あおば

拗らせ人生を歩んできた自分に内在する「怒り」について書いています。カウンセリングを通し…

あおば

拗らせ人生を歩んできた自分に内在する「怒り」について書いています。カウンセリングを通して気づいた、きちんと怒る、怒りを表現することの重要性についても書いていく予定です。

最近の記事

#36 あなわびし〜アナの一分(いちぶん)〜

今日は10年近く 思っていたことを 書いてみることにした。 うまく書けるかな? スポーツ実況界隈に 「名?迷?実況」が蔓延る。 その一言に 感動とアスリートに対する敬意は宿っていたか? その瞬間に絞り出された言葉だったか? 発する言葉の成分が 気になってしまうタチでして。 いつだったか あるテレビ局は フィギュアスケートシーズン前に (実はバンクーバー五輪までのスケヲタ。平昌以降は知りません) 「名実況シリーズ」 なんて特集をしていた。 自画自賛の極み。 アスリ

    • #35 虎に翼より〜無自覚な偽善〜

      あんた、そうやって自分がいいことしたと思って 気持ちがよくなりたいだけなんじゃないの? 虎に翼。 直明から かけられた言葉に対しての 道男のことばだ。 直明のことばに見え隠れする偽善性を 直球で突いている。 はて? 偽善とは? 今も私が月イチで通っているカウンセリング。 担当の先生以外にも、臨床心理士の方が在籍している。 もう10年以上も前になるが そこに若い男性の心理士さんが一人加わった。(後ろ姿の雰囲気が若い頃の義田貴士風だったので、以降ヨシダさんとする) 本来

      • #34 Rainbow in February

        怒り続けるのも エネルギーが要るので 今日は ちょっと休息日。 とある2月に撮影した写真。 本来存在していた 送電線は Google師匠の提案にのっかって 消してみた。 あなたの明日が いい日でありますように。 #虹 #冬の虹 #七色 #なないろ #2月 #雨上がり #空 #空模様 #心の休息 #休息 #気分転換 #写真 #写真好き #明日 #いい日になりますように #エネルギーチャージ #お裾分け #エッセイ

        • #33 虎に翼より〜大人をあきらめた瞬間〜

          今日はちょい重めです。 でもまっとうな大人はね、 一度や二度の失敗で 手を離さないの、離せないの! 関わったらずっと心配なの! そういうもんなの! 私の中の道男は言う でもさ、寅ちゃん、 世の中には 自分の気分や都合で 手を離したり 手をつないできたり 手をふりほどいたり いい人の顔をしているけど、つなごうてしたら手をポケットから出さない大人とか 子どもを翻弄する大人がいるんだよ。 それもけっこうな割合で。 そういう大人が一番身近な大人だったり 大人が暴れたり怒った

        #36 あなわびし〜アナの一分(いちぶん)〜

          #32 虎に翼 〜石を投げるシステム〜

          虎に翼 よねが発した 声を上げた女にこの社会は容赦なく石を投げてくる を準えて、タイプは違うが女性であることから投げられたことのある「石」について書いてみることにする。 今回のお話は、 コチラのワクイさんではなく、別な人の話。 ワクイさんに絡まれてから 4年ほど経った時の話。 とある支店に、年度途中でヘルプで勤務することになった時のこと。 正式着任までは2日あったが 引継ぎと確認を兼ねて出勤した日のこと。 副支店長であるマルコさん(ちびまる子ちゃんに似ているので、マ

          #32 虎に翼 〜石を投げるシステム〜

          #31 虎に翼より〜石を投げたいお年頃②〜

          こちらの続き。 私に石を投げたくて仕方ない彼のことはワクイさん(仮名)とする。 なぜワクイさんにしたか? 日本のプロ野球で歴代の暴投数の多いピッチャーを調べたら、 現役投手でNo.1が涌井秀章投手だったので。 ちなみに歴代一位は マサカリ投法 サンデー兆治でおなじみの 故村田兆治投手。 (アラフィフ以上にしか刺さらない情報…) 前回は 全体の会議と言う場で 完全に論破(…というレベルでもない単なる説明)されたワクイさん? ならば今度は… と、彼なりに隠し球を投げてき

          #31 虎に翼より〜石を投げたいお年頃②〜

          #30 虎に翼 〜同じ女性初ですが、はて?〜

          #29の続きはお休み。 でも「怒り」は、 あるよ。(HEROのバーテンダー田中要次風) 最近の司法関連のニュースやコメントで 気になったことと、虎に翼を重ねて。 虎に翼。 女性初の判事、家庭裁判所長である三淵嘉子さんがモデル。 2024年7月 寅子が裁判官となり、新潟三条に赴任した頃 私たちの生きるリアルな社会では 女性初の検事総長が誕生している。 そして 虎に翼が最終回を迎える ほぼ同時期に ある事件の再審請求の判決が出された。 1966年に起きた一家4人殺人放

          #30 虎に翼 〜同じ女性初ですが、はて?〜

          #29 虎に翼より〜石を投げたいお年頃①〜

          声を上げた女にこの社会は容赦なく石を投げてくる 原爆裁判の当事者尋問に出廷するために上京した吉田ミキが、法廷に立つか立つまいか揺れて弱気になる様をみて、弁護士・山田よねが言った。 よねは、よねの地獄を生き抜いてきた。 親に虐待されるという、スタートから地獄。 そんなよねだからこその言葉。 石って今も投げられるよね。 私も昭和の時代にクソな親戚に散々投げられたけど、 21世紀に突入して 平成も半ばから終わりに差し掛かった時に 三度ほど投げられた。 声をあげたつもりもな

