古来、日の本に自然草木の移ろひありて、そのさまあらはしたるに四季二十四節あり。
をりをりのよしなしごとをば書きつぐりて、のちに余人しみじみと思ひを致す。
これを歳時記といふ。
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2020年8月の記事一覧
ミッドセンチュリーがもう一度やって来る頃、俺はもう生きてない。2050年、日本はまだ存在しているのかな。地球はどうかなと思いつつ、おはようございます。
新宿の夏フェスで出会った尾崎が忘れられなくて #三井ビルのど自慢
突然ですが、8月のお祭りといえば何を想像されますか?
出店がたくさん並ぶ中を浴衣を着て歩いたり
河原に座って大きな花火を眺めたり
大好きなあのバンドを観られる夏フェスだったり
シュレッダーの紙吹雪が舞うのど自慢大会だったり…
そう、わたしがこれから書くのはいちばん最後のシュレッダーの紙吹雪が舞うのど自慢大会のことです。
*
「仕事終わったらのど自慢行くけど、一緒に行く?」
お昼休憩時、同
セミファイナル、夏のおわり
コンビニに行こうとマンションを出たら、セミが仰向けに倒れていた。
脚は閉じたまま、ぴくりとも動かない。
その瞬間、穴ぐらで冬眠していたモグラのごとく、久しぶりに外に這い出た日に耳に飛び込んできたセミの大合唱が、いつの間にか鈴虫の声にかき消されていたことに気付いた。
「ミィイィィ〜ン」が「ミ…リーリーリー」になったというか。
梅雨が開けた、と傘を放り投げて喜んでいたのはいつのことだったやら。