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彼 の 母 と ご 対 面 の 日

隣の男の子(という呼び名が好きだけどつまり彼)のお母さんが、彼のとこに泊まりにきている。いつも1週間弱くらいみえるようで、わたしは「すごく仲が良いんだなあ~」という印象をもった。彼の家庭は、父 vs 母息子娘 という図式で皆父と折り合いが悪いようなので、逆に3人の絆がとても強いのかもしれない。

わたしはそれとなく「いいなぁ。わたしも誰かの手料理が食べたい」と、ぽそりと本音をもらしていたのだけど、彼はそれをすばやくキャッチしていたようで、お母さんが来られてから二日目の日、部屋をノックしてやってきて「うちのおかんが夕飯作ったろって言っとるんやけど、明日食べに来る?」と、言われた。
わたし、全然全く心の準備が出来ておらずアワアワ。(えー!ほんとに言っちゃったんだ!うわー恥ずかしい・・・)あと、彼との関係もあやふやな感じのとこを漂ってるのに、お母さんに会っちゃっていーのだろうか。。
自分のぽろりと落とした発言を後悔してしまった。
ほんとは何か言い訳をして逃げ出したかったけど、そこは「人生オモシロ」とか、ネタになりそうなことを取るわたし・・(の性(さが?))により、およばれすることに。

どきどきな今日。彼が迎えに来る。
「おじゃまします・・」と、キッチンの方から鼻唄が聞こえる・・「ふんふんふ~ん♩」超ごきげんな鼻唄・・
るんるんしながら彼のお母さんが料理を作っていた。
一気に緊張がほどけるわたし。だ、だいじょうぶだ・・・
もうほんと一気に氷がとけた。

彼のお母さんが作ってくれたお好み焼きをおよばれする。
ひさしぶりの、誰かが作ってくれた手料理。
「わー うれしい」「おいしいです・・」
もろ本音でお母さんに伝えた。
じわじわ、じんわり。しあわせに味わっていただいた。
そして、彼のお母さんはめちゃめちゃ喋りやすかった。よかったー
どうしようこわいよー と思って逃げてたら、わかんないままだったけど。よかった、ほんとよかった。
その後、いろいろお話しながら、リンゴやらコーヒーゼリーやらもおよばれ。自然にご対面がおわった。

どきどきしてたけど、全然大丈夫でした。ほっ

* * *

今日はパートの面接にも行ってきた。
前から働いてみたかった「薬局」のお仕事。薬局というかドラッグストア、かな。
わたしは、レジと品出しどちらもできるお仕事が自分に合っている、と過去の経験上分かっていたので、レジだけ、品出し、だけの求人には応募していなかった。
ラインで求人サイトを登録してて、毎日通知がくるようにしていたら良いドラッグストアの求人を見つけることが出来たのだ。

面接は2対1。
社員さんもパートのリーダーさんも良い感じの方だった。
店内はひろく、清潔感がある。そして、安い。
レジは現金のみ。
電子マネーとかクレジット無しって、レジ側からすると有難い。
想定外だったのは、かけもち不可なこと。
あと、接客に関してかなりきっちりしてて、あまりゆるさは無さそうだったこと。(そこは時給が高いから納得)
別のお店が出来たらそこに移動する可能性もあること。
仕事上で注意をして直す傾向が見られないと辞めさせられる可能性もあるそうで、ほんとかなり厳しめなんだなー、という印象だった。
はじまれば、土日の休みはほとんど無くなる。
接客業だし当たり前だよね・・

ほんとは、最近みつけた雰囲気の良さそうなカフェのホールも狙ってたのだけど、ここ決まったら行けないな。。でもまだ、受かるかどうかわかんないもんね。

面接受けてみて「あー ここ、実はちがうかもしんないな・・」という気持ちに変化してしまったけど、求人で見つけたときは「きたーここだー」だったんだよね。どっちが正解なんだろ。とりあえず、ゆだねてみよう。

そんな今です。

ひさしぶりに働けるのも、ちょっと、たのしみ。かな?

なにかがゆっくりと変化しようといています。



つづく。


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