          #29 虎に翼より〜石を投げたいお年頃①〜

          #28 虎に翼〜コミュニティで生きるための作法

          虎に翼。 新潟・三条編は 巷ではつまらなかったという人がけっこういるらしいが、 個人的には過去の記憶を肌感覚で思い出させるシリーズとして、 ヒリヒリしながらも楽しんでいた。 本当の意味で嫌な奴が登場しなかったから。 杉田兄弟(高橋克実さんと田口浩正さん)の立ち居振る舞いに象徴される馴れ合いと忖度。 ワシらがエエようにやっとくから、おなごのアンタは口は挟まんといてください…みたいな場面がたびたび。 東京からやって来て面食らう寅子。 ドラマはソフトに描いていたが、 他所者、そ

          #28 虎に翼〜コミュニティで生きるための作法

          #27 虎に翼より〜アイデンティティ〜

          桂場こと松山ケンイチさんが 虎に翼の一気見を始めて 感想を毎日怒濤のツイート(ん?今はポストでいいの?)を毎日更新、 あっという間に90話に到達。 タイムラインに レッドみさえが降臨するし 深田課長(新潟三条支部の庶務課長)演じる遠山俊也さんの知り合いが、遠山さんに松ケンチェックが入ったのを「LINEした」とか流れてるし じわじわとお祭り状態だ。 先程覗いたら 「感想を日めくりカレンダーにしてほしい」なんてポストを見かけて、至極同意。 そんな松山さんのポストの中でも

          #27 虎に翼より〜アイデンティティ〜

          #26 虎に翼より〜立派な出涸らし〜

          虎に翼。 穂高先生のことばが けっこう刺さった。 佐田くん、 気を抜くな。 君もやがて古くなる。 自分を疑い続け、 常に時代の先を読み、 立派な出涸らしになりたまえ 既に出涸らしに近い立場である身としては 改めて 自分の立ち居振る舞いについて 考えさせられる一言。 最後の最後まで 自分を絞ってみるのも悪くない でもなーなんて逡巡することもある。 しかし やっぱり 雨垂れにでも 出涸らしにでも なってやろうじゃないか 自分を疑うことはエネルギーが要る。 ある程度の年齢

          #26 虎に翼より〜立派な出涸らし〜

          #25 虎に翼〜左甚五郎もびっくり〜

          今日は怒ってない笑 虎に翼。 松山ケンイチさん演じる桂場。 年代が進み 桂場が歳を重ねるに従って 刻まれた 眉間の皺 それはまるで 彫刻刀の三角刀で彫ったような 左甚五郎もびっくりの 三角の断面の皺だ。 役を離れた本人にはないはずの 眉間の皺 ないはずの眉間の皺を出そうとしたら、 眉毛や鼻まで動いてしまう。(鏡をみて挑戦したが変顔にしかならなかった) その眉間をキープしたまま微妙に表情を変えて桂場になる。 ある程度 トレーニングすれば できるのか? 眉間の皺をキ

          #25 虎に翼〜左甚五郎もびっくり〜

          #24 虎に翼より〜身内の不祥事〜

          虎に翼。 共亜事件で 寅子の父、直言が逮捕され 猪爪家は一変する。 はるさんは香川・丸亀の実家から縁を切られてしまう。 直言が起訴された後 はるさんは直道に籍を抜くことを提案する。 直道は 「別にいいけど?それでお母さんの気が済むならさ!」と切り返す…。 私が就職して3年ほど経っていた。 ある夜、母から電話があった。 母の従姉妹にあたる女性の旦那さんが業務上横領で逮捕されたという。 母の従姉妹一家は住んでいたマンションを手放し、 大学の付属小に通っていた子どもは転校。 そ

          #24 虎に翼より〜身内の不祥事〜

          #23 虎に翼より〜砂糖の加減か文書か〜

          虎に翼。 猪爪家の台所。 花江ちゃんが味付けした煮物(だったかな?)を はるさんが味見する。 んー。もう少しお砂糖を足して…のようなくだりがある。 あるあるー。 姑はいないけど、職場であるある。 毎年作成する文書。 日付と担当者以外の変更はほとんどない。 それでも上司のチェックは必須。 だから、提出する。 翌日返ってきた原稿には 赤ペン先生のごとく訂正が入っている。 あのー。 この文書、去年もアナタにチェックしていただいたんですけど…。 それでも訂正するんですね…。

          #23 虎に翼より〜砂糖の加減か文書か〜

          #22 虎に翼より〜ドラマと建築の相似形〜

          ドラマや映画の映像作品は 建築物に似ている。 基礎(脚本) 建物と地盤を固定して建物の重さを支える構造物。 土台(登場人物・キャスト) 基礎の上に水平に設置し建物の骨組みを繋ぐ役割をする。 基礎と土台にゆるみやズレが生じないように基礎にしっかり固定する必要があるそうだ。 設計図であるプロットの存在を感じられる作品と ストーリー先行の作品。 ストーリーの中に散りばめられるのがエピソード。 ストーリーとエピソードは 外装内装インテリア。 上物ばかり飾ってキレイにしても

          #22 虎に翼より〜ドラマと建築の相似形〜

          #21 虎に翼より〜怒りを成仏させたい〜

          虎に翼 このドラマに久しぶりに心を揺さぶられた。 「さよーならまたいつか」を聴くと自動的に涙が出る。 昨日の夜、最終回(3回目)を見たけど また泣けた。 この涙は何の涙だ? 登場人物の誰かに共感したとか あのシーンのあのセリフに痺れたとか そういうレベルではなく このドラマの根底を成す何かに 過去の自分の体験と感情が掘り起こされ 心が揺さぶられているような気がする。 なんとなく消化したつもりでいた 怒りの感情を掘り起こして 成仏させたい。 何の気なしに始めたnote

          #21 虎に翼より〜怒りを成仏させたい〜