砂漠気候の簡単な導入

昼間は20度以上あったのに、夜は1ケタ台の気温になり冷え込みます、といったような天気予報を見かけることがあるだろう。のんきに昼間暖かいからと言って薄着で出かけたら、夜に帰ってくる頃にはブルブルと震えながら「冬じゃねえか!」などとツッコミを入れながら帰路についている、な~んてことはないだろうか。これは、大人もそうだろうが、子どもも同じように感じている人多いのではないだろうか。その認識の下で、最近、昼と夜の寒暖差激しくて服の調節が難しいよね、などといった話を子どもにする。そして、そのことのためにどのような工夫をしているのかといったことも聞く。しかし、世界をごらんなさいと。世界では一日の最高気温と最低気温の差、日較差が日本の比ではないところがある。10度そこらの日較差でひーひー言ってられないのだ。さあ、そこで、世界ではどのようなところがそんな場所なのか、ちょっと考えてみましょうか、とする。何となくのイメージがついたところで、答えがBW気候であるということを紹介したのちに、なぜそのように日較差が大きいのか、また、その気候に暮らす人々の暮らしの工夫は何があるのか、ということを見ていく。我々の工夫と違うところや同じところも見えてくるだろう。日本にいては想像がつかないことが世界では普通に起こっているのだ、ということを少しでも理解してもらえるのではないか。簡単ではあるが、こんな導入もできるだろう、と思いました。

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