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なでふことなし えっせいもどき

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最近の記事

大人になるということ

涙するという行為は作業だ。 例えば 学生の頃は ぼけーっと今日給食なんだっけとか考えてたら 誰かが急に顔を隠して クラスを飛び出して行って、 全員がぎょっとした雰囲気になったところで 2、3人がその子を追いかけて行って そしたらなんか違うところで泣きだす人がいて え、何があったの?ってはじまる。 みたいな 笑 泣くということはそれはもう大事件だった。 笑笑。 それが今はどうだろうか。 小学生の頃膝によくあった あのぐちょぐちょの傷に絆創膏をして

    • 心得

      あなたに好かれる私になりたい。 あなたに期待される私になりたい。 あなたの好きな私は あなたの数だけ私が在って あなたに期待される私は あなたの好みの私だ。 完璧で正解なひとなんて存在しない 当たり前だ 先天的遺伝子も後天的経験も感じ方も違う ひとの数だけそのひとの正解がある。 あなたの中に私の正解はない だから 真似しなくていい。 期待されなくていい。 あなたのために生きなくていい。 期待って、なんて傲慢な言葉なんだろう。 1分でも、1秒でも

      • 2024

        今年のもくひょう ・ひとのはなしをこころでよく聴く ・健康に良い美味しい"すき"をみつける ・憧れる身だしなみをする ・すきな運動習慣をみつける ・じぶんとひとの境界をみつける ・リラックスできるストレッチ習慣をつける せかいに目を向けると たくさんの感情がぼろんぼろん落ちていて くるしい、かなしい、を抱えるより たのしい、うれしい、を掬いだすほうが難しい。 そんなせかいであることにもうきがついた。 くるしい、かなしい、に溢れるほうが 安易にできるせかい

        • わかる

          みんな一緒 ひとりじゃない 助け合おう  ひとつのはこにいれて おなじことをして さも誰もが同じであることがふつうであると、 ふつうであることが正しいと植え付けられる。 わたしだけなのかな、 わたしがおかしいのか 言い訳かもしれないけど、 でも、 でもさ、 言うことをきけっていうからさ、 ふつうがふつうだって、するからさ、 そうしないとさ、 ね、 おこるでしょ、 わたしのために、おこるんでしょ わたしのせいで嫌な気持ちにさせるのはさ、 こわいんだよ

        大人になるということ

          ぐるぐる

          どんどん大人になって 見えなかったものがたくさん見えてきて 道徳の教科書には載っていないような プリキュアの世界には描かれないような 白黒つけられない、いや、そもそも白でも黒でも、グレーでもない世界に圧倒される。 善悪、正誤で物事をはかる教育に吐き気をもよおす。 一般なんて概念生み出したのは誰だ。 そんなものがなければ、生まれない苦しみが、絶望が、この世界にはきっとたくさんある。 見たくないものを見ないように生きる事だってできる。 でも、そうやって目を伏せて、善

          ぐるぐる

          おいさち

          追い飯。 ならぬ 追い幸。 人をすきだと感じる感覚が好きだ。 久々に会えた友人。 なんだかんだ忙しない日々との おしくらまんじゅうに夢中で 正直、大抵の日常の中で、 友人について思いを馳せる時間は 然程確保し難い。 だから、久々に会うと、 あぁすきだなぁ。 と毎度思い出すように、改めて、しみじみ思う。 価値観がすきだ。 考え方がすきだ。 一緒にいるときの そこでしか生まれない空気感がすきだ。 他への思いやりの程度が近くてすきだ。 自分にはない魅力が輝い

          おいさち

          なやみ

          いつも頭の中がうるさい。 起床後、出かける準備中 電車の中 就寝前 とにかくひとりになる時間 頭の中がうるさい。 つぎはあれをやらなきゃ、これをやらなきゃ とか、 あのときこう言えばよかったな とか、 あの目標、あの計画全然できてないな どうしよう、 隙さえあれば、隙のないスケジュール帳を開いて 今後1週間ほどシュミレーションを頭の中で繰り返す。 やりたくてやっている訳ではない。 ぼーーっとすることができないのだ。 だから、ひとりでいる時間が長い

          過去

          幸せが続くわけなかった。 根っからのネガティブとビビりだ。 いつからだろうか。 幸せなことがあると不安になった。 不幸がくるぞくるぞと常に警戒した。 幸せより不幸の数を数えた。 中学の下校中、 真冬の夜の公園を歩きながら "寒い" そう思ったけれど、 "あ、でも心の寒さより全然ましじゃん" そう思ったらなんだか温かく感じたのを 鮮明に覚えている。 夜はよく泣いた。 呼吸が詰まって苦しくて目覚めるような 怖い夢ばかりみた。 いっそのことぜんぶおわらせ

