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生きていたんだよな


大学二年生のGW
医者から「甲状腺がん」を突きつけられた

正確にはがんの半歩手前だったし
良性腫瘍だった。

大学の健康診断で
「病院に行け」と言われていたが
大学一年生のスケジュールでは行けなかった
授業を休まないと行けないのはイヤだったし、
病院が普通に遠すぎた。

だから、インドに行っている時に
悪化した。
インドで甲状腺が腫れたため
1週間入院した。
そこでこの病気が恐ろしくなった。


君の膵臓をたべたいは好きだった
けど自分がなるとは思っていなかった。

ただ、どこかで貴重な体験だとも思った。

今思い返すとストレスと過労ではないかと思う。
それくらいにスケジュールを埋めていた

あいみょんの「生きていたんだよな」は
生きることを強制しないところが好きだった。
今でもあいみょんを聞くと
インドを思い出すし、泣いてしまう。


甲状腺がんは20代でも平気でなる。
ただしがんの中では死亡率は低めだ。

手術は成功して
今生きていられる。

病院食はおいしかったし
看護師さんは話を聞いてくれた

ただ、首からチュウブが生えていたのは
今思い返してもコワい。


生きていればいろんなことがあるし、
ちょっとだけ目の前に死が見えた

ありがとうを言えるのなら
惜しみなく言った方がいいし
家族と過ごせるなら
過ごせるうちにかみしめたほうがいい。

もし、今日が最後なら
今日は満足だったか。
それが連続で続くようであれば
何かを変えた方がいい

と、スティーブジョブズも
演説していた。


インドにいるときに
「友達が死んだ」と大学生の友達が言った。
無免許でバイクを運転していたのだ。

咎めたいわけではなく
死とは突然やってくるものだと
思った。


「明日くたばるかもしれない、だからこそ生き急がねばならない」
「いまの私物が遺品になり得る」


目に見えないものを信じること。
SNSでは見えてこない人の奧を知ること。

それが人間の本質なのです。

人生は、やりたいことをやったほうがいい。
そしてそれを叫び続けろ。

取り急ぎ以上です

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