LONG TIME ADO(循環経済)
循環する経済について理解を深めています。
EUの宣言的なもの
EUではいち早く循環経済を導入して先駆者となりモデルを示す世界のリーダーとなるべく、2015年というごく最近、循環型経済パッケージなんてものまで企画した。
https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/02/2016/01cc0dd1eb518393/eu201612rp.pdf
これだけで国際競争力の向上、持続可能な経済成長、新規雇用創出できうるという触れ込みなのだから驚かされますね。
「無駄をなくして全部使ってやろうよ」みたいな考え方だと思うのですが、確かに先進国で適当に捨てられる飲食物なんかはあると少し悲しくなりますね。そういうことじゃないのかもしれませんが……
https://eumag.jp/feature/b0517-2/
食品廃棄物の削減に向けた共通の測定手法の開発、賞味期限表示の改善、2030年までに食品廃棄物を半減させるというSDGs(持続可能な開発目標)に沿ったツールの開発
そういうことで合ってました。
雇用創出
またさらに、循環経済が「実現」されると……といいますか「目指す」のであれば、雇用創出につながるという………そんな都合いいことありますか!?
あるみたいです。新しい産業的経路が生まれるため。
メーカーが生み出した余剰生産物だかロスみたいなものを回収業者やリサイクラーが小売店みたいなところに持っていく。「新しい取引が生まれる」ということは単純にそれぞれの企業の負担――――――と言ってしまってはネガティブが過ぎるため前向きに新規事業とでも言い買えてください――――――が増える。
そこに新しい人材を充てがうことは充分に想像されうることでしょう。
「これ今週の廃棄物です、はい持っていきます(ブォー」 ←トラック音
みたいなことですね。トラックが必要なら免許取得者という人材とトラックというインフラが必要になるため調達され得る。新規事業が回収業者周辺の経済を活性化させていることがわかります。仮に新規事業が活性につながらないのであればその時点でダメダメではありますが……
つまり話半分に考えたほうが良いのでしょう。こういう新規需要が掘り起こされるかもしれないよ、こういうインフラを整えればこんなメリットというか利益的なものが創出できるかもしれないよ、最新だしやってみれば、と企業を誘致するための適切な材料とはなりそうです。伸るか反るか、せっかくだし乗るか……的な中小は少なくないのではないでしょうか。
また明日に続きます。お読みくださりありがとうございました。
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