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サウナはPMSのイライラにかなり効果的かもしれない

今や誰もが知っているワードになったPMS。
PMSとは、premenstul syndorome (月経前症候群)の略で、生理前に起きる精神的・身体的な不調のこと。

生理前でイライラの止まらない女の取り扱い説明書の記事は総アクセス数2000pvということで多くの人に読んでいただきましたが、パートナーの生理前のイライラに悩んでいる人が結構多いのではないでしょうか。

上記の記事では、過去の女性たちを貶めた女たちによる復讐、祟りと書きましたが、これを鎮静させるには実はサウナも効果的かもしれません。

女性の7割以上が何らかの症状があるというPMS。アメリカでは、これが原因で夫婦間においての殺人が起きていたり、企業・経済に莫大な影響を与えていたりもします。

さらに症状が重くなると衝撃的な自殺をすることもあるなど、昨今の日本の芸能界で起きた悲しい事件も実はこれが関係あるかもしれません。

人によって症状や重さは違うといいますが、本当に月によって重さも違えば、体の不調を来たす月もあれば、精神の不調をきたす時もありその時によって様々なのです。

体の不調は、頭痛がしたり、眠気がひどく1日中寝てしまったり。

精神的な不調はイライラ、抑うつ、不眠、不安などです。

ちなみに余談ですが、満月近くに生理になる女性は多いといいます。月は潮の満ち引きも左右しているように、出産が多いと言われるのもこの満月です。

だから満月の夜は女に狐がつくなどの迷信?があるのですね。


私はこの記事を書いている今サウナに来ているのですが、3日前からPMSの症状に苦しんでいました。

先月は頭痛と眠気だったからか、今回は精神にきてしまいました。ちょうど満月の翌日頃イライラが止まらず、昨夜はすべての物事の捉え方がマイナスになってしまい、サウナにくる予定だったのに睡眠はたったの1時間。

夜中中悶々とし、今までの自分の判断は間違っていたんじゃないかとか、とにかくマイナス思考が次々と湧いて来て、さらに眠れず、悶々としたまま朝になってしまいました。

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寝不足の体で迎えたサウナのファーストラウンド。
スチームサウナでたっぷり温まり、体を水風呂に放ちます。

冷たい天然水に浮遊した体。冷たいという刺激のせいか、呼吸が大きく、深くなります。

呼吸が深くなったと同時に、まず1段階目の不快な感情が消えました。

それもそのはず、感情と呼吸というのは連動していて、イライラしていたり、鬱々していたりすると、呼吸は知らぬ前に早くなっているのです。

さすがに寝不足でクラクラするので、サウナは2回でやめておきました。

休憩所で椅子に転がろうとすると、寝不足のせいか嗚咽がこみ上げ(汚くてすみません)2、3回でおさまりましたが、まだ自律神経が乱れていたんでしょう。

仮眠をとると、不快感も気分もだいぶスッキリしました。早めのお昼を食べて、30分ほど休憩するとまたサウナへ。

今回はスチームとドライサウナをあわせて5回。

サ道を観ていた方、漫画を読んだ方はわかるかなと思うのですが、うだつのあがらないサラリーマンの回があるじゃないですか。

会社で後輩にまで叱られるしがないサラリーマン。1ラウンド目のサウナでは、会社での嫌なことを思い出しちゃうんですが、3ラウンド目には、マイナス思考が消えて、最後にはすっかりポジティブになっているという回です。

あれはまさに汗で嫌な気分をデトックスしていましたよね。

2段階目はこれです。汗とともに体内の毒素が排出されることにより、心身的な不快もデトックスされるんじゃないかなと。

さらに何度か繰り返していくと、呼吸が深くなりリラックスしていきます。

また "ととのう" を経験された方はわかるかなと思うのですが、ととのう瞬間というのは、自分の身体に集中すること。体の感覚にフォーカスするからこそ快感を感じられるのです。

サウナでは感覚的にととのうだけではなく、自律神経も整うというのはよく言われていることです。

ということで、2回目のサウナの後にはかなり気分が治っており、サウナはPMSに効果があると確信しました。

もともと生理自体も排出です。生理の時に出てくるマイナスな感情って実は普段は蓋をしてしまっていた怒りとか、不安とかだったりするんじゃないかと思うのです。

精神の毒に蓋をしてしまっている場合、心の棚卸のためには、マイナス感情の噴出というのはあながち悪いことではないのかもしれません。

いわゆるデトックス。

問題はそれをどうスマートに排出させ、癒すか。
それのひとつのソリューションがサウナじゃないかと今回実感しました。



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