他人と比較して苦しい時にやるべき３つのこと｜最上志向の視点

ついつい他人と比べてしまう。他人と比べて、自分は全然できていない。自分なんてまだまだ至らないところばかり。

こんな苦しい思いをしたことがある人に便利な３つの視点をお伝えします。

結論の全体像はコレです。

僕は、コーチングをしながら、頭の中でこんな風に要素分解して、質問を投げかけて言語化してもらっています。（コーチングとは、相手の現状や目標を聞き出して整理をして、目標達成のサポートをすることです。）

よく他人と比較してしまう人や、目標になかなか届かなくて苦しい人は参考にしてください。
ストレングスファインダーの最上志向が高めの人に起こる傾向があると思っていますが、ストレングスファインダーを知らなくても、最上志向が上位じゃなくても大丈夫です。

①理想の状態を具体的に想像して体感する

誰かと比べる必要なんかないと言われても、比べてしまうのが人間ですね。こういう時、比べてしまうことを否定して押さえ込もうとしてもなかなかうまくいかないわけです。

だから、なんで比べてしまっているのかという自分の中の根幹に意識をむけた方がいいです。

誰かと比べて、自分が足りないと感じてしまったり、嫉妬してしまったり、人間は差分を感じやすい生き物です。

最上志向があると、目標の対象が、その道のプロとかと比べてしまうこともあるくらいです。

自分がまだまだと感じるのは、まだ自分が届きそうにない目標を設定しているからです。

だってもうすぐ届きそうな目標だったら、苦しくないでしょ。

届きそうもないから苦しい。

つまり、目標を高めに設定している。高い理想を描いている可能性があります。

理想が高い、目標が高い場合は、それを細切れに（チャンクダウン）して、届きそうな中間目標を置くという技術もあります。

でもまずは、自分が思い描いている理想の状態を実際に手にしたらどんなことが起こるのかを、あたかもそれができたかのように体感してください。

それを手に入れたとき

見える情景、聞こえる音、身体の感覚まで本当にそれが手に入った場面になり切って感じてみてください。

理想の状態を感じてみても、心が沸き立たなかったら、たぶんそれはやりたいことではないです。

外部から押し付けられた目標とか、本当は望んでいないことだと思います。

自分と他人、今の状態とありたい状態とのギャップが苦しく感じたら、自分が思い描く理想の状態をなるべく具体的に想像して体感してみてください。

②憧れるエネルギーを意識する

他人と比べて、嫉妬してしまうこともありますよね。

どうでもいいと思っていることは、嫉妬しません。僕は寿司職人とか憧れてしまうけど、嫉妬はしない。でも料理研究家みたいな人はちょっと嫉妬します。

それは、自分が料理好きで、いつか料理に関して発信するのもいいかもなんて密かに願っているからです。

目標とのギャップを感じた時に、自分の中にある憧れのエネルギーを感じてみてください。

届かなくて苦しい時、理想の状態に身をおいてみると、苦しさの奥にある、心の奥の憧れのエネルギーを感じるのではないでしょうか。

ワクワクする、嬉しくなる、充実している、満足している、何かポジティブな感情が湧いてくるはずです。

③自分が動ける発動条件をパターン化しておく

目標が大きかったり遠かったりすると、なかなか行動に移せないことがあります。先ほど、目標を細分化するのも一つの技術だとお伝えしましたが、ここでもまた違う方法を紹介します。

世の中に、様々な習慣の作り方とか行動の方法とかHow Toの情報が溢れています。自分に合うものを見つけられた人は、それを着々とやってください。

まだ見つからないという人は、正解は、本屋さんにも、僕の記事にもありません。

答えは、あなたの中にあります。

少しずつ過去を振り返っていって、自分が行動できたパターンを思い出してください。

今までうまくいったことは何ですか？
困難を乗り越えたときはいつ？
とても調子が良かった時はどんな状態？
何か夢中になったことはどんなこと？

その時に、発揮されていたのがあなたの強みです。

仲間と一緒にやる、細かい計画を立てる、数字の根拠を出す、リスクを洗い出す、他人の感情を意識する、など。

人によって、パターンがあるはずです。

ネガティビティバイアスというものがあります。人は、できたことよりも、できなかったことに意識が向きやすいのです。

できない理由を探すよりも、うまく行ったパターンとか条件を知っておくことが大切です。

まとめ

他人と比べて苦しいと感じたら

✅自分が思い描く理想の状態をなるべく具体的に想像して体感する
✅苦しさの奥にある、憧れのエネルギーを感じてみる
✅今までうまくできてことから自分が動けるパターンや条件を見つける

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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