ガク-新卒マーケター

社会人1年目のデジタルマーケター。データ分析×英語を武器にマーケターとしてレベルアップ…

ガク-新卒マーケター

社会人1年目のデジタルマーケター。データ分析×英語を武器にマーケターとしてレベルアップを目指す。統計学、Python勉強中。TOEIC900越え&スペイン語B2(中級)。趣味は欧州サッカーと将棋。Twitter:https://twitter.com/Gaku7342

最近の記事

若者は出世を望んでいないというのは本当か?

 最近の若者は出世を望んでいないという話をよく聞く。ミレニアム世代やZ世代と呼ばれる若者たちは、様々な理由から会社での出世を望まなくなったという話だ。時代が平成、令和へと移るにつれて、人々の価値観も変化、多様化してきた。昭和の時代のイメージとして抱くような、新卒で入社した会社で出世競争を戦い抜くサラリーマンという人生はなかなか想像しづらいのかもしれない。今回は、一人のZ世代の人間として、若者が出世を望まないというのは真実なのか、という点について考えてみたい。 理由①仕事以外

    • 「自身を優秀そうに見せる能力」は非常に重要

       社会人になって頻繁に聞く単語に、「優秀」という単語がある。人を評価する際によく使われる単語だが、意味としては非常に漠然としている。しかし、社会人として成功している人間は、往々にして優秀であるという評価を受ける。同期にも優秀という評価を受けている人間もいるし、社内で出世している社員は、基本的に優秀だという評価を聞く。今回は、そんな曖昧な言葉である「優秀さ」について考えてみたい。 「優秀」とは 優秀さとは一体何だろうか。まず思い浮かぶのは、英語やプログラミングといったハードス

      • 文系も数学から目を背けてはいけないんじゃないか

         最近、高校数学をしっかり学んでおけば良かったと強く思う。理由は、今後のキャリアで必要だと感じるからだ。高校、大学共に文系の私は、将来数学なんて使わないだろうと考えていた。実際、大学では国際関係の学部で学んでいたのだが、一部の経済学の分野を除いて数式に触れる機会などほとんどなかった。  しかし、就職を機に風向きが変わった。厳密には就職活動をしている頃からなのだが、私はデータ・マーケディングの世界に興味を持ち始めた。そして、デジタルマーケティング職で内定を得て、就職することが

        • コロナ時代における新卒同期とのコミュニケーションの実態

           社会人になって約2か月が経過した。全ての新卒社員を対象とした全体研修を終えて配属先での業務を開始し、働いていることを日々実感している。果たして、この会社で自分はどれだけ成長できるのだろうか。新たな環境への期待は大きなままである。  しかし、新社会人としての生活を謳歌するには大きすぎる障壁がある。コロナによる制限である。そもそも、自分たちの代はコロナに様々な機会を奪われてきたと思う。就職活動は急遽オンラインにシフトし、学生生活の最後の1年間は大学に行くことができなかった。卒

        若者は出世を望んでいないというのは本当か?

          成長できる環境かどうかは運で決まる

          成長を求めて会社を選択 社会人としての生活を始めて約2か月が経過した。私が入社したのは、比較的若い会社で、エネルギーに溢れた人間が多い。現在は、4月いっぱいの新人研修を終え、実務の中で日々学びを得ている。  就職活動の際、私が重要視していたのは成長環境だ。そのため、凝り固まった日本の大企業ではなく、若いうちから比較的自由にできそうな会社を選択した。しかし、本当にこの会社で自分が望んでいた成長を得られるのかはまだわからない。成長するためには、自身の努力は必要不可欠な要素である

          成長できる環境かどうかは運で決まる

          私はなぜスペイン語を学んだのか?

           私はこれまで、外国語の学習には力を入れてきた人間だと思う。大学時代は国際系の学部で学び、1年間の交換留学も経験した。メインで学んでいたのは英語なのだが、スペイン語の学習にも取り組んできた。そして、両言語共に決して高いレベルではないものの、話すことはできるようになった。  現在のスペイン語のレベルとしては、何とか自分の専攻分野なら大学の授業にもついて行けるレベルだろうか。しかし、学生同士のディスカッションが豊富な授業であれば、なかなか厳しいかもしれない。そんなレベルである。

          私はなぜスペイン語を学んだのか?

