生理前でイライラの止まらない女の取り扱い説明書

祟りじゃ祟りじゃーーーーー！！！

生理前になると般若と化す妻、彼女、女上司、同僚、母、兄弟。

今でこそPMS（月経前症候群）という病名がつけられて、解明済みのような気がしていますが、巷に溢れる夫婦喧嘩、離婚、職場や家庭の不和はこの生理前が影響しているかもしれません。

私の友人は生理前の度に旦那に向かって皿を投げていたとか。かくいう私もかなり激しい方。今のパートナーと付き合いたての頃、暴言をまくしたてたのちにFacebookをブロックする、ということをよくやっていました。

生理前のイライラ。しょうがないで片付けるべきものではないのではと思うのです。

PMS(月経前症候群)による米経済損失は年間1兆円!

PMSによるアメリカ経済の損失は年間1兆円という調査があります。先ほども書いたように自暴自棄による離婚や退職、さらには女性殺人犯の犯行時はほとんどPMSの時だとか。アメリカだけじゃないはずです。散々暴れた挙句大切なものを失い、思い返してみたら生理前だったということ、心当たりありませんか？

生理前に起こるPMSの原因は？

科学的な見地からはPMS(月経前症候群)は女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」の変動が影響していると言われていますが、はっきり分かっていないそう！嘘だと思ったら「PMS 原因」で医薬品のページなどを辿ってみてください。だいたいどこのページも「PMSの原因ははっきりとはわかっていません」との記載があります。

女性のPMS経験率は85.9%

小林製薬の調査によると女性のPMS(月経前症候群)経験率は85.9%だそうです。めちゃくちゃ多いですよね！？残りの14%はPMS(月経前症候群)を知らないだけじゃない？と思いますが。ほぼ全員の女性が患っている症状、なぜ原因がはっきり分からないのでしょうか？

職場で噛み付いてくる女性はPMSかも？

ここからは全く科学的ではないことを申し上げます。PMSひどめな私はある時気がついたのです。PMSの時はイライラする。特に男性にイライラするということを。ある時オフィスにいた2つ年上の男性社員のことを祟ってやりたいような気持ちに襲われ、激しい口論をしたことがあります。もともとうまは合う方ではありませんでしたが、思い返すとあれは完全にPMSだと自覚があります。

職場で月に1回くらい噛み付いてくる女子社員がいたらそれは完全にPMS。近づかない方がいい、会話をしない方がいい。逃げて！と言いたい。この時期の女性は何を言われても、ムカつくのです。

生理の女性を不浄小屋に隔離した過去

そこで私は疑問に思ったのです。なぜ男性にピンポイントにイライラするのだろうと。そこで私は生理の歴史について調べました。驚くことに1970年まで "生理小屋" 、"不浄小屋" と呼ばれる小屋があり、生理中の女はそこに隔離されていたとか。中国から室町時代に伝来した仏教の中の「偽経」には、女性劣性の思想があり、生理は仏教的罪業の故であると意味づけられたそう。生理があることが罪だという意味です。控えめに言って最低ですよね？生理小屋は足マッサージ受け放題のスパ空間ではなく、さらに惨めな思いをするような場所だったとか。ここで恨みが蓄積したこと請負ですね。もしスパだったら今のようなことにはなってなかったはず。

産みの苦しみへの怒の矛先は旦那へ

産後クライシスなども叫ばれておりますが、どこかで分娩中に痛みとともに夫の悪口を叫びまくったという出産リポートを読んだことがあります。二人の子供を持つのに、体調が悪くなることもなければ、分娩で痛くもないし、お酒も飲みに行けちゃう旦那へ積もった恨みが出産とともに溢れ出たとか。また恨みが積もっちゃいましたね。

生理を不浄と扱った男たちへの積年の恨み？

あくまでもオカルト的仮説ですが、PMSのイライラってもしかして女性全体、そして過去に遡る先祖たちの積年の恨みが怒りとなってあらわれてるんじゃないかと思ったのです。狐につかれた、とか言いますが、女性の男性に対する恨みの意識がPMSでトチ狂った女性に拍車をかけるのではないかと。だからね、そんな時にお祓いをするバリの風習とかって間違ってないと思うのです。

男女はまだ平等にはなれない

出産ってまだ今の段階では女性の子宮が必要ですよね？これが人工的になって初めて男女は平等になることができると思います。それまでは・・・無理ですね！諦めましょう。男女平等は現時点では無理です。出産や子育てがなくなるかもしれない未来はきっとくるので、それまでの辛抱です。

PMSの祟りをおさめるには？

実はこのPMS(月経前症候群)って私も恋人に指摘されるまでは、自覚もなかったし言葉も知りませんでした。以下PMSを発見した時の日記です。