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最後は未来の自分から見て入庁する自治体を決めた

がくさんです。
大学生の時の話です。

【内定先】

大学2年生の頃から少しずつ、
公務員試験の勉強を始めました。


本格的に取り組みはじめたのは
大学3年生のとき。

「地元の地域活性化に貢献したい」


こう思ったのがきっかけです。


大学の講義以外のあらゆる時間を削って、
試験勉強に自分の時間を費やしました。

試験半年前からは
専門学校の自習室にこもり

朝から晩まで
缶詰め状態で勉強しました。


唯一の休憩時間は
昼飯の1時間と決めていました。


アルバイトも辞めたので、
昼ごはんは専門学校の近くにある

・松屋の牛丼単品

・立ち食い蕎麦屋のかけそば(大盛り)

・はなまるうどんのかけ小とおにぎり


をぐるぐる回していました。

民間企業は一切考えていなかったので、
それは必死に勉強しました。

地道に積み上げたものが

最後に花開き、


地元の県庁と
東京都特別区(23区)の


2つの自治体から内定をいただきました。



もともとは


第一志望が青森県庁でした。
第二希望は東京都特別区でした。


当初の予定では、
地元の県庁に進む予定でした。

【結論】

東京都特別区(23区)への
入庁を決めました。


縁もゆかりも全くない地域です。

大学があったわけでもなく
住んでいる地域なわけでもなく

遊びに行っていた街なわけでもなく
アルバイト先でもない地域です。

【理由①人】

説明会や面接試験の場で

お会いさせていただいた職員の方々と
一緒に働きたいと思えるか、

自分が無意識レベルで
持つ感覚を大事にしました。


人事採用担当者の方や管理職など
行政組織の顔とも言える職員の方々と
お会いした際に

自分がどう感じたかは重視しました。

地元県庁で面接試験を受けた時、

なんとも言えない
違和感がありました。

質問の内容なのか
面接官の態度の問題なのか

10年も前のことなので
覚えていませんが


何か会話のやりとりを通じて、
自分との間でずれが生じるような感覚


社会を知らない大学生が
人を見る目に長けている
わけもありませんが、


会話をした時のもやもや感を
軽視することはできませんでした。

一方で東京都特別区のほうは
一緒に働きたいという気持ちが
違和感なく出てきました。

【理由②成長の幅とやりたいこと】

やりたいことで言えば

地元産業の発展に寄与できる
地域活性化の仕事がしたい

というのが本音でした。


この点は悩みました。


今すぐに叶えたいことなのか
それとも時間がかかってもいいから
叶えたいことなのかを考えました。

【理由③未来から考える】

最大の理由はこれです。
理由②と少し似ているかもしれません。


公務員という仕事を通じて
どうありたいかということを
今一度考えました。

「社会により貢献できる人であること」

その中で


東京に残って

色んな価値観の人に
揉まれながら仕事をして


その中でもしも
どうしても

地元に戻って公務員として
働きたいと思ったら、


もう一度地元県庁の
公務員試験を受けようと思いました。

今、ここで新卒で地元に戻ったとしても、
あまり意味がないかもしれない、


という気持ちが
潜在的にあったかと思います。

【後悔なし】

一つ、大きな決断となりましたが、
今に至るまで全く後悔はしていません。

むしろ、東京都特別区に入ったおかげで
国家公務員(出向)の経験もできました。

職務を通じてたくさんの方々に
お会いすることもできました。

また、民間企業に転職して、
その上でこれから起業するという
選択肢をとることができました。

人生は決断の連続と積み上げ。

まだ32年間しか生きていませんが、

「どうありたいか」

「どうしたいか」

「その上でどの選択肢をとるか」

自分に問いを立て続けたいと思います。




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