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簿記2級の連結会計 ②


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今回は簿記2級の連結会計の事に引き続き書いていきたいと思います。

前回の記事はこちら


連結会計で大事なこと

ズル(不正)の防止

連結会計の論点のほとんどが、ズル(不正)の防止から基準が設定されています。
簿記の勉強し始めた方や、投資される方でもピンとこないですよね。
連結会計は、親会社と子会社を集めた企業集団で財務諸表をつくり、企業集団の業績を表す事ですが、簿記ではその連結会計の作り方が論点になっており、ズル(不正)をしないような処理が求められています。

このズル(不正)をしないような処理が簿記の連結会計の勉強するところになります。

連結会計を少しでも学んだことをある人は分かると思いますが、企業集団の財務諸表を単純に合計した金額では連結上の数値にはならないです。

投資とかで利用する、決算短信とかの情報も同じです。(投資する方も連結会計てこんなことをしてるんだとぼんやりとわかってもらえたらいいかなと思います。)

これには、ズル(不正)をしないような処理(相殺消去)をすることによって出来上がります。

そして、前回かいたように、ズル(不正)をしないような処理をするために「なかったことにする」必要があります。

ズルをしないためのは処理はは、簿記の用語でいうと、連結会社間取引(関係会社間取引とか)といったりします。
簡単にいうと、親子間の取引は不正が起こりやすいために、連結数値を作るときには消します。
これを相殺消去といいます。

例えば、親会社が子会社に売り上げる、子会社が親会社に売り上げるといったことを繰り返すと、売上高と売上原価をおおきく見せる事ができ、投資家に対してインパクトがあります。
ほっておいても利益は変わらないのですが、やはり他社と比較するとおかしな話になるので、ズルをしないため相殺の処理をします。

こういった処理の数々が連結会計の論点であり勉強する分野になります。

まとめ

ホントに大事なポイントだけを書いてみました。

大事な事は
・ズル(不正)の防止
・なかったことにする

次回以降もこの2つのキーワードをもとに書いていけたらと思います。
また読みやすい、繰り返し見やすいようにマガジンの設定もしていこうと思います。

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