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人生はネタ探し


東京という街


たまたま同じ部活だったりとか同じ学校だったりするだけで彼女になったり親友になったりするということが、高校時代までは大いに有り得たことだった。

たまたま同じバイト先だったりよく行くお店が一緒だったりだけで旅行に行ったり夜を共にしたりするということが、大学時代ではよくあることだった。

社会人になり東京に来て、同じ会社にいるだったり同期だったり近くに住んでいるだったりだけではそういうことは起きないのかもと思ったりする。それは自分がまだ出逢っていないからなのか気付いていないからなのかもしれないが、少し寂しいなと思う。

人ならいっぱいいる。その環境をまだ私は生かしきれてはいない。東京に来て約1年で自分の生活リズムを知り土地勘を身につけることが出来たから、今年はもう少し積極的に行動してみようと思う。

そのために、自分が好きな物は好きだといい続けようと思う。好きだと言っていい続ければ、同じように好きだと感じている人が寄ってくることを私は過去の体験から知っているから。


孤独は強さ


少し話しただけでこの子とは波長が合うという感覚を抱く。もちろん逆もある。そしてきっと私も思うし相手も思うことだろう。そういうお相手と出会うことは人生の中でとても有意義で嬉しいことだ。

私は孤独を味わったことがある人を信頼する癖がある。浪人していたり留年していたりSNSをやっていなかったり、人生のある一時を1人で過ごしてきた人を信頼している。いや、その人の強さを信じている。

人はふとした瞬間に壊れるということを私は知っている。頑張りすぎて燃え尽きてしまったり、人生にふと希望が持てなくなったりする時がある。だけど、絶望を体験したことがある人は強いし対処の仕方を知っている。だから、自分がもし生きていくことが辛くなった時に助けてくれるだろうという信頼がある。

そして、今、友人たちに私は助けられている。

ほんの少し前に彼女と別れ、孤独に絶望していた。朝起きて誰からもLINEが来ていないこと、土日に誰とも予定が入っていないこと、もし死んだとしても誰にも気づいて貰えない不安、挙げればキリがない。

でも少しずつ元気になってきた。夜は早く寝ることで病まずにすむ。週に2回はランニングをすることで体力がつき、体力は自信に繋がる。規則正しい生活をすることで心も健康になる。

今、私は自分らしく生きられている。

やはり、人生に孤独は必要だ。孤独はポジティブな側面も持ち合わせている。


人生はネタ探し


友人がいった「最近人生に飽きてきた」という言葉に危うさを感じた。その友人も私と同じく就職と同時に上京したやつだった。

「何を見ても何を食べても時間が経つとどうでも良くなってしまう」と彼が言うもんだから、「だったらもう自分が作る側になるしかないな」と私は言った。

ドラマのどんでん返しも小説の怪奇なトリックも日本全国の観光地も一通り行くとふと人生がどうでもよくなると聞いたことがある。僕はまだその域には達してはいないが、やはりそうなったら自分の体験を元にして何かを作るしかないなぁと思う。

自分にしか作れないものがきっとあるだろうし、何にだったら自分は面白いと思うのか、何にだったら自分は熱量を注げるのかを知るいい機会にもなるだろう。

だけど、20代前半なんてまだ若い。知らないことの方が多い。新しいことを体験したり見聞きするだけで楽しいと感じるくらいのポジティブさがあった方がきっと楽だ。

だから私は、人生はネタ探し、と思って生きている。

だから、noteを通じて自分の考えや体験を文字にしている。私は今ここにいると発信することに意味があると私は考えているし、やはり言葉にできることはとても楽しいと思う。

そして、私は一ヶ月後に2週間ヨーロッパに行く予定である。

きっと私の人生はまだまだこれからだ。


p.s.

最近思わずスクショしたものたち。

「考えすぎも良くない」
「誰かに依存する前に自分を大切に」


恋愛は楽しい。もはや娯楽かもしれない。

そして、自立しているからこそ誰かに振り回されたい。自分、1人ではもう楽しさを見いだせなくなったのなら、相手にエネルギーを注ぐことで楽しさを見いだせるのかもしれないです。

「未来はまだまた無限」

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