教育系修士ネキ

とある教育系修士課程で学ぶ女子学生です。「教育系の修士って何を学ぶの?」「文系の修士に…

教育系修士ネキ

とある教育系修士課程で学ぶ女子学生です。「教育系の修士って何を学ぶの?」「文系の修士に進学する意味って?」といった世間からのイメージがある文系修士ですが、結構素敵な世界なんです。私がリアルを発信することによって、少しでも進学する後輩が増えたら嬉しいなあ。あと、お寿司が好きです。

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第13話「ネキ、進路はどうなったの?」

こんにちは、ネキです。 下書きが溜まっておりますので、今日は3本投稿しようと意気込んでパソコンの前に座っています。 その3本目がこの「ネキの進路について」です。 果たしてネキは民間企業、公務員、教員、進学、どの道を選択したのでしょうか。温かくお見守りいただければ幸いです。 1.就活は思ったより大変だった! ネキは昨年夏ごろからゆるく就活をしていました。 企業や団体のインターン、合同説明会への参加などですね。 これがなかなか(メンタル的に)大変で、企業の中には説明会やイン

    • 第12話「修士論文の経過報告」

      こんにちは!ネキです。 今回は、2024年1月中旬に提出を控えた修士論文の進捗状況を共有しようと思います。 ※ ネキはかなり自分を甘やかしていたので、カメさんくらいのスピードでの執筆となっています。持続的・計画的に進められている院生の方がマジョリティなので、あまり参考にならないことをご容赦ください^^; 1.中間発表会に潜む魔物たち 10月中旬、私の所属する研究科では「中間発表会」という、修論の進捗を指導教官の教授に向けて報告する第1関門がありました。 私の研究科には、

      • 第11話「修士の2年間で教育について考えたいこと」

        こんにちは~、ネキです。 4月に修士課程に入学して1年が経ちました。時間の経過があっという間で、驚きを隠せません^^; 満開の桜もマスク生活もそろそろ終焉を迎え、また少しずつ、「かつて」の日々が戻ってきそうですね。 現在絶賛M2が始まったのですが、入学から1年を経てようやく(?)、自身の専門領域である「教育」について向き合いたいと私は思い始めました。 「今まで向き合いたくなかったのか?」というとそういうわけではないのですが…。恥ずかしながら、教育について知った気になってし

        • 第10話「共同研究、PBLについて」

          こんにちは~^^ 大変大変ご無沙汰しております。ネキです。 大学が非常にバタバタしており(&ネキの怠惰)、10月の投稿を最後にかなり空いてしまいました。 更新を待ってくださっていた方(いらっしゃるのか…?)、ごめんなさいT_T 本年もどうぞよろしくお願いします~。 今日はネキがバタバタしていた大きな要因である、共同研究についてお話したいと思います。 PBLについて 私の所属する研究科では、1年を通した共同研究のようなものが課せられます。 その名も「PBL」、Projec

        第13話「ネキ、進路はどうなったの?」

          第9話「教育系修士が教師を目指さない理由」

          こんにちは、ネキです^^ すっかり秋が深まってきました。金木製の香りが流行していますが、秋を感じさせる素敵な香りですよね。また、身なりに関して秋はおしゃれの幅がグンと上がるので、私は秋が大好きです。 ネキは、大学院生の中でも少し特殊な教育学系に所属しています。 「教員を目指さないの?」というお声もチラホラ頂きますが、私が現在志望する進路は教師ではありません。 なので、今回は前回までとは少し切り口を変えて、タイトル通り「教育系修士に所属する私が教師を目指さない理由」について記

          第9話「教育系修士が教師を目指さない理由」

          第8話「教育系修士と就職活動②」

          こんにちは~。一気に寒くなりましたね。 今回も、前回に引き続き大学院生と就職活動についてシェアしていこうと思います。(今回は細かい内容についてです。) 初めてのグループディスカッション IT×コンサル系のインターンでは、グループディスカッション(GD)の練習をさせてもらえました。取り組む姿勢による選考も多少含むものだったので、意欲的に参加されている学生さんが多かったように感じました。 GDのお題はフェルミ推定を利用するものでした。初めてフェルミ推定を体験したのでとても難

