本音で話せる友人を作る方法。
「本音で話せる人がいない」ってのは、結構つらいですよね。
私がそれを、最初に、リアルに感じたのは高校3年生の時ですね。
夏が過ぎ、部活も終わり、受験というものはあるけれど、うちの高校は進学高でもないので受験しない人も多い上に、受験組にもそれほどのピリピリとした緊張感はない感じの学校だったので、多くの人が卒業までの時間をまったりと過ごしていたわけですね。
でね、みんなとカラオケ行ったり、バスケしたり、公園でまったりとしたりしたわけですが、私はずっと思ってたんですよ。
「これ、友達なんかなあ?俺達って仲良いのか?なんか、とりあえず友達っぽい感じでいるだけな気がするわ・・・。」と。
私の中では、「友達」というか、「知り合い」な感じでしたね。実際、高校卒業した後も数年くらいは会ったりしてましたが、それ以降、関係は途切れました。
何故、そんな感じになったかと言えば、「本音で話せる友人がいなかった」からですね。なんか、ずっと上っ面で、ずっと表面的で、ずっとどうでも良いことばかりをして過ごしていた。
いや、友達なんて、基本どうでもいいことを楽しめればいいんでしょうが、それだけじゃないところもあるわけじゃないですか。私はどうでもいいことをするだけでなく、クソ真面目に向き合ったりもしたかったんですよ。
でも、そんなことを出来る友人はいなかったし、本音で人生論を語るようなこともなかった。
当時の私はね、全部、周りの人のせいにしてました。
「この学校には良い友達になれる人はいない。」「本音で語れる奴なんていない。」と。
そう思っていたわけですが、その後、気づいちゃったわけです。
「違うわ。あいつらの問題じゃなくて、俺の問題だ。そもそも、本音で語れる友達が欲しいとか思っていたけれど、俺は誰にも本音で語ってなかったじゃんか。」と。
それに気づいてから、大学で新たなコミュニケーションを1から作れる状況になり、本音で語る努力をし始めたわけです。
最初の本音で語る冒険のことはよく覚えています。同じクラスでそこそこ仲良くなった奴に、「実は俺、童貞なんだよね。」ってことを伝えたわけです。
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