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風庵紗良/亜矢
2023年8月3日 20:15
綱渡りと引き換えにちょっとショッキングなニュースを見かけた。忘れないうちに、とここに残そうと筆を走らせる。だいぶ前に発達障害と診断された方が日本一周をした後、亡くなられたツイートを見掛けた。この事実だけでも胸が痛くなる。「お疲れ様でした。」「よく頑張ったね。」はっきり言って部外者の私はこれぐらいのことしか言えない、できない。この世が地獄と決まった訳ではないけど、綺麗事や潔
2022年10月23日 18:58
母と私 私たちはたぶんごくごく普通の母娘の姿でいられた時間は今までは少なかったと思う。私は彼女のことを愛していたし、愛したかった。けれど、それがあまりにも当時の私には辛かった。人を愛するとはいかに難しいかを思い知らされた。それが例え親子の関係であってもだ。 他の家と違うこと。私が望んでも手に入らないものは五万とあるが、母といつか多くの家庭で育まれるような温かくてやわらかい温もりを感じ
2022年6月10日 17:22
人生をやり直したくなる瞬間がある。生きている意味を問いたくなる時がある。今ここで消えたら楽になるかもしれないと、悪い考えが頭を過ぎる。私にはこういう瞬間が人生でいくつもあった。握りしめたいくつもの劣等感を踏みつけながら歩く時もあった。まるで黒く重い影を纏うように生きるのだ。たいてい私が自死を考えている時はこんな感じの思考をぐるぐるさせている。もちろん正気ではない。死んで解決しそ
2021年10月18日 20:44
本日10月18日は私の父の誕生日です。今回は私の家族に対する気持ちをエッセイにしてみました。こちらの記事も私のプライベートなお話が含まれるので有料記事とさせていただきます。色々な家族の形がありますが、私の家族はこれからも離れていても一緒に歩んでいこうと思います。✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼【父の誕生日】今日は私のお父さんの誕生日です。まだ手紙を書いてないので下書
2021年6月23日 10:32
たまに思い出す人がいる。彼は私の大切な友達だった。とても短い期間だったけど、今でも色鮮やかに当時の記憶を思い出す。はじめて会ったのは、好きなシンガーソングライターの人のライブハウス。当時付き合っていた彼が知り合いで私に紹介してくれた。私は19歳で彼は30代くらい。歳は離れていたけどすぐに仲良くなった。彼はとても繊細で不器用で、感性がとても豊かだった。言葉の選びかたはまるで薄い
2021年6月5日 21:48
プロローグ