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32歳でフリーターに転職した話①

こんにちは。

今回は、僕が32歳でフリーターに転職した話を書きたいと思います。

年齢の近い人で転職を考えている人の参考になれば幸いです。



フリーターになるまでの経歴


まず、僕のこれまでの経歴を簡単に書きたいと思います。

22歳 大学を卒業 学生からしていたアルバイトを続行 フリーターになる

25歳 アルバイトをやめて短期の契約社員を半年間ほどする。

26歳 その後、希望していた業界に転職できず知り合いの仕事を紹介してもらい建築関係の仕事をする

27歳 就職活動が面倒になり、手に職をということで建築関係の仕事で社員になる。

31歳 建築の仕事が割に合わなくなり、広告代理店で派遣社員を半年間するが人が合わず辞める

32歳 好きなことにアルバイトでもいいので携わりたいと考えフリーターになる。←今ココ


フラフラしてますね。

やっぱり20代で周りが正社員でバリバリ働いているなか焦りはそれなりにあったと記憶しています。

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大学を卒業、とりあえずのフリーターに

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特に僕の時は就職氷河期の真っ只中で、周りの話を聞いて絶対就職は無理だなと諦めていました。何十社とエントリーシートを送り、面接を何度もやっては落とされる。今もそのようですけど、そんな感じでした。

だったらしばらく遊んでいようとフリーターをしていました。

というのも学生の時からやっていたアルバイトは好きな業界でもあり、同僚も社員さんも本当に気が合う人が多くて楽しかったので続けたかったというのが理由でした。

そして少しは会社員として働く経験が必要だろうと短期ですが契約社員になりました。

事務系の仕事だったんですが、それ以外のこともやらせてもらったり面白い仕事でした。なぜか評価してもらって契約延長してしばらく働かないかという話も頂けて、自分は社員でも通用するんだという自信をもてた経験でした。


さぁ、就職活動へ。しかし・・・

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年齢的にも就職するにはぎりぎりだろうということで自分の希望する業種を目指して就職活動を始めます。

しかし甘くはない。

就職活動を大学生の時やらなかったのも問題でした。

貧弱な経歴に、就職活動のノウハウが全くなく手ごたえのない面接が続く毎日。

このままでは生活できなくなる。

そんな時、知り合いが仕事を紹介してくれました。

建築関係の仕事で物を運んだりする雑用でした。


なぜか、建築業界へ

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そして、成り行きで全く興味のなかった建築業界に飛び込むことになります。あまりにも就職活動が上手くいかず、面倒くさくなってしまったのです。経歴も社会経験がなく、このままでは行き詰ってしまう。せめて、何をするにしてもお金を稼げる技術を手にしようと。

そこで、世話になっていたところで建築の会社で社員として働くことになったのです。

これがしんどかった。周りの人たちはいい人ばかりなのですが、まず休みがない。休みだとしても電話は24時間関係なくかかってくるし、それが当たり前みたいな世界なんですよね。そして残業代も深夜手当も出ない結構ブラックな会社だったのもきつかった。知り合いの紹介という手前、なかなか文句も言えませんでした。

とある日、何かが切れてしまい辞めることにしたのです。

とりあえず幸せじゃなかったというのが一番大きかったでしょうか。


大手の会社で働くというのも地獄だった・・・

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それから、リハビリというかちゃんとした所で働いてみようと思い、試しに大手の広告代理店で派遣社員で働いてみることに。

これが最悪でした。

まず、まともに仕事を教えてもらえない。

自分で分からないことが分からない。

前任者もその前の人も、バックレたと聞いていたのですが、そういうことっだったのかと納得しました。

得意先の人も気難しい人が多く、担当の営業もめちゃくちゃの要求をしてくる人で、その板挟みになる日々。

明らかに新人が担当する仕事じゃない。

つまり、面倒くさいので派遣社員にやらせようということなんだろうと。

ただそれは、建築業界に飛び込んだ時も似たような状況だったし、喰らいついていれば何とかなるだろうと思っていました。

しかし問題は仕事内容ではなく同僚でした。

みんな互いに影で悪口を永遠と話し続ける。

上司はお局みたいな人に気を使いすぎて言うことが毎回変わる。

特に一人めちゃくちゃに口の悪いおばさんがいて関わらないようにしていましたが僕が嫌っていたのが分かっていたんでしょう。

嫌味を言われまくり、僕の心は折れました。

いわゆるイジメってやつです。

仕事に必要なメールも送ってもらえず、その確認をするとなぜか怒られ、仕事にならないと上司に言うと我慢しろと言われる。

せめてバックレずに契約が終了するまで耐えようと我慢しました。

僕の仕事を引き継いでくれた年下の先輩がボソッと「よく半年も我慢できましたね」と漏らしていたのが印象的でした。

辞める最後の日、上司が何も言わずに後を濁さず辞めてくれ的なことを遠回しに言いました。つまり、気づいていたんですよね。

確かに僕は仕事ができないほうだったと思います。

それでも、あまりにも理不尽だった。

まだ、建築業界のほうが誠実だった。

教えてほしいといえばちゃんと教えてくれたし、出来ないやつでもやる気を見せればちゃんと向き合ってくれる人が多かった。

ところがこの会社、そういう雰囲気ではなかった。

多分、仕事で不満が溜まっていってそれが人の些細な部分に目が行きがちになって悪口ばかりをいうようになるのかなぁと思います。

まぁ、そんな感じでいろいろなものが、自分の何かが壊されてしまったような感じでしばらく無気力な無職状態が続きました。

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そして、社員になることよりも自分が一番楽な生き方をしようと考えるようになりました。

そしてここ十年で一番、楽しかったのはいつ頃だったかなと考えると大学を卒業して続けていたフリーターだったことに気づくのです。

②に続きます

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