「明日を語るな、明日を創れ...」
こんにちは、ふるぽてくんです。
大谷選手がついにワールドシリーズを制覇しましたね。子供の頃にアニメメジャーをみていたのですが、現実世界で吾郎を超える存在が現れるなんて思いもよらなかったです。また、選手のみなさんが人生の大勝負に挑む姿にとても心が打たれました。
【定例】おすすめされた本コーナー
ふるぽてくんブログでは、おすすめされた本コーナーを定例化しています。
本は、紹介者とのコンテクストの共有や苦しい時の道標となり、成長の手助けをしてくれます。
すでに読んだことがある本が多いと思いますが、もし新たな出会いになればいいなと思い、続けていきます。
第13弾は、「成功はゴミ箱の中に」です。
マクドナルド創業者のレイ・クロックの自伝であるこの本は、僕にとっては「執念」とはなんぞやを強烈に教えてくれました。
「賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ」というビスマルクの言葉があるように、ビジネスの世界で生きていくには先人(創業者など)の過去に触れるのが一番だと考えています。こちらにも、創業者に関する本を探す中で出会いました。
「チャンスを逃すな」や「未熟でいるうちは成長できる。成熟した途端、腐敗が始まる」など、本質を突く名言は多く登場しますが、僕はタイトルにもある「知りたいことはゴミ箱の中に」という章が大好きです。
「競争相手のすべてを知りたければゴミ箱の中を調べればいい。知りたいものは全部転がっている。私が深夜2時に競争相手のゴミ箱を漁って、調べたことは一度や二度ではない。」
可能性を狭めているのは自分だと強烈に指摘をくらう一文です。
映画もあるので、ぜひみてみてください!
【本文】チームビルディングの一つの在り方
様々な組織風土や文化、近年より多様さが増した人間、奇跡のような出会いを経て、結成されたチームが世の中にたくさんあります。
チームを任されたリーダーや管理職は、えてしてチームビルディングに苦しみます。僕もその1人でした。メンバーが3名の時もあれば、17名の時もありました。正解などない中で、苦心しもがき続ける日々を過ごしています。
ある日、人事組織を勉強するためにセミナー兼交流会に参加し、チーム内コミュニケーションをどうすべきかというテーマで話をしていたところ、外資メーカーの人事担当役員の方からこのようなアドバイスをいただきました。
「ジョブ型雇用では、メンバーシップ型と異なりビジョンや共通の目標を掲げてそれぞれが隙間を埋める働き方がとても難しい。だからビジョンを何度も伝え続けるような頭でっかちなMTGで前に進まない」
「そこで、うちのメンバーにはこのように伝えています。「明日を語るな、明日を創れ」、要は今この瞬間にメンバーと一緒に前に進めよう。一緒に手を動かして、一緒に達成をする日々を過ごそうよ、ということ」
「コンセプチュアルなワークは、デスクに座っていない時も四六時中しているはず。そんなの思いついたらメッセージだけ送っておけばいい。一緒にいる時間は前に進める、形にすることに徹すれば、成功体験を共有できるので、結果としてチームになっていくの」
この言葉は今でも僕の指針になっています。
プランニングの仕事が多くなるとコンセプチュアルなメッセージングが増えます。経営層や上席と話すときに特に増えます。そしてそれを少し編集してメンバーに伝えるMTGをやってしまいがちです。
この日以降、ドキュメントで展開して個別で質問をもらう方法に変えました。すると驚くほどにメンバーと接する時間すべてを課題解決や推進に使えるようになりました。まだまだ研鑽は必要ですが、チームビルディングの一つの在り方としてみなさんにお伝えします。
【さいごに】自己紹介
【紹介文】
僕はフルーツとポテトが好きだ。 ただ、目の前に欲しそうな人がいるとあげてしまう。 人を応援することと喜ばせることが好きな僕は、時に不安を抱える「野良の総合職人材」になっていた。不安を抱える総合職サラリーマンと共に来るべき未来を信じて。
書き続けるとnote更新が楽しくなってきました。
ネタが続くかなと不安だったのですが、過去の日記を見返すとたくさん言葉をいただいてきたんだな、もっと発信していこうという気持ちになりました。これからも続けていきますので、よろしくお願いします。
先日書いた記事がとてもビュー数が伸びました。
言葉をいただいた方にお伝えすると、ぜひどんどんシェアしてくださいと心強いメッセージをいただきました。
まだの方がいらっしゃったらぜひ読んでみてください。