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過去に、夢中になった食べ物たち

こんにちは
オーストラリアに住んでいるフミです🍇


先日、玉村豊男さんの「毎日が最後の晩餐」を
一気読みして、フードエッセイ最高って思いました。
いつぞや、おすすめ本の募集記事を書きまして、
Harukaさんというnoterさんからおすすめされたもの。

そんな影響を受けて、わたしも食べ物の話を。
大した話はないのだけど、
一時期、狂ったように食べたものたちについて。


鹹豆漿(シェントウジャン)

2017年の10月、1人ではじめて台北を訪れました。
もともとは友人と2人で行く予定だったのだけど、
大型の台風が来ていて、心配した友人はキャンセル。
一方のわたしは飛行機が飛ぶなら平気でしょう、と
航空会社任せで向かったのでした。

無事に着陸した台湾は、秋晴れ。
とても気持ちいい1週間を過ごしました。
現地は何語が喋られるのかも分からぬまま赴き、
日本語が通じる時もあり、気楽な旅でした。

物価は日本より安く、街のカジュアルな食堂では
300円ほどでお腹いっぱいいただけたと思います。
漢字で書かれたメニューを見て、
何となくわかる気がして頼むも、
思っていたのと全然違うものが出てくるのも面白い。

鼎泰豊とか思慕昔とか、
日本にいても耳に入る人気店を巡りました。
だいたい周りがカップルなのが辛かったけど笑。
数人で行けばもっとあれこれ食べられただろう、
と思うのも少しだけ残念ではありました。

ある朝、早起きして並んだのが阜杭豆漿。
ビブグルマンにも選ばれる、人気店。
お目当ては鹹豆漿(シェントウジャン)。
豆乳に酸っぱ塩っぱい味付けがされて、
ネギや揚げパンが放り込まれたとろみのあるスープ。

揚げパンもさらにトッピングしていただきました。
それは、とにかく沁みる味なのです。
豆乳スープとは言え、出汁の旨みもたっぷりの具も、
満足感をしっかりくれる一杯でした。

帰ってからも、その味が忘れられないのです。
豆乳を常備し、いろんな酢、いろんな具を試す日々。
なかでも、süという福岡にある果実酢メーカーの、
林檎酢と麻辣醤を使って、何度も作りました。
お気に入りの具は干しエビと搾菜とネギ。

搾菜をチキンときゅうりまたはネギと一緒に
サラダにするのがお気に入り料理の一つですが、
わざと搾菜を余らせて、鹹豆漿を作りたい。


パクチー

わたしがパクチーを一番摂取していたのは16歳。
広島で過ごした高校時代、美術予備校の昼休憩に
しょっちゅう行っていたのが、にんにくやマナオ。

店名が少し変わったようですが、いまだにある。
ここで必ずオーダーしていたのが「パク盛り」。
いちばんのお気に入りのパッタイと
ガパオライス、グリーンカレーなどが定番。

パクチーはカメムシの匂いと思っていたわたしも、
この辺りから、スパイス料理とパクチーのコンビに
どんどんハマっていったのでした。

大学時代まで個人的パクチーブームは続き、
スープや春巻きに巻き込んでは、
友達の2割くらいに嫌がられていました。

ちなみに、オーストラリアに住んでいる今、
パクチーはコリアンダーと呼ばれていることが多い。
日本でコリアンダーというと、スパイスのイメージ。
同じ植物なのですよね。


餃子

実家では餃子は手作りが当たり前。
というのも、子ども三人全員よく食べるので、
平気で100個ほど作らないといけない。
その数買うと高いでしょ、ということです。

母1人で包ませるわけにはいかない。
家族もいる人で包みます。
だから、餃子を包むのはもともと得意でした。

でも、大学の時、なんでそこまで?ってくらい
餃子に激ハマりした時期がありました。
ぎょパと称した、ただ餃子を食べる集いを開催。

本まで買って😂
具はキャベツにするのか白菜にするのか。
ニラやにんにくは入れるのか、などなど。
皮づくりも挑戦しましたが、市販に勝てない笑
もっちりもいいけど、薄くてパリッとした皮がすき。

大学3年生のころの餃子

結局、キャベツとネギを限界まで微塵切りにして
(時にはジューサーのようなものに軽くかけて)
豚ひき肉といっしょに市販の皮で包んで焼く。
これが私の中で定番の形になりました。

でもたまには、鶏ひき肉と白菜でさっぱりと、
ニラとエビで香りよく、などなど、
バリエーションも楽しい。

オーストラリアに来てからは、
市販の冷凍餃子を焼いたことしかないけれど、
またやってみようかしら。
外国人のお口に合うのか、心配ですが。


こうしてみると、結局アジアンフードばかり。
洋食も好きなのだけど、
やはりハマる・凝るのはアジア食なのかも知れません。

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