          げんじつ

          愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。 先人や他人の失敗や成功から生きる術を学ぶ。 だから私たちは歴史を学ぶ。ニュースを見る。 法が立ち、変化していく。 それがあるから私たちは今こうして生活が成り立っている。 "2度と同じ思いをする人を生まないために " 世の中は他人に優しい。 その優しさと悔しさと痛みが痛いほど流れ込んでくる。 あやまちが生まれた点から周囲に広がる悲しみ苦しみが、かたちは違えど私の中で燻る。 悲しい。辛い。悔しい。 スマホを開くたび、無秩序に

          げんじつ

          たいせつなもの

          私には苦手な人がいた。 私から見えたその人は、私のやることなすこと話すこと全てに罰印をつけて投げ返した。 私には苦手な人がいた。 私から見えたその人は、会話のボールをキャッチする気は無くて、ただひたすらに自分が投げるボールに想いを詰め込んで、ぱんぱんに膨れ上がったボールを一本通行に投げた。 私だったらこういう時こーするのに。 あーしてほしいのに。 いつしか私は、"私ではない"そのヒトたちに "私"を押し付けた。 そして、そのヒトたちが"私"を介してしか 見えなくな

          たいせつなもの

          なにもの

          "君たちは一体何者になるんだろう、 と今から心躍らせています。" 当時中学卒業間近だった頃先生に貰った言葉だ。 別に3年間担任だった訳でも、部活の顧問だった訳でもなく、ただ、たった半年ほど生徒会の顧問として見守って下さっていた先生だ。 正直口数も少なく、何考えてるかよくわからんなーと思っていた。 そんな先生が、目を丸くして本当に不思議そうにくれたこの言葉が、忘れられない。 忘れられないのだ。 自慢げに言うことではないが、記憶力の無さで誰かに負ける気はない。 高校時代

          なにもの

          塾講師の戦闘〜ヤリガイ篇〜

          最近お天道さま荒れてますよね。 昨日なんか、「洗車かっ」ってツッコミたくなる大雨でした。 その影響で半日以上電車が止まっちゃいまして、今日は初車出勤でした。 大荒れが去った後の快晴が田舎道に最高にお似合いで、、🚘 もちろん大雨も好きなんですけどね、 洗車好きだからですかね。 塾に到着し、塾長に田舎道の良さについて一方的に語っていたら、担当の小学生の女の子がばたばたやってきて、間に合ったぜと言わんばかりの顔で無言で私を見つめる。。。 無言で、見つめる。見つめる。。。。

          塾講師の戦闘〜ヤリガイ篇〜

          塾講師の戦闘〜開戦篇〜

          そういえばもうすぐ塾講師のアルバイトをはじめて4年目になる。 私が勤めている塾は自宅から電車で20分ほどで、 電車に揺られ始めてから数分ほどすれば、 車窓一面の田んぼ、田んぼ、田んぼ、田んぼだ。 まぁそんなところにある塾なので、近所の子どもたちが、やっほ〜いといった具合でやってきて、 大概の問題は、取り掛かってものの数秒で わかんな〜い♡ だ。 決して勉強というものに対する意識が高い子どもが多い塾ではない。 そんなこんなでのほほんとやってくる子どもたちなので、こちらは

          塾講師の戦闘〜開戦篇〜

          がつがつ会

          近頃、近所にある笑顔0円の某有名ハンバーガー店が改装して、お洒落なカフェになった。 そこで中学の頃からの親友と、5,6時間 がつがつ勉強するのが最近のマイブームだ。 この親友は、がっつり主観だがかなり癖が強い。 私の醤油の小皿の深さもない極浅なツボに いつも熱烈ヒットする。 がつがつ会初日。 いつも通り彼女は私より1時間ほど先に着いてがつがつしていた訳だが、到着した私の顔を見て この世のものとは思えない何かを見たような顔をしている。 え、何でそんな顔してるん?私だ

          がつがつ会

          もぐもぐ

          私には付き合って5年目の相方がいる。 前回の記事でも登場した高校時代の彼である。 大学受験期散々病んで泣き喚いても、幼稚園児のように駄々をこねて天邪鬼を拗らせても、鼻糞を擦りつけても、変わらず愛おしい目でいつも見つめてくれる。神か。 そんな相方にはある習性がある。 その名は、なんでもミックススクワロルである。 食事の際、米だろうが牛乳だろうがお菜だろうが関係なく目一杯口に詰め込んで、リスの様に両頬を膨らませてもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐして食べる。 リスだ。

          もぐもぐ

          エッセイはじめてみた。

          "友人は元気か?今もちゃんと仲良くしてるか?" "健康には気をつけて全力で今を楽しめ" 確かそんな内容だった気がする。 当時中学生だった私が二十歳になった私に向けた手紙だ。 "中学の頃から考えてること対して変わんないな" その手紙を受け取った二十歳の私の感想。 何故か昔から、 "今は今しかない、時は短し恋せよ乙女、 今を全力で楽しまなくては" こんな感覚がずっと脳裏に焼きついている。 前世で何か相当後悔したのだろうか。 おかげで、ことあるごとに「せっかくだから」

          エッセイはじめてみた。