ヨーロッパの美しい図書館その2 デンマーク王立図書館 【デンマーク】
スウェーデンの首都ストックホルムから夜行列車に乗ってデンマークの首都コペンハーゲンにやってきました。
無茶な行程を組んでしまったために、午前中しか滞在出来ないものの、行きたいの観光スポットは色々ありました。
世界三大がっかりスポットと揶揄される「人魚姫の像」、カラフルな街並みがとてもお洒落な港「ニューハウン」、どこか懐かしい香りがする遊園地「チボリ公園」、妹にお土産を頼まれた「スーパーマーケット イヤマ」、そして、デンマーク王立図書館(Det Kongelige Bibliotek)です。
デンマーク王立図書館(新館)
デンマーク王立図書館は1906年に完成した旧館と1999年に完成した新館の2つから構成されている現役の図書館です。
新館は「本は国の宝」として宝石箱をイメージして作られました。
花崗岩を使用した外壁が太陽光やライトアップによって照らされると、黒く煌めいて見えることからブラック・ダイヤモンドと呼ばれています。
北欧最大級の図書館でもあり、デンマーク国内の全ての出版物を保管する法定納本図書館としての役割があります。
日本の国立国会図書館と同じですね。
このブラックダイヤモンドの素晴らしいところは、ガラス越しに広がるコペンハーゲン港です。
最上階近くまでガラス張りがなされており、そこから差し込む日光はとても美しいです。
綺麗に磨き上げられた花崗岩が鏡面反射しています。
内部に入ると歩く歩道がありますので、それに乗って内部に進みます。
振り向くともう幻想的な雰囲気が。
動く歩道を抜けて、エレベーターで上階に登り、渡り廊下に向かうと眼下にはこのような風景が広がります。
横のフロアは図書室、閲覧室、会議室などになっています。
また1階にはカフェや本屋、地下にはコンサートホールが併設されています。
図書館内部にはもっと色々あるのですが、時間がなかったので、泣く泣く次の目的地であるニューハウンに向かいました。
ちなみに、ボートツアーでもブラック・ダイアモンドは定番のスポットです。
アクセス
デンマーク王立図書館はコペンハーゲン中央駅からバスで10分弱の場所にあります。
中央駅から66番バスに乗り、Det Kongelige Bibliotekというバス停で降りるとすぐです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
⭐️ヨーロッパの美しい図書館シリーズ
・その1 ストラホフ修道院図書館 【チェコ】
・その2 デンマーク王立図書館 【デンマーク】
・その3 ストックホルム市立図書館 【スウェーデン】
・その4 ザンクト・フロリアン修道院図書館 【オーストリア】
・その5 オーストリア国立図書館 【オーストリア】
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