人生にもっと旅を
ちょっとヨーロッパまで行ってくる
私が働く会社は、年に1回「山ごもり休暇」といって好きなタイミングに9連休を取得できる福利厚生が存在する。その9連休に有給と祝日をくっつけて2週間のお休みを取る事が出来た。
2週間休みを取る、と聞くとやはりワールドカップの時のあの写真が甦ってくる。
社会人になってまとまった休みが取れるのは凄く嬉しいし、「いつかヨーロッパ行けたらなぁ」という夢を叶えることが出来る。
私自身は、年始にヨーロッパ行くことを思い立ちフライトチケットを予約した。ギリシャまで片道4万円台で行けることに驚きだった。
(早めにチケット予約するの大事ね。)
今回の旅のメインはギリシャとイタリア。世界遺産と食と景色。ギリシャはパルテノン神殿。イタリアはピサの斜塔とコロッセオは行きたい。現地でカルボナーラとピザも食べたい。
ミラノ▶︎フィレンツェ▶︎ピサ▶︎ヴェネツィア▶︎ローマ、と「地球の歩き方」を片手に行きたいところをピックアップしたものの、一人旅なので気分次第で行動を決めたい。スイスの山岳鉄道にも寄るかもしれないし、そのままパリまで行ったっていい。
日常から離れて、都市の喧騒から距離を置いて、スマホに依存せず、自分の心と向き合い、心の余裕を取り戻す旅にしたい。
学生時代、旅で得た知見
現地のB級グルメに、観光スポット、映える景色、旅をする目的は人それぞれだ。
私は車窓から見る景色が好きなので、「青春18切符」を愛用した。なんなら社会人になって東京から実家に帰る時でさえ使ったりもする。
妹も青春18切符は毎シーズン10回分買っているし、私がもともと3月に休暇を申請したのも、3月であれば青春18切符が使えて日本を旅できると考えていたからだ。
ただ今回はヨーロッパに行くことにしたので、リアル「世界の車窓から」をお届けすることになります。
大学四年生の頃には日本を回れたのは、時間に余裕があったのもあるし、ただ単に電車に乗りたかったという理由もある。
だから、旅の思い出は?と聞かれた時に、別になくたっていいと思う。もちろん目的があるのは素敵なことだけど、非日常を味わうことも大事だと過去の経験から知っているから。
数万、数十万とお金をかけてたくさん写真を撮って、思い出を作ることはもちろんなのだが、旅の良さは、自分の心の余裕に気づけることではないか、と思う。圧倒的な大自然に、荘厳な建造物を前に感動すること、その感動している自分に気づくことが旅の良さだとも思う。
旅をすることでしか見られない景色がある。
旅をすることでしか満たせない好奇心もある。
そして、母にヨーロッパに行くことを伝えたら「見聞を広めておいで」と背中を押して貰えた。
渡航準備
今回は20Lのバックパックでの旅をする。必要最低限のものだけを持って行くことになる。案外必要なものが少ないことに気づいたし、自由気ままな旅にキャリーケースは重たいのでパスした。
ただ、旅の2週間前まで計画することにめんどくささを感じてしまい、なかなか準備を進められなかった。ツアーにすればよかった、と考えたりもした。やはり自分で1から計画するというのはなかなかに心が折れることだった。
だけど、今は自由に行動できることにワクワクしている。おそらく現地に着いたらけっこう緊張すると思うが、、、。
1年が早かった。
平日は仕事のことしか考えていなかったし、土日は一瞬だし、日常はエンドレスだった。
プライベートもTwitterとtiktokに時間を溶かしていた。きっと暇だったんだと思う。暇で何でもいいから面白いこと起きてくれと思っていた。
だからこそ、世界の車窓からエネルギッシュを感じ取り、自分が求めているものを見つけたい。
まぁ全然何も得られなくてもいいから、気ままに行ってきます!
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