たんちょう

演じることが好きです。 頭の中でたくさん考えたことが誰かに伝わったら嬉しいです。

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最近の記事

「あそび」について

雑誌 日本演劇教育連盟(2023)『演劇と教育2023年5+6月合併号』晩成書房。 教育科学研究会編集(2023)『教育』7月号、旬報社。 を少し前にですが、読みました。 どちらの雑誌もたまに読むのですが、読むたびに心にささると言いますか、自分が考えていることとマッチする、自分の考えを深めてくれる内容ばかりです。 さて、そのような2冊の本なのですが、今回両方の本が同時期に販売されていて、たまたま同じような内容が書かれていました。 それは、 車のハンドルやブレーキにも

    • 演劇ワークショップを教育に取り入れると良いことが多そう!

      鴻上尚史さんの本 『演劇ワークショップのレッスン よりよい表現とコミュニケーションのために』白水社、2023。 を読み始めました。 まだ、冒頭のコーナーしか読み終わってないのですが、少し感じたことをつらつらと書きたいなと思いました。 特に印象に残った文章にこんなものがあります。 この文章、とても良いなと思うと同時に、色々なことを考えるきっかけにもなりました。 それは、教育に置き換えたときに、演劇ワークショップを一日の最初の活動にもってきたらいいんじゃないかなぁと思いま

      • ロールプレイと教育

        ロールプレイということば ロールプレイは役割演技ともいって、ある状況やある人物になりきって演じるというものであろう。 会社の世界ではロープレと略されて行われることもありますよね。 それから、看護の世界とか学校教育のなかでもよく使われるのではないでしょうか。 そして、ロールプレイと言えば演劇とも関わってくるところですね。 まさしく、登場人物の状況を想像し、その役に入り込んで気持ちを考え、それを演じ表現していく、ということが醍醐味である演劇はロールプレイそのものなのでは

        • アウトプットしないってもったいないってよ

          今回読んだ本は、樺沢紫苑『学びを結果に変える アウトプット大全』サンクチュアリ出版、2018年。である。 今まで、このようなちょっと言い方が悪いかもしれないが意識高い系の人々が読むような類の本はあまり読んでこなかった。 大学生の身分として、多くの本を読むようになってきた。自分だけそんな本を読んでいると周りからどう思われるのかということが気になってしまうものである。しかし、私の周りには新書を始め、いろいろな本を読む仲間がとても多い。これはとても恵まれたことだと感じた。一昔前は

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          即興を教育に取り入れる

          キース・ソーヤー、月谷真紀訳『クリエイティブ・クラスルーム 「即興」と「計画」で深い学びを引き出す授業法』英治出版、2021年。を読んで。 この本を読んだ理由は、にじまろさんの指導案をどう簡略化するか、という投稿を見たからである。そこで、この本が紹介されていた。私は即興という文字に惹かれ、読みたいと感じた。 そこで、この本を読んだ感想やポイントをまとめてみたい。 1.創造的な知識は浅い知識を学ぶことにも役に立つ、ということが一つ、ポイントだと感じた。 ガイド付き即興法で

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          砂漠気候の簡単な導入

          昼間は20度以上あったのに、夜は1ケタ台の気温になり冷え込みます、といったような天気予報を見かけることがあるだろう。のんきに昼間暖かいからと言って薄着で出かけたら、夜に帰ってくる頃にはブルブルと震えながら「冬じゃねえか!」などとツッコミを入れながら帰路についている、な~んてことはないだろうか。これは、大人もそうだろうが、子どもも同じように感じている人多いのではないだろうか。その認識の下で、最近、昼と夜の寒暖差激しくて服の調節が難しいよね、などといった話を子どもにする。そして、

          砂漠気候の簡単な導入

          表情・透明マスクについて

          透明マスクについて。 透明マスクというものが話題になっている。 コロナの影響でなかなか表情が見えないということで、子どもの発達に影響が出るといった理由から、口の部分が透明になっているマスクがあるということだ。個人的にはとても良いアイデアだと感じた。教師も子どももお互いの表情をより分かりやすい状態で交流したほうが、教師は子どもの表情によって授業方針を考えられるし、子どもも他の人の表情を読みとって、相手の気持ちを感じ取るからである。普通のマスクをしていると、なかなか表情が見え

          表情・透明マスクについて

          大きくとらえる教育

          教育という構図において、教師側から見ると、担当段階(小中高)は基本的には変わらずに、子どもが入れ替わる。子ども側から見ると、段階に応じて担当教師が変わっていく。 言いたいことは、教師は子ども側の目線になってみるということが必要であるということ。そして、他の教育段階でどのような教育がなされているのか、ということに気を配るということ。 例えば中学校教師であれば、基本的には子どもを中学校段階でしか見られないわけであり、その3年間仕事を全うし、子どもの教育に全力を尽くすこととなる

