#12 二度目のコロナは軽かった
現在、二年ぶり二度目(甲子園か?)のコロナ感染。自宅療養中の身。
感染経路は全くわからない。
ただ、言えるのは
二度目のコロナは軽い。
ということ。
今日は前回感染(2022.12月)の経過と今回の経過を比較してみることにする。
前回:発熱から脱水になり長期化、後遺症に
発熱
→あっという間に脱水(オレンジに染まった便器にビビる)
→37℃〜39℃の熱が一週間
→完全解熱に10日
→食欲不振・倦怠感3ヶ月続く
→負荷を上げると動悸、呼吸苦
個人的にコロナの情報収集は前からしていて、後遺症の診察をオンラインでしてくれる病院に、すぐにつながることが出来た。(電車移動や病院の待合室で長時間待つ体力がなかった。)
それでも問診スケールの評価は10段階中の2-3。軽症に分類される。
幸い院長先生の診察で処方してもらった漢方薬が劇的に効いた。そこから超回復。
→自己判断で負荷を上げると、翌日以降に頭痛や吐き気で寝込む。
平行移動のみ、重いものは持てない、軽いものを運んでも往復できない。
→時短勤務ありで復職
→通常勤務負担軽減に変更
→完全復帰は4ヶ月後
という、完全に後遺症と称される症状に悩まされた。階段の昇降すらも息が上がるという状態は詰んだ。
それが2ヶ月近く続くと、周囲は疑惑の眼差しで私を見るようになった。
体調のせいにして、やりたくないことを回避してるんじゃないのか?
そんな空気と視線をヒシヒシ受けながら、
でも絶対無理はしなかった。
皆が知らないだけだから。
無理したら、自分の体調に返ってくるから。
しかし
SNSなんかで見知ってはいたけど、
後遺症って、色んな意味でつらいぞ。
【反省点からの今回生かした点】
①とにもかくにも脱水が回復を遅らせた
→自宅にスポドリ常備。今回も熱が37.5℃を超えた時点ですぐに補給。前回は発熱したまま水分もロクに摂らずに寝ていたのか仇となった。
②解熱剤を使うタイミングを逸した。
初回の発症時はコロナが2類の時代。コロナが発症したら、LINEで登録して自宅療養が基本だった。手持ちの解熱剤もなくひたす、寝ていたら、「間欠熱」状態になり、体力は蝕まれていき身体は弱る一方…。
今回の初期対応
→昨年ぜんそくが再発。発症日前日にぜんそくの予兆を感じて受診。吸入・咳止め・鎮痛解熱剤を処方してもらっていた。
この時点で、まさか自分がコロナなんてと思っていたけど、医師から「熱が上がって来たら、検査しましょう」と言われていたことと、連休前だったので抗原検査キットを購入して帰宅。
その日の夕方から熱が上がったため、よく日曜日の昼に抗原検査キット開封。
コロナ陽性確定。
今回は「ぜんそく」という基礎疾患持ちに返り咲いてしまったため、対処を誤ると重症どころか命が関わる。
脱水を回避した時点で、解熱剤の使用のタイミングを考えた。
結局、38℃を超えて、咳き込むたびに頭痛がするようになった時点で内服。
今回は、この解熱剤を使うタイミングが絶妙だったらしい。
翌朝、倦怠感や食欲の減退はあったものの、自宅内では普通に生活できた。
咳は少し残るけど、頭痛もなく快適。
食欲不振も3日目には復活。
前回の感染では、通常の食事量、食欲に戻るのに4ヶ月かかった。
当然体力も戻るはずもなく。
そして今。
コロナが5類になったとはいえ感染症であるので、当然自宅待機の身。
こんな風にスマホを持ち、ゴロゴロしながら作文している。
前回は起きているのかつらくて、ずーっと寝ていた。サッカーW杯が開催され、日本がスペインに勝利するというジャイアントキリングは、と熱にうなされて途切れ途切れの意識の中でテレビ画面が蜃気楼みたいだった(それでも見てる笑)
当時は医療が逼迫しており、受診自体が困難だった。
それだけでなく
医療機関につながらなくても、まあ大丈夫だろう
正直、そんな自己過信も手伝って痛い目をみた。
今、一度目の経験からの二度目の感染は
呆気なく回復の一途を辿り始めている。
今一番思うのは
最初または唯一の感染がこんなに軽かったら、その人は「コロナは風邪と変わらない」とか思うんだろうな…。
しかし
私は後遺症を経験した。
すごーくしんどかったけど
それでも軽度レベルの後遺症。
一年近く回復出来ずに通院している人も身近にいる。
自分と周囲の経験だけが全てではないということは断言してもよいかな。
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