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エッセイ

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#随筆

強欲な壺漬けわたし

半年ほど前から知り合いのインスタに社会人の彼氏が登場するようになった。スーツを着ているし、写し方が後ろ姿とか首から下とか、恋人ですとはっきりいっているみたいなもんだ。

スーツ彼氏は仕事帰りにかわいい女子大生の彼女を飲みに連れていく。大学生と違って羽振りが良さそうだ。クリスマスにもブランドのバックなんかプレゼントしていた。

最近は顔をはっきり写すようになった、その度に「あ、そんな大したことないな

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まだまだ大人になれない私は

「大人になったわたしたちは」の同じ夜の話。

一緒に給食をつついてた彼らは目の前でテキーラをあおっていた。人は年月が経つだけじゃ大人にはなれない。なんとなく変わってないなとも思う。こういう子は昔からこうだった。調子に乗るのだ。潰れるぞ。今に潰れる。

酔った男は女子に絡む。

こんなご時世、駅前は新成人で溢れかえっていた。寂れたと思ったこの街もこんなに若者がいるのか。

なんとなくおもしろくなくて

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大人になったわたしたちは

久しぶりに同級生と会う前、自分がどんなテンションで、ノリで、態度で接していたか分からず緊張してしまうという経験はないだろうか。

ましてや、思春期を迎える前の小学校の同級生となると尚更である。人は思春期にある程度の人格が形成されて以後そんなに大きく変わることはないように思う。だから、同じ空白の10年を過ごしても高校時代の友達か、小学校の友達かによって久しぶりに会った時の感触は大きく変わる。

私は

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