          大きくとらえる教育

          feedbackを大切にする教師~こんな教師って良いな~

          適切なフィードバックを返すことができる教師。 つまり、子どもが頑張ったことを認めることができ、それをさらに良くしていくことができるような教師ということになる。 フィードバックは主に集団に対するものもあれば個人に対するものもあるだろう。どちらにせよ、子どもの「不安」を取り除くためのものであるということは一つ言えるのではないか。子どもが頑張って行ったものを客観的に見て、どう見えているのか、どこが良くてどこが改善点なのか、といったようなことを教師が返してあげる。子どもは自身が書い

          feedbackを大切にする教師~こんな教師って良いな~

          子どもとデジタル媒体

          最近、YouTubeで学習系の動画を投稿している人がとても多いように見受けられる。これは教育格差をなくそう、都心でも地方でもどこでも同じような教育を受けられるようにしようという風に捉えればとても良いものなのだろう。 しかし、一つ気になることとしては、YouTubeであるため、基本的にはスマホでの学習になるということである。 今や町中を歩いていても小学生でも普通にスマホを持ち歩いている子どもも多い。 今日も眼科で親子で来ていて親子両方ともスマホを操作していたことがとても印

          子どもとデジタル媒体

          良い教育って何?

          教師にとっては、子どもたちに対して良い教育をしたいと思うものだろう。 しかし、その「良い教育」とは何なのか疑問に思った。 私たちは、数々の教育を様々な教育段階において受けてきた。 その中で、あの授業はよかったな、とか、あの授業はわかりにくかったな、あの行事楽しかったな、部活での青春は忘れられないものだったぜ、などなど学校での記憶は様々にあるであろう。 その中で、私たちが受けてきた教育で良かったと感じているものは、果たして良い教育なのであろうか。 ここでは、良い授業では

          良い教育って何?

          けいこ

          稽古をしたので、メモがわりに。 文頭が強くなるということは普通に話してる分には有効、というか、そうあるべきなのだろう。 しかし、演劇においては別物なのだろう。 役によってそれぞれの話し方があるわけであり、常に文頭が強いキャラばかりではない。 ここぞという場面で、文頭を強く言うことを必殺技みたいな形で出す方がいいのだろうか。 それから、自分の癖として語尾が伸びがちになってしまう。 ずっとこれは言われ続けていること。 普段の自分が生きる役をやることも多いが、そうではない役も沢

          子どものことをなんと呼ぶか

          学校において、子どものことをどんな呼び方で呼べば良いのだろうか、と最近よく思う。 そこで考えついた答えはこれである。 全員「〇〇さん」と呼ぶ である。 男の子も「〇〇さん」と呼ぶのかという疑問が出てきそうだが、その通りで、〇〇さんと呼びたい。 理由は大きく2つある。 1つは、やはりジェンダー的理由になるだろう。 〇〇君が男の子、〇〇さんが女の子、という固定観念があることで、複雑な気持ちを抱いてしまう子どもがいるかもしれない。 それなのであれば、〇〇さんで統一した方

          子どものことをなんと呼ぶか

          話し方の上手い子どもへ

          学校において、英語のスピーチ、何かのプレゼンテーション、クラスメイトの前で発表する機会というものがあると思う。 その際に、とても発表の仕方が上手い子どもがいるだろう。 導入で聴衆を惹きつけ、ポイントを整理して内容が詰め込みすぎず、絶妙なテンポ感で発表をしている子どもである。 発表の仕方、つまり、話し方が上手いということは目指すべき姿であり、そういった教育がなされるべきであるとは考える。 しかし、1つここで感じることは、発表がうまい子どもを周りの子がどう見ているのかとい

          話し方の上手い子どもへ

          教師の話し方

          「授業が上手い」と言われたらどんな授業が考えられるだろうか。 板書がわかりやすい、内容がしっかりとしている、プリントがわかりやすいなどなどが挙げられるだろか。 確かに、これらのことはものすごく重要であり、必要な要素だろう。 そこに加えて、私は 「心に響く話し方ができる」ということも重要であると感じている。 つまり、何を教えるのかといった内容の面だけではなく、その内容をどう伝えていくのか、どう話していくのかということいった、自分の中だけではなくて外へ出していく、他者へ

          教師の話し方

          プロフィールアイコンについて

          さて、今回はプロフィールアイコンについて伝えたいと思います。 このアイコンは、見ての通り「色鉛筆」でございます。 どの色も輝きを放っていて共存しているように見えます。 これをですね、教育にあてはめたいと思っているのです。(無理やりか?) 端的に言えば、 「色鉛筆」が「子どもたち」だということです。 まあ、そうだろうなと感じた方多いかとは思います。 でも、それが重要だと考えています。 それでは詳しく見ていきましょう。 子どもたちそれぞれには色があり、どの色も他

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