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明るく楽しい不登校♪自信をつける大作戦 ホノルルマラソン編②


ただ今絶賛不登校中の中3息子。

5年前、

太めで運動音痴、運動に劣等感しかない息子に
自信をつけさせようと
母子で1年かけて準備し、
親子3人でホノルルマラソンに参加しました。

👇ホノルル編①はこちら


マラソンコース カピオラニ公園の朝
景色が進むエネルギーをくれます


制限時間のないホノルルマラソンは、諦めさえしなければゴールを待ってくれます。

しかし、息子の本番に弱いという特性が、
またここで発揮されてしまいました。

10キロ地点ですでに弱音を吐いています。

いくらなんでも早すぎる…
火事場の馬鹿力なんて息子にはなかったのです。
 

 さあこれからが大変!


「もう限界」
「無理に決まってる!」
「こんなことやって何になる!」
「くそじじい!くそばばあ!」

きつくなってくると泣き言(どころか罵詈雑言)が
激しくなっていきます。

息子を文字通り叱咤激励、
なだめたりすかしたりしながら
何とか一歩一歩、前に進みます。

 
 
制限時間がなくても、給水所や補給所は
時間になって撤去されていきました。
 
 
時々見つけられる救護所で
息子の痛む脚に氷を巻いてもらいます。

頑張るんだよ!スタッフさんが息子と握手。

その後も救護所を見つけるたびに、
溶けた氷を変えてもらい歩きます。

泣きながら、時に怒りながら。
 
この間、本当に多くの方から声援を受けました。

日系人のおばあちゃんがカタコトの日本語で
息子に話しかけ、お菓子を握らせてくれました。

おにぎりを差し入れてくれた方もいました。

車で通りすぎる方は派手なクラクションで。
 
その瞬間、息子の足は少し早まるのです。
 
 

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(👆途中で出会った応援隊。しんどいのは気のせいです!これは以降、我が家の家訓です) 


私も私で泣きながら歩きました。

人生がマラソンに例えられることが
あるけれど、それ、よくわかるなあ。

生まれてこの方、色々あったけど、
よくここまで生きてきたもんだ。

そして、今、こんな絶景の中を
初めて出会った人に励まされて、
歩を進めていることに、
感動と感謝しかありませんでした。

この気持ち、ランナーズハイ、
というものかもしれないけれど、

間違いなく、私たちは、
疾走していく人たちとはまた違った
様々な景色を見ていました。
(③へ続く)

続きはこちら👇



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