表情・透明マスクについて

透明マスクについて。

透明マスクというものが話題になっている。

コロナの影響でなかなか表情が見えないということで、子どもの発達に影響が出るといった理由から、口の部分が透明になっているマスクがあるということだ。個人的にはとても良いアイデアだと感じた。教師も子どももお互いの表情をより分かりやすい状態で交流したほうが、教師は子どもの表情によって授業方針を考えられるし、子どもも他の人の表情を読みとって、相手の気持ちを感じ取るからである。普通のマスクをしていると、なかなか表情が見えないので、マスクをしていると目元だけしかわからず、一見良さそうな表情をしているから、それに合わせた言葉を投げかけるということが、実はマスクの向こう側ではそのような表情ではなく、それに気づかずに、思いもよらない言葉をかけてしまい、関係がぎくしゃくしてしまったということも起こりうるだろう。そのため、互いにとって表情を読み取りやすく、良好な関係を築いていきやすいために透明マスクというものは有効なのではないか。本来はマスクをしないということが望ましいのはもちろんではあるが。また、もう少し透明マスクのデザイン性を良くしてほしいとは思っている。特に枠の部分が透明じゃないので、目立つように思える。枠の分の透明度をアップさせてくれたらより良いのではないだろうか。

ここまで透明マスクいいね、と言ってきたが、こうも言えないだろうか。

普通のマスクを強いられているからこそ、表情が豊かになる、と言えないだろうか。

つまり、普通はマスクをしているから、表情が見えない、把握しづらい、という考えをするだろう。

しかし、そうではなくて、

「マスクをしていても表情が伝わるような表情をしよう」

といった考え方ができるのではないか。
具体的には、目元だけでも表情が(すべてではもちろんないが)伝わりやすくしようという努力をしてみてはどうだろうか、ということである。私自身も、最近目元だけでも表情が伝わるように(特に笑顔の時)、マスクなしの時よりも大げさに笑顔を作ってみている。実際に、面接や発表の時にもマスクをしたままといったことがほとんどであるため、マスクをしたまま自分を伝える必要があるからである。マスクだから諦めるのではなくて、教師も子どもも普段よりも大げさに表情を作ってみることをやってみてほしいと思う。ちょっと恥ずかしいと思う人もいるだろうが、大丈夫。だって、口元はマスクで隠れていますから。慣れればある程度できるようになるだろう。そして、それが普通になって、マスクしなくても良い時期が来たら、それは大きな武器になるのではないか。なぜなら、マスクをしていても表情が伝わる表情を作ることができているのだから、マスクが無くなったら表情がより豊かに見えるのではないだろうか。

コロナ時代でも表情を意識したことができると良いなと感じています。

透明マスクが導入されることはとても望んではいますが、そうではない場合でも表情を重要視できると良いなと考えています。

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