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初めての不動産投資 「マーケット創造型不動産投資」

 前回の自己紹介でも書いたが、現在、僕たちは賃貸アパートメントを建設中である。
 来週には入居開始となるため、工事も追い込みである。若干、間に合うか心配でソワソワしているが、最後まで気を抜かずに頑張っていこうと思う。
 今回は、不動産投資をどう実践しいったかを書いていきたいと思う。


01.
不動産投資をするきっかけ
自宅の隣で事業をスタート

 今回の賃貸アパート建設の構想は、約一年半前にスタートした。
 僕たちが住むリノベーションした古民家「複合古民家実験住宅」と隣接する緑道と古民家敷地を一緒に再生した民地型公園TateshitaCommonがあります。
そのTateshitaCommonの隣にある土地購入の打診があり、購入することから不動産投資が始まった。

 土地を購入し、何をするか?考えたところ、以前からやりたいと思っていた賃貸アパートを建設することを決めた。
 そこから、着工までの1年間を事業構想から利回りなどを決めながら事業計画を作り、そして、金融機関との借入の交渉、入居者募集をしてきた。
 僕たちも賃貸アパートを経営するのははじめてのため、やってみると本当に沢山のことを経験でき、会社としても本当に成長したと思う。その経験を今後、少しずつnoteに掲載していき、多くの方々にチャレンジしてもらいたい。

02.
人口減少社会における不動産投資術
地域再生を軸とした不動産投資

初めてみて、一番大切なことはプロセスだと痛感した。
 本来、アパート建設をするのであれば、
アパート企画→賃料決定→設計→建設→入居者募集→完成→引き続き、入居者募集→入居
 であるが、これだと果たして、その物件に入居者が本当につくのか分からないプロセスで、建ててから入居者が全くつかなかったではシャレにならない。
 実際にそれが起こり得る時代でもある。人口が増加時代であれば、モノを並べればモノが売れる時代で、建設してから入居者を探すでも良いだろうが、現在、そうではなく、人口縮退時代に入った。「作ってから売る」ではなく、「売ってからつくる」という発想の転換が必要である。

 実際に僕たちが建設する宮城県岩沼市の人口推移を見ても、楽観的にはなれない人口推移が予測されている。
 これからアパート建設すると、少なくとも40年は付き合っていくことになります。このグラフのまさに2060年まで付き合っていくことになるが、今より人口は23%も減少するが推測されている。そのため、不動産オーナーは、人口減少社会における不動産経営はどうあるべきか?ということと付き合っていかなければならない。

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