          第8話「教育系修士と就職活動②」

          第7話「教育系修士と就職活動①」

          こんにちは~、ネキです。 やっと朝夕が涼しくなり、夏の終わりを感じますね。 といっても毎年のごとく日中との寒暖差がすごい時期なので、皆様が体調を崩したりされていないか心配です>< 今回は、第6話で触れた私の就職活動の進捗について多少シェアできたらなと思います。 ネキはとりあえず民間企業への就職を目指しており、この夏人生で初めてインターンシップに参加しました。 といっても学会があるからなあと甘えてしまい、オンラインでのものだけだったのですが^^; 私の周りの文系大学院生(

          第7話「教育系修士と就職活動①」

          第6話「文系大学院生の夏休み」

          こんにちは、ネキです^^ 9月も後半に差し掛かったので、今回は文系大学院生の夏休みについてご紹介します。 まず、院生の夏休みは学部生と同じように8月2週目から9月末まであります。 私立と国公立で違うのかもしれませんが、ネキは2か月ほどありました。 忙しさは学生によってまちまちですが、理系の院生さんは実験に追われているというお話を聞きます…。 それに比べ、教育系修士1年目の学生は以下のようなおよそ3パターンの過ごし方に種別できると思います。 1.教員採用試験組  教員採用

          第6話「文系大学院生の夏休み」

          第5話「文系院生と学会」

          こんにちは!教育系修士ネキです。 立秋とは名ばかり、、という感じの気候ですね。 とんでもなくお久しぶりな感じがしますね。 実は私、学会発表の準備に追われていました。8月末から9月頭にかけての3日間で開催された「日本体育・スポーツ・健康学会」に参加していたのです。 この学会は、学校教育の体育の中では1番大きな組織と言えます。 2年ぶりの対面開催だったそうで、運営に携わった方々の尽力が伺えました(^^;) いきなりですが、皆様は「学会」についてどのようなイメージをお持ちでしょ

          第5話「文系院生と学会」

          第4話「文系大学院生の1日」+α

          こんにちは~。教育系修士ネキです。 先の3話がお堅めな内容になってしまったので、今回はネキの1日をゆるっとご紹介しようと思います。 (※すべての文系大学院生がこのような悠長な生活を送っているわけではありません。ネキはゆっくりしすぎです。もっと焦ったり、向上心を高く持ちたいですね。) ネキの1日 6:00  起床、準備 7:00  研究室到着、課題等やらなければならないこと 08:40  1限 10:45  2限 12:35  昼休憩 13:25 3限 15:

          第4話「文系大学院生の1日」+α

          第3話「文系の研究とはなんぞや」

          こんにちは~。教育系修士ネキです。 時期的に学期末ということもありバタバタしていたため、かなりお久しぶりの投稿です。夏本番を迎え、暑くなりましたね。 これまでの記事を読んでくださった皆様、スキを押してくださった皆様、ありがとうございます。励みになっております^^ さて今回は、いわゆる文系の「研究」についてお話しようと思います。 第1話で少し触れたように、「文系ってどのような研究をしているの?」というお言葉を本当によく頂きます。 確かに、理系院生は主な研究方法が実験や

          第3話「文系の研究とはなんぞや」

          第2話「教育系修士課程のワタシ」

          こんにちは。教育系修士ネキです。 文章を推敲・執筆する営みが久々でとても楽しかったので、連続投稿してみます。 第2話は「教育系修士課程」についてです。 教育系の大学院の課程は、主に2つに分類されています。 〇専門職学位課程(教職大学院) 〇修士課程 2つの課程の違いを私の独断と偏見でまとめると、大体以下のようになります。 〇教職大学院で学べること  座学で習得した知識が教壇(実習)での経験に生かせるか。また、教壇(実習)での経験が知識の補強に生かせるか。指導力などの面に

          第2話「教育系修士課程のワタシ」

          第1話「文系大学院生のワタシ」

          はじめまして!教育系修士ネキです。 名前の通り、私はとある地方大学院の教育系修士課程に所属する、学生を生業としている者です。 まず始めに、「教育系修士って何?」と思われたそこのあなた!ナイス疑問です。 教育系修士とは、正しくは「教育系の修士課程」に所属している状態・学生を言います。教育系とは、ご想像の通り教育学部といった教育に関して学ぶ分野で、修士とは大学院で与えられる学位のこと、修士課程とは修士という学位が与えられる課程のことを指します。 大学を卒業して得た学士という学

          第1話「文系大学院生のワタシ」