- 運営しているクリエイター
#エッセイ
346.雑記 / 最後の息
noteを開くとき、とても注意ぶかく操作をする。そうじゃないと見えてしまうから。なにがって、前日に書いた記事の”スキ”の、数が。
数が多かったら(あくまで当社比)変に調子に乗ってしまったり、無意識に「この路線がウケるんだな......だったらもっとやろう / もうやめよう(そう、やめたくなってしまうのだ!ばかばか!)」という路線バイアスが発動してしまうし。
数が少なかったらふつうにしょんぼりし
はじめの記憶、終わりに向かう
わたしが生まれてからいっとう最初の記憶は、アパートのベランダから射すあたたかな光でした。
わたしはふかふかとした太陽の匂いのする布団の上で腹這いになり、腕と足をぱたぱたとさせながらベランダでシーツを干す母親を見上げていたのでした。
もしかしたらその記憶は誤りで、写真で見た風景が頭に残っているだけの話なのかもしれません。
幼い頃の記憶はところどころ鮮明に残っています。姉は心臓が悪く、母親と東大