          なぜ日本人留学生はアジア人と集まりがちなのか?

           前回のnoteでは、英語を学ぶ価値についての見解を書いた。  私が英語力を伸ばすことができた背景には留学がある。その留学中に見られた現象が、今回のテーマである、日本人留学生はアジア人同士でコミュニティを形成する傾向があるという点である。アジア人と言っても、特に日本と地理的に近い韓国や台湾、中国、そして東南アジア諸国である。  私には留学経験を持つ友人も多くいるが、世界の様々な留学先で日本人は他のアジア人留学生と仲良くなる現象が見られたと聞く。留学当時は、私にも多くのアジ

          なぜ日本人留学生はアジア人と集まりがちなのか?

          英語を学ぶ価値は本当にあるのか?

           グローバル化が叫ばれ、英語は日本人にも不可欠であると言われ始めたのはいつ頃だろうか。もともと海外に興味があったことに加え、英語ができると社会に出てから役に立つというアドバイスを受けて、私は学生時代に英語を勉強した。しかし。最近ではテクノロジーによる翻訳精度の上昇や同時通訳の実現等への期待から、英語は学ぶ必要がないのではないか、という論調も目にする。今回は、英語学習にそれなりに時間を費やしてきた私なりに、英語学習は本当に価値があるのか?というテーマに対しての考えを述べてみたい

          英語を学ぶ価値は本当にあるのか?

          [考察]サッカーで成功する上で必要な4つの資質について

           私は趣味を聞かれると、サッカーと将棋であると答える。将棋については最近特に多くの時間を費やしており、前回noteにも書いてみた。  しかし、私が長年取り組んできたのはサッカーの方である。今では趣味としてプレーしたり、欧州サッカー観戦をする程度だが、サッカーに青春時代を捧げたものである。また、少しではあるが海外でプレーしたり、ジュニア(小学生)世代の指導に携わった経験もある。そこで、今回は自分の長いサッカー経験から、サッカーで成功する人間の特徴について考察してみたい。  

          [考察]サッカーで成功する上で必要な4つの資質について

          感動的なプロ棋士の実話、『聖の青春』を振り返って

           将棋の世界には様々なドラマがある。前回、私は将棋を指すことにハマり、棋力を高めることに執念を燃やしているという内容を書いた。  同様に、私はプロの将棋を見ることにもハマっている。そこには様々なドラマがある。最近では、藤井壮太王位・棋聖が話題に上ることが多い。最年少記録を次々と塗り替えているが、現在の強さを見ていると、今後もその進撃が止まる気配はない。私は藤井時代の幕開けに生きていられることに興奮を覚えている。  これまでの将棋界において、時代を作ってきたのは間違いなく羽

          感動的なプロ棋士の実話、『聖の青春』を振り返って

          将棋は最高の知的・戦略的ボードゲームである。

           私が将棋にのめり込み始めたのは、2年くらい前だろうか。子供の頃からルールは知っていたのだが、本気で取り組んだことはなかった。しかし、2年前からはその魅力に取り付かれ、今では毎日2時間程度を将棋に費やすようになっている。今回はそんな将棋について、その面白さや自分がハマった理由を書いていきたい。  将棋と言うのは知略を競うゲームである。戦略ボードゲームと言い換えることもできる。将棋で求められるのは、先を読む力、常に最善手を考え抜く力、定石を記憶する力、など総じて頭の良さに関連

          将棋は最高の知的・戦略的ボードゲームである。

          司馬遼太郎、『竜馬がゆく』に読む坂本竜馬の偉大性

           司馬遼太郎は言わずと知れた歴史小説の大家であるが、その数ある作品の中でも有名なものの一つが『竜馬がゆく』という小説であろう。  私は小学生の頃からの司馬遼太郎ファンであり、『関ケ原』、『城塞』、『燃えよ剣』などの数々の作品に感銘を受けてきた。司馬遼太郎の描く歴史上の偉人の生き様は、読み手の人生に熱を与えてくれる。今回、文庫本8冊から成る『竜馬がゆく』を半年近くかけて読み終え、感動と人生への気力を養うことができた。  『竜馬がゆく』における、坂本竜馬の偉大さは、思想の先進

          司馬遼太郎、『竜馬がゆく』に読む坂本竜馬の偉大性