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【悩む組織は多い】 組織で最高の結果を出すためにはどうすればいいのか?

先日、徳億会という主に東京で行われている、上場企業の経営者も多く参加する異業種交流会に参加させて頂きました。

そこで今回お話された「株式会社識学」の安藤社長の講演に参加をさせて頂きました。

安藤社長は「当時の早稲田大学時代のラグビー部監督:清宮克幸さん」の指導を経験し、組織が劇的に成績が上がり変わっていく様を学生時代に知り、実践したものがコンサルティングで提案を行っている「識学」とのことでした。

今回の安藤社長の講演の中で一部、識学について知ることができました。

強い組織を作ることに必要なこと1:「規則を守る」

強い組織を作る上で「最初に必要なものは、規則を守ること」

例えば「社員がタイムカードを押さない」「遅刻をする」という現状を無くすことが、まず最初の段階とお話がありました。

当たり前のことですが、意外とこれが出来ていない組織が多いと感じます。

僕は最初の会社で「仕事は経験値もあるので個人差が出ても、遅刻は仕事ができない人でも気を付けることができる」と教えて頂きました。

当たり前なのですが、やはり大切なことです。

社長が緊急でもない状態で、気まぐれに当日遅刻や休みをもらうと部下に報告をするようであれば、部下に同じことをやってしまった場合、注意が出来る人がいなくなってしまいます。

強い組織を作ることに必要なこと2:「階級を守る」

小さな組織であると、最初から社長に物申すことができる環境が出来ます。

しかし、これらは行わない形を取る必要があります。

統率を行うには、直属の上司にすべて報告し、そこからさらに上層部へ話を行って頂く必要があり、「上層部へ伝えることができる人間が管理職、一般職と同じになってはいけない」と話の中でありました。

やはり階級を守ることは組織を作る上では重要です。

強い組織を作ることに必要なこと3:「階級を守る」

強い組織を作ることに必要なこと3:「平等性」

ある特定の人だけに有利な状況を作ってはいけません。

平等に評価はされるべきであり、皆同じ条件下で成果を判断しなければなりません。

誰か「特定の人間だけに有利不利が働くような組織やルール」では、所属する人のやる気が削がれ、関わる人全員が不幸になります。

強い組織を作ることに必要なこと4:「責任」=「権限」を与えること

組織において、管理職は責任を与えられても「権限」を与えない中小企業が多いのではないでしょうか。

社長のワンマンのみで成り立つ組織は、結局「社長にどんな些細なことでも確認しないといけなくなります」

責任を与えるのであれば「権限」も同時に与える必要があります。

権限を与えることで、積極的に活動がしやすくなり、できない言い訳ができなくなります。

強い組織を作ることに必要なこと5:この会社に居たいという考えを根付かせる

厳しくしすぎると会社から人材が居なくなってしまうと考えてしまう経営者も多いようで、実際にそのように仰っていた経営者もいらっしゃいました。

それではどんな方法で「その会社に居たいのか」という考えを社員に持たせるのか。

それは「会社の成長性」と「個々が成長をしている」ということが感じられる組織を作ることです。

会社の停滞は後退であると、豊田章男さんも仰っておられますが、やはり成長を続けているという会社は魅力的です。

そして、個々がその組織に所属をしていて成長を感じられる制度を整えることが大事になります。

昇給・階級の制度の充実、目標達成した場合、どのようなことが自身に与えられるのか。

これらを経営者は考え、制度を整えておく必要があるとあります。

それでも社員は居なくなる

どれだけ強靭な組織を作っても、会社である以上は「人は入れ替わり、去っていきます」

ステップアップのため、
家庭環境の変化、
別のやりたいことが出来た、
就職をしてみたが、自分と全く会社が合わなかった…
会社を辞めるのは色々な理由があると思います。

僕は社会人になりたての頃、人が辞める度にとても寂しい気持ちになっておりましたが、「辞めることを選んだのもその人の人生」であるということを、当時の僕は理解を全くしていませんでした。

寂しいですが、「選択をされた以上は、次の組織でも頑張ってほしい」と送り出すことが、会社としての健全な姿であると思います。

社長に必要なスキル:「誰もが成果を挙げられる」組織づくり

社長一人だけの力では成長はたかが知れています。

どんなに優秀な社長でも、一人以上には増えません。

いかに優秀な人を育て、組織を作り上げ仕組み化させるのかが社長の仕事です。

今までも優秀な社長と呼ばれる人は多く見てきましたが、本人が優秀なだけで組織としてはまだまだと感じる組織の方が多かったです。

どんな規模の組織でも完璧な組織はありませんが、「完璧に近づけること」「努力すること」はできます。

講演では、まだまだ多くのことを教えて頂いたので、随時書き足して行こうと思います😌

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