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自由が丘 ネコ日記 うちに帰りたくなった?外猫でも家猫なの??外猫に戻ったクリボー編

クリボーは徐々に家に入り込もうとするようになってきました。
以前にクリボーを捕獲した方法は、至って原始的なやり方です。
少しだけ奥の方にご飯を置いて、夢中になって食べている間に窓を閉めてしまう。これであっさり捕獲成功。
ですから、リリース後には、その時の思い出がフラッシュバックして、部屋でご飯を食わないよなぁと思ったのですが、24時間しないで、戻ってご飯を食べていました。

僕は2度とここでドアを閉めて、また狂ったようにパニックになるクリボーを見たくは無く、今はこのままでいいと、今日に至っています。

朝、シャッターを開けると、そのガラガラという音が合図になり、隣の家庭菜園にいるクリボーは、「ふにー、ふにーっ」と鳴いて僕を呼びます。クリボーって呼ぶと、「ふにー、ふにーっ」と返事をします。

レモンの木の前で、「ふにー、ふにーっ」と僕を呼ぶクリボー。

テラスの前に座り込んでは、眩しい朝ですので、目を細めてこちらを見ています。
僕はキッチンの勝手口を開け、クリボーの朝食を作り始めると、僕の足元にゴロンと横たわります。

ゴロリと横になり、ご飯はまだであるか?

そしてご飯を食べるのがルーチンとなっていますが、食べ終わった後、徐々にその場に居座るようになっています。
勝手口の入り口に座っては見張りをし、毛繕い。しばらくして外に出かける。
時々、今度はうちの中を見回るようになっています。
自分がケージに閉じ込められていた部屋や、廊下にまで歩いて行き様子を伺っています。
初めて自分の姿をクリボーは鏡で見たのもつい最近のことです。

ちょっとローカに行きますよ。。、
ここはケージがあった場所。まだ片付いていないであるな。

僕は捨てようと思っていたキャットタワーを今、再び部屋の壁際に置いています。クリボーが休む事が出来るようにです。
が、しかしクリボーはあまりタワーに興味が無いようで、あるのは僕のベッド。捕獲前も何度もベッドでゴロンとしています。

手足泥だらけのままベッドへ。

当時は冬の時期でもあり、幸いにもノミダニはいませんでした。
そういえば、クリボーを捕獲した時、フロントラインを使用しましたが、ノミダニはいなかったです。
この夏の高温で高湿度な環境では、クリボーにノミダニがいてもおかしくはなく、流石に今、クリボーをベッドで寝かすわけにはいかないと考えていますので、ねこベッドを準備する予定でいます。

毎日、外で喧嘩はするな、遠くに行くな、クルマに向かって飛び出すなと言ってはいますが、こればっかりは、もう天に任せるしか無いのが、どうにも自分の保護出来なかった無力さを感じてしまいます。

人の心配はよそに、とにかく腹が減っているそうです。

サポート頂きました費用は、全て野良子たちに還元されます。日々の食事、健康管理のための医療費。人間の勝手から外で生きることを余儀なくされる彼らを少しでもサポートするよう活動しております。