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note歳時記 ―季節を読む。移ろいを記す。―

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古来、日の本に自然草木の移ろひありて、そのさまあらはしたるに四季二十四節あり。 をりをりのよしなしごとをば書きつぐりて、のちに余人しみじみと思ひを致す。 これを歳時記といふ。
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2020年8月の記事一覧

暑すぎるので日本の暑さにまつわることを調べてみた。

暑すぎるので日本の暑さにまつわることを調べてみた。

みなさんこんばんは。本当に暑いですね…今日は浜松では41.1℃と歴代タイの気温を記録したそうです。筆者が子供の頃は日中暑くとも夜は虫の声が響いて心地の良い空気が家に入っていたのですが、今は田舎ですらクーラーがないと夜寝られないそうです…洒落にならん。
その分冬は地獄で、朝は窓が凍って開かなかったり、氷柱ができるくらい寒い田舎でしたが、最近はそんなことも無いようで…本当に気温が上昇しているのかもしれ

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ミッドセンチュリーがもう一度やって来る頃、俺はもう生きてない。2050年、日本はまだ存在しているのかな。地球はどうかなと思いつつ、おはようございます。

新宿の夏フェスで出会った尾崎が忘れられなくて #三井ビルのど自慢

新宿の夏フェスで出会った尾崎が忘れられなくて #三井ビルのど自慢

突然ですが、8月のお祭りといえば何を想像されますか?

出店がたくさん並ぶ中を浴衣を着て歩いたり
河原に座って大きな花火を眺めたり
大好きなあのバンドを観られる夏フェスだったり
シュレッダーの紙吹雪が舞うのど自慢大会だったり…

そう、わたしがこれから書くのはいちばん最後のシュレッダーの紙吹雪が舞うのど自慢大会のことです。



「仕事終わったらのど自慢行くけど、一緒に行く?」

お昼休憩時、同

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セミファイナル、夏のおわり

セミファイナル、夏のおわり

コンビニに行こうとマンションを出たら、セミが仰向けに倒れていた。

脚は閉じたまま、ぴくりとも動かない。

その瞬間、穴ぐらで冬眠していたモグラのごとく、久しぶりに外に這い出た日に耳に飛び込んできたセミの大合唱が、いつの間にか鈴虫の声にかき消されていたことに気付いた。

「ミィイィィ〜ン」が「ミ…リーリーリー」になったというか。

梅雨が開けた、と傘を放り投げて喜んでいたのはいつのことだったやら。

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