の入場料はかかりません

喫茶室はテラス席が人気ですが、テラスには4人掛けのテーブルが4カ所ほどしかありません。
室内席と合わせても一度に入室できる組数は限られるため、
タイミングによっては待ち時間が発生することを覚悟しておいてください。
混雑の波はありますが、基本的にいつも混んでいます。

喫茶室の予約は建物入口付近のタッチパネルででき、
LINEなどと連携することで入室時間が近くなると通知を受け取れます。
開店時間の9:30ごろに足を運んだもののすでに番号は19番……。
予約開始は何時からやっているんだろう。

イートインだとこのような流れになりますが、
アップルパイのなかにはテイクアウトできるものもあり、
テイクアウトの場合は列に並ばずに購入することができます。
イートインとは別の入口なのですぐに入れますよ。

私たちは2人でアップルパイを4種類、コーヒーと一緒にオーダーしました。
個性あふれるアップルパイは見ているだけでも面白く、
りんごのフレーバーもパイ生地の食感も食べ応えのあるものばかり。
アップルパイは補充されるタイミングがあるようで、
一時的に品切れになるものもありました。
何を注文できるかは足を運んでみてのお楽しみ〜
コーヒーカップも洒落たデザインで優雅な気分に浸れます。

りんごの調理法やパイの焼き加減の違いで味わいも大きく変わる
こちらのカップとソーサーは店内で購入もできるようだった

地元の人との交流も楽しい

ただ桜を愛でるだけでも充実した時間になること間違いなしですが、
地元の人とコミュニケーションはより旅の記憶を彩ってくれるでしょう。
今回は西濠の散策中に赤い自転車に乗ったおばあちゃんと出会いました。
近所にお住まいだそうで、毎年この時期を迎えられるのが幸せとのこと。
こんなに素敵な場所で歳を重ねられるのは確かに羨ましい限り。

おばあちゃんは面白おかしく津軽の方言を教えてくれました。
まずは「あがる」=「大変だ」。
私たちが夜行バスで東京から9時間かけてきたことを労って「あがるなぁ」。
続いて「わいは」=「すごい」。
弘前城はの天守閣が小さく作られたのには歴史的に訳があるそうで、
「わいは小せぇ!」と笑わせてくれました。
桜を見て「わいはきれいだな!」とも。

ところで、弘前の桜がなぜ綺麗かというと、
「桜守(さくらもり)」と呼ばれる公園職員の方々が
桜の管理を徹底しているからだそうです。
美しく統一感のある桜を見られるのは細かい手入れと管理の賜物。
風が吹くと大量に散っていく花吹雪を見ながら
「今日が最高の日だな。いい時にいらしたねぇ。これで全部散ってしまう」
というおばあちゃんの言葉を聞いて、心から景色を楽しめました。

さくらまつり期間限定のお菓子

弘前の『開雲堂』という老舗和菓子店で「つともち」というお菓子を発見。
店員さん曰く、さくらまつりの期間限定で販売されるものだとか。
お値段は1450円/本です。
1週間ほどは常温でももちますが生菓子なので早めに頂くと良いとのこと。

竹皮の包装を解くと美味しそうなつともちが姿を現す

原材料はシンプルで、小豆、砂糖、小麦粉、食塩のみ。
一見、羊羹のような印象ですが、小麦を蒸し上げているためか、
わずかにお餅のような歯応えと上品なこし餡を楽しめます。
イトーヨーカドーのお土産売り場にも売っていました。
さくらまつりの思い出にぜひお試しください。

以上、前編と後編に分けて
弘前さくらまつりを楽しむためのTipsを紹介してきました。
期間中の弘前公園近辺は多くの観光客でごった返します。
本記事を通して皆さんの旅を快適にする一助になれば嬉しいです。
どうか感動的な旅になりますように。

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