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「あえて数字からおりる働き方」GIVEによる信頼貯金で「意味のある」人に

こんにちは、フカドク!です。
本日は先週発売されたタイムリーな本をロムより紹介していこうと思います。
時代のトレンドを見据えた上で今後の生き方や過ごし方について考えさせられる本となっています!

著者:尾原さんについて

著者である尾原和啓さんは、インドネシア・バリを本拠地としながらIT批評家という肩書きの元、数々の方とのコラボなどを通して、世の中のトレンドを見据えて情報を発信しています。
赤いマフラーがトレードマークで道端で赤いマフラーをしているから声をかけらたこともあるそう!笑

「モチベーション革命」や「ITビジネスの原理」をはじめ、様々な本を執筆されていますが、個人的には「アフターデジタル」を読ませて頂いた時にもっとも衝撃を受け、それ以来尾原さんの本は読むようにしています!

いつも時代の先を読みをしていて、なるほど!と思うことが多いのですが、その先読みの根拠となっているところが人間の深層心理のような人のココロをベースに捉えられていることが多く、個人的にとても深く納得できる内容が多いです。

役にたつから意味のあるへ

本書では時代の流れを見通して、AIなどで仕事が置き換えられて行く中、どのような人が今後求められているか?が書かれています。
その中で重要なワードが役に立つから意味のあるです。
役にたつ、は仕事ができる・タスクがこなせるということですがこれはAI・機械に代替されます。
一方で意味のあるは◯◯さんだから頼みたいというように信頼ベースでのやりとりになるので、これはAIや機械に代替されません。

このような意味のある人間になるために、信頼を積み上げて生きましょうというのが本書の大きな趣旨だと感じています。
ただし、その時にありがちなのがいいね◯件!フォロワー◯人!というような数字ベースの目標を立ててしまいがちですが、そうではなく、自分の好きなことを発信する、自分の自分らしさを出した上で少数でもいいので信頼されていくような進め方が結果的には意味のある人になって行くのではないか?と書かれています。

この進め方がタイトルであるあえて数字からおりる働き方に繋がっているのかな、と思いました。
共通しているのは発信する、自分らしさを出す、というGIVEの精神で、ひたすらGIVEをすることで結果的に信頼される人材になるし、自分にとって新たな視点や考え方を取り入れることができる、といいことづくめなんですね。

また、少数でもいいので信頼されていく、という話は前回自分より紹介させていただいたファンベースに繋がる話だと思います。

選択をしないという意思決定はその人の人となりを強くだしている

本書ではそんな意味のある人材になるためのGIVEの仕方についてのtipsがいくつか紹介されていましたが、特になるほど、と思ったこちらを紹介します。

GIVEをする上で自分という人となりを相手に伝えるということも大事ですが、同時に相手が何を思っているのか・どのようなポイントで自分がGIVEすると刺さるか?ということを見極めた上でGIVEすることが重要と書かれています。

その上で相手が何を思っているのか?を計り知る上でポイントとなるのが何を選択しなかったか?ということです。
特に経営者は決めることが大事になってきますが、その中でも何かをしないと決めることは何かをする決断以上に勇気と根拠が必要であるということが書かれています。
このしないことを決断した背景を知ることでその人の人となりや何をベースに物事を考えているのか、ということが色濃く出ているのではないか、ということが書かれていて、今後自分も相手のやらなかった決断を見て、どういう人なのか?ということを考えてみようと思いました。

おわりに

情報社会になることで、意思決定スピードの速さがより大事になった現在において、信頼は非常に大事であることがわかる本書でした。

確かに、◯◯さんは信頼しているからお願いするよとか、◯◯さんだから特別にね、という話はよくある話でこれはスピードがものすごく早くて有利ですよね。

自分も、まずは目の前の人からこのような意味のある人だと思ってもらえるようにしてもらいつつ、信頼してもらえる人をたくさん増やしていきたいと思える良書